照明には余り気を遣わなかったことと照明での失敗は、「昼行灯ならまだいいのですが」<2011年4月30日>で書きました。照明に関しては他にも「失敗だったのでは?」と思うことがあります。
アパートで使っていた蛍光灯がいくつかあったので、それはそのまま使うようにしてもらい、あとは設計士に任せました。リビングは天井に埋め込む形の蛍光灯で、シンプルだけれども天井がすっきりしていてとても気に入っています。
玄関やサニールームなどもダウンライトで天井がすっきりしています。若干暗めかなと思いますが、それほど明るさを必要としない場所なので問題はありません。
「失敗だったかな?」と思うのは節電に関してです。寝室の照明の位置」<2011年10月31日>の最初に「少なくともLEDへの交換が容易かどうかを考えて選んでおけば良かった」と書いた、そのことです。
一番長い時間照明を使うのはリビング、次がパソコン室です。この2室をLEDに交換すると、かなり節電になると思います。それでLED照明器具の価格の動きなどにも注意して見ています。
電器店に行くと、白熱電球と交換するLED電球と、天井に取りつけるLEDシーリングライトをよく見かけます。部屋の照明ということで考えればLEDシーリングライトになります。
アパートで使っていたのは全て引っかけシーリング(パナソニックのHP「シーリングライトの取りつけ方法」に分かりやすい図があります)に取りつけるタイプなので、引っ越しのときに自分で 取りつけました。
LEDシーリングライトも引っかけシーリングに取り付けます。だから引っかけシーリングに取り付けるタイプであれば、これまでの蛍光灯から簡単にLEDに交換できるのです。
でもリビングは直管の蛍光灯(円ではなく長い蛍光管を使うタイプ)を天井に埋め込んでいます。その蛍光灯と同じ形状のLEDライトがあればそのままで交換できますが、そんなタイプは見かけませんでした。
となるとLEDシーリングライトと交換するためには今の蛍光灯を外して新たに引っかけシーリングを取りつける必要があります。電気工事と今の蛍光灯を外した後の穴を塞ぐための工事も必要になります。
それでもう一度電器店に行って尋ねてみました。そしたら直管のLEDランプも出ているというのです。安定器の工事が必要なタイプと不要なタイプが、蛍光管売り場の隅っこに少しだけありました。従来の蛍光灯のソケットにそのまま取りつけることができるタイプのLEDランプが売られていたのです。
しかし性能面ではどうなんだろうと思いました。インターネットで調べてみると、パナソニックでは「安全面、性能面での課題が指摘されてきた」との理由で、従来の蛍光灯のソケットでは使えないタイプにしていると書かれているページがありました。しかし電気工事は必要なようで価格はかなり高くなりそうです。
充分に調べていないので、パナソニック以外でも安全面・性能面をクリアする製品があるかもしれません。どちらにしても、今の蛍光灯周辺を大きく変えることなくLEDにする方法があることは分かりました「直管形LEDランプが規格化されました。」と書かれていることページもありました。
照明の選び方が失敗だったと思わなくていいような製品が、手ごろな価格になるのをもう少し待つことにします。