アスベスト患者と家族の会 連絡会  尼崎・東海支部の活動

 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 尼崎支部は2005年10月に誕生しました。

 その年の6月末に報道されたクボタショックにより、大変に多くの方が苦しんでいることが明らかになりました。今まではアスベスト被害は「労災」であると考えられていたことが、実は大変な「公害事件」でもあると判明したのです。

 何の補償もされないで苦しんでいる方達の為になんとかしなければ…と考えられて誕生した支部です。尼崎支部は労災の救済だけでなく、「アスベスト公害」を全国に発信する支部として活動しています。 クボタ問題がアスベスト公害の出発点となり、全国の被害者が平等な救済と治療を受けられて、子供達に不安のない未来を引き継いでいかなければいけません。

私たちは以下の活動を行なっています
  • ①アスベストやそれによる病気の情報を交換することなどを目的として、アスベスト関連疾患を持つ患者やその家族、また遺族で定期的に集まりを持っています。
  • ②2ヶ月に1度、患者の手記などが掲載されている機関紙(『尼りかん』)を発行し、会員を中心に送付しています。
  • ③決して風化させてはならないクボタショック。私たちは毎年6月に、アスベスト問題の現状報告やクボタ周辺住民被害者の発言などが行われる「アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会」を企画し、広く参加を呼びかけてきました。
  • ④アスベスト関連疾患に遭われた方々が国や企業を相手に裁判で訴えています。私たちは傍聴や抗議行動などを通してその方々を支援しております。(対日本通運・川崎重工・建設関連など)
私たちの手記を本にしました




























非売品





私たちは2021年1月30日これまでの会から独立して
アスベスト患者と家族の会連絡会(尼崎・東海、西日本、東日本の各支部)を立ち上げました。














〈連絡先〉
〒660-0802 尼崎市長洲中通1-7-6
TEL/FAX 06-4950-6653