sans sujet
_ ちょこっと確認できたりする。まあ大したことはあるまい。昼以降は消えたし。
_ 池袋西口。《ビックカメラ》の玩具売場、《大地屋文庫BOX》、古本屋×2。《古本大学》は今月いっぱいで引っ越すそうな。
_ 挽肉入りオムレツ、焼売。
sans sujet
_ が朝からおかしいですよ? ちょっと頭を振るとすぐにくらくらする。薬のせいか鼻のせいか。
_ でたかぁ、デジタルレンジファインダー。
実:これってacephale君が欲しがってるBESSA R2にそっくりじゃない。これってデジカメなの?
俺:そうですよ。コシナとのコラボらしいです。
実:「コラボ」って言うと、戦前フランスの対独協力みたいだけど、まあいいか。で、確かBESSAはLeicaの交換レンズが使えるんだったよね。
俺:これもそうです。だから、今Leicaブランドで出ているデジカメなんかよりはずっといいんじゃないですかね。ただ通常のMマウントボディに着けた時より焦点距離は長めに出るみたいですけど。
実:って言うと?
俺:エルマリート21mmの超広角レンズが32mm相当になるんで、超広角が普通の広角になっちゃうんです。
実:うんうん。なるほど。あれ? デジカメなのにフィルム巻き上げるの? レバーが付いてるよ。
俺:フィルムは巻かないですけど、シャッターチャージをそれでやるそうです。いかにもマニュアル機で撮ってますって気分にさせるのが目的らしいですよ。
実:ていうことは、もちろんオートフォーカスじゃないんだ。
俺:もちろんです。ただBESSAと違ってAEは付いてますけど。
実:これだったら、acephale君でも欲しいんじゃない?
俺:残念ながらその読みは外れてます。
実:そうなの? あ、値段がとっても高いとか。
俺:30万円近くになるだろうって噂ですがね。でもそうじゃなくって、例えば30年前のLeicaで今も写真は撮れるけど、今のデジカメが30年後も使えるかって考えたら、肯定的な答えって出せないように思えて。
実:ああ、なるほど。そう言えばacephale君、BESSAについて前話してた時、プラスチックと電子のカメラは一生ものにはならないなんて言ってたよね。
俺:ええ。まあ30年先に銀塩フィルムが残ってるって保証もないんですけど。
実:それじゃやっぱりBESSAにするんだ。
俺:するんだ、って、あの……
_ 《ヨドホビ》をちょこっと。
_ 鱈ちり、昨日残った挽肉で再度オムレツ。
malgré moi
_ 目が醒めると0640hだったりするので寝直し。
_ 次に目が醒めた時は時計を確認せずうだうだ。
_ カーテンだけ開けて本を読もうとするが、1頁進まない内に意識が飛ぶ。駄目だこりゃ。
_ で、結局0830h頃寝床離脱。まだ眠いけど今日はいろいろあるんでしゃーない。
_ 長襦袢を来ていたらおくさんに力一杯「えっ!」と言われたので、今日は洋装。
_ いろいろその1は、娘の保育所の説明会。園長先生(ってのか?保育所なのに。でも所長っつーとなんか変だし)が厳しそうなので身が引き締まる。だが公立の施設は資金面がかなり厳しいらしい。父母への連絡は携帯電話ではなく固定回線にかけるとまで言っていた。
_ 帰ってきて昼食済ませてからいろいろその2。近所でやっているフリーマーケットを覗いてから《カメラのキタムラ》。おくさんが今使っているFinePix 4500の電池の保ちの悪さに業を煮やして後釜の物色中。
実:今度はおくさん?
俺:いやあの……
実:分かってるよ、acephale君が唆してるんでしょ?
