OKコミュニケーションの期待する姿は、
普段の生活の中でOKコミュニケーションが使われることです。
日常会話の中で、互いにOKメッセージを交わすことはもちろんですが、
いろいろなイベントの中で「OKカードの贈呈」を活用して、感激を伝えてください。
OKカードを日常に使う事例をご紹介します。
またこのとき、OKカードを贈るだけではなく、特製のカードホルダを準備すると、
贈られたOKカードの保管ができ、記念として残すことができます。
@ 職場目標に対する活動に対してOKカードを渡す
毎週、職場の目標を決めているけど、活動がマンネリ化していると感じませんか?
OKコミュニケーションで、活性化しましょう。
毎週の職場目標に対して、職場の仲間の活動の様子を観察します。
「良いな!」と感じた活動を見つけて、その活動の内容をOKカードに書きます。
書いたOKカードは全員が集まる朝礼などで、
書いた人が読み上げて活動した人に手渡しします。
互いに仲間の行動を認めることで深い絆ができるとともに
OKカードを渡された人は、承認される喜びを感じ、自信を持ちます。
さらに、他のメンバがその良い行動を見習うようになり、チーム内に展開します
A 掲示板にOKカードを貼り出す
お互いにギスギスした感じがして、もっとチーム内の絆を深くしたいと思いませんか。
そんなときは、OKカードを互いに交換して仲間意識を高めましょう。
まず、全員分の個人別の掲示板を作ります。
そして、仲間の「いいな!」と感じた行動や会話などをOKカードに書いて
その人の掲示板に貼ります。
互いに仲間の行動を認めることで深い絆ができるとともに
OKカードが掲示された人は、承認される喜びを感じ、自信を持ちます。
さらに、他のメンバがその良い行動を見習うようになり、チーム内に展開します
B 定年退職者にOKカードを贈る
定年退職する方に、感謝を込めてOKカードを贈ります。
同じ職場のメンバ以外に、過去に所属していた職場や、関係していたお客様などにも
お願いしてOKカードを書いてもらうと、さらにうれしさが大きくなります。
OKカードは、退職の日に全員が集まった贈呈式で一人ずつ本人に渡してください。
C 永年勤続表彰でOKカードを贈る
Bの定年退職は、一人に一度しかありません。そこで、永年勤続表彰で贈ります。
例えば5年ごとに永年勤続表彰があれば、全員が5年ごとにもらうことができます。
やり方などは、定年退職の場合と同じです。
D 転出する人にOKカードを贈る
異動で転出する人にOKカードを贈ります。
E 職場研修でOKカードを贈る
研修生に、その成果や意欲に対して、毎日OKカードを贈ります。
研修生からも、職場でよいと感じたことをOKカードにして贈ります
もちろん、職場の指導者に対する感謝も贈ります。
F 会社の上司、学校の先生、家庭の親がOKカードを贈る
良いところを見つけて、OKカードを贈ります。
目上の者から始めて、日常的に全員が互いにOKカードを贈ることを目指します。
日常的にOKカードを贈る事例をご紹介しました。
しかし、これらは、まだまだほんの一例です。
これに限らず様々な場面でOKカードを贈る習慣を作ってください。