俺:いやーあのー……
_ いろいろその3。娘関係の買い物でR16瑞穂町《THE MALL16》。おくさんあれこれ買い物。こっちは広いのをいいことにぽてぽて歩き回る娘を追い回してひぃひぃ。抱き抱えると身をよじらせて逃げようとする。それを見ておくさんが「とーれとれぴーちぴち」とか歌う。
_ ここの《Village Vanguard》で、韓国のかっぱえびせん(キムチ味らしい)を発見したおくさんが一発捕獲。そう言えばここで扱っていた『デスレイン』は最近コンビニでも扱うようになったな。
_ いろいろその4。入間《AEON》に転戦して娘がらみの買い物の追加。こっちはさっきと同じく娘を追い回す。
筆者:娘よ、父はあんまりくたびれると散財するぞ。
おくさん:何それ……人のせいにしないで散財したければすればいいのに。
と言われても3桁のちまちました散財と違うからなぁ……
_ 試食。全然辛くない。それどころか塩味も薄い。おくさんは「甘くておいしい」なんて言いながらぼりぼり喰っている。その感想はちょっと違うと思うが……
_ 保育所の話で、数日前に仮退院になった酒鬼なんとかから始まっていくつかの事件のケースを挙げて、「あの人たちは頭は悪くない、成績は悪くないんです。でも社会的な部分の成長が足りない」云々と。ふと、現代社会で主流になっている数字での評価の限界ってことを考えた。企業なんかでも「数値目標達成」「目標を数値化して示せ」と言うし、学校ではテストの点数だの偏差値だの志望校合格可能性率だのと、とかく数字が付いて回り、それ故にか数字にならない部分がいきおい無視されがちって気がする。数字に出来ないから評価できない、とでもいうわけなんだろうか。数字が客観的でも何でもないってことはままあるのに。
_ 移動中のラジオで「セレブ」がどうのなんて話をやっていた。曰く、海外の本当の「セレブ」はお金持ちだって言うのは当たり前で、それ以上にいろいろなものが付いて回る、と。ああ、noblesse obligeか。そも日本で「セレブ」なんて軽々しい和製略語で呼んでいる自体嘘くささ満載なんだが、そいつらのほとんどはcelebratedでもcelebrityでもない、ただの金満家だぞ。
_ 同じラジオの中で、アメリカなんかでは歩き方を矯正するために靴を作って云々と言っている。こういうのを聞くと、どうも向こうでは人間の体を単なる機械的なものとしか扱っていないように思える。人体にICチップを埋め込むなんて話も平気でしているようだし。と言ったら、おくさんが「キリスト教がそういう側面を持っているから」と返した。
筆者:ああ、キリスト教では自然は征服すべき物って扱いだったっけ。
おくさん:狩猟民族の姿勢だよね。
筆者:あれ? もともとキリスト教ってユダヤの土地から出てきたんだろ? あそこって狩猟じゃなくて遊牧じゃないか?
おくさん:でも発達はヨーロッパの狩猟民族の間でしょ。
筆者:つまり途中でおかしくなったのか。
機能優先の功利主義の前では「身體髪膚 受之父母 不敢毀傷 孝之始也」なんてナンセンスなんだろうな、きっと。もっとも中国だって纏足ってのがあったわけだが。仁とか孝は男だけのものだったのかな。
tel que je suis passé hier
_ 自動的に睡眠時間6時間で覚醒する哀しさ。
_ 起きちゃったので特売品を買いに車で走る。
結:特売品って何?
俺:娘のおむつ。
結:なぁんだ、つかいっぱか。
_ 和服で車に乗るのにいちいち下駄からスポーツサンダルに履き替えるのが面倒だったので、その足で浦和《着る物屋》に走り、模造草履を買う。
_ 帰るとおくさん掃除中。邪魔者を連れ出す意味もあって娘を散歩に。ふと思い立って、CONTAX T2にEBを詰めて持ち出す。去年の秋に賞味期限切れになってるけど、冷蔵庫に入れておいたし、それほどの劣化はあるまい。
_ まあ散歩と言ってもちゃんと決まったコースを歩けるわけじゃないので、家の前と裏の遊歩道をふらふらと。
_ 家の前で一輪車で遊んでいた女の子(幼稚園か小学校低学年)2人が「おかし食べられますか?」と声を掛けてくる。ありがたいけどまだ無理だ。
_ しかし和服じゃいい加減暑いな。
_ ぶんぶんおかいもの。《松屋》で昼飯を喰ってから《ダイソー》とか《イトーヨーカドー》とか。おくさんは《カメラのキタムラ》の広告の品で出ていた、型落ち処分のデジカメをゲコ。
_ そしてまた店毎に娘を追いかけて歩くのであった。
_ 鶏南蛮風饂飩(葱抜き)。
acheté les libres
_ 昼に古本屋とRMSをはしごして3冊捕獲。内1冊は昭和26年刊という時代物。
真寿美:芥川龍之介の評論ですか。出版社は……酣燈社? 何て読むんですか?
俺:「かんとうしゃ」だって。今は『航空情報』誌とか、メカ方面のムック中心にやってるらしいけど。
真寿美:この時代はこういう文芸評論もしっかり出せてたんですね。
紗妃:で、懐かしくて買ってきたというわけですか。
俺:おいおいおい、いくら精神的65歳だからって、この本をリアルタイムで読んでいるわけじゃないぞ。
_ あと今更ながら中勘助『銀の匙』なんか買ったが、これは松岡正剛の『千冊千夜』の記事を読んで。
_ kaguraのデジタイザが年中狂うようになってきた。もうダメかな?
紗妃:後継機はもうcliéしかないですが。
俺:ああ、でももうそういう方面への投資は出来る限りしないことにしようかと。
紗妃:え?
俺:だからその妙なことを聞いたって顔はよしなさい。ほれ、最近そんなに出番があるわけでもないしさ、それにモノにばっかりかまけてるといかんだろうなと思うわけさ。
紗妃:またそんなことを。
俺:でもこんなにあれこれ買えるようになる前の方が頭は動いていたように思うよ。ほんと。
_ 鯖の味醂干し、豆腐と菠薐草の味噌汁。舌が荒れてて食べにくい。
les éternuements
_ ハァー こむらがえりで夜も明ける
_ 今日は花粉症全開。日がなずるずる。それもしごとばにいるとひどい。花粉症なのかオフィスアレルギーなのか。
真寿美:オフィス「ダスト」アレルギーですね。
俺:いや、「ダスト」がなくてもあながち間違いとは言えない。
真寿美:あのー……
_ しごとばで、姐御M嬢とK夫人が「インドの山奥で」の次はどう続くかと訊いてきた。もちろん通常のではなく、子供の時に流行った(あ、歳がバレる)替え歌の方。「でんでん虫」だったか「でん六豆」だったような記憶があるが…… 話を聞くと、女衆で昼飯時に話題になったらしく、M嬢は「骸骨飲んで死んじゃった」とか、K夫人はとてつもなく尾籠になっちゃっているとかで盛り上がったそうな。
_ で、ちょいとGoogleで引っかけてみたら、わざわざ全国のヴァリアント分布を調査しているサイトがあったので感動。その中にはK夫人の「途轍もなく尾籠」版ってのはなかったらしいが。
_ 焼きそば。
_ 《小さな魔女さん》からリンク逆探知。
le premier anniversaire
_ 昨夜さすがに耐えきれなくなって鼻炎の薬(漢方ではなく新薬の方)をのんだ。くしゃみと鼻水は止まったが、予想通り口渇がひどい。
_ さっさ帰りたい日に限って夕方からしごとを突っ込まれるんだよな。まったく。とっとと片付けて30分遅れで逃げたが、明日続きと別件積み残しが残ってる。やれやれ。
_ 帰りの駅で3回共悉く、ホームに行ったら電車が丁度入ってきたとか発車間際だとか。待ち時間0の乗り継ぎ。
真寿美:ご用って、おくさんに頼まれてたケーキ屋さんですね。
俺:うん。どうせ本人は食えないんだけど。
_ おくさんがはりきって作る。ビーフシチューにレタス、トマト、伊予柑のサラダ、赤ワイン(CHIANTI)、昼間来た義母の手土産だという肉まん。
紗妃:そしてお嬢さんが寝た後で両親がケーキを食べると。
俺:ふははははは……
sans sujet
_ だる〜 最近は洗濯機の音が気になって目が醒める。
_ 昨日図書館で借りてきた折り紙の本を見ながら折りまくる朝と昼のしごとば。
_ 高田馬場駅周辺。
_ 鰆と玉葱の煮物、豆腐の味噌汁。
sans sujet
_ 昼、商店街を散歩していたら、3歳児と子犬が戯れていた。3歳児は子犬にぺろぺろされたらしい。とても微笑ましかった。
_ 同期W夫人が産休に突入。EX-S2を持ち歩いているのをいいことに、女衆にカメラマンを頼まれる。
_ 新宿《さくらや》ホビー館。『エリア88』の戦闘機ミニチュアがあった。出ていたサンプルを見る限りではさほどの出来ではないのでゲコ。
_ 同じく《さくらや》メディア館。フィルム、CD、MDのブランクメディア、デジカメプリンタ扱い。もとカメラ館だったところ。で、カメラ館を探すが見あたらず。おいおい……
_ 《チーズ王国》でLivarotを買って帰る。
_ サーバトラブルのどさくさにまぎれてサーバの時計直してるんじゃないよ、cyberhome。ログの時刻が狂っちまったじゃないか。
_ でも面倒だし業腹だからログの修正は入れない。2月3月はぐちゃぐちゃのまま放置。
sans sujet
_ 今日はこれといって予定もないし、天気も悪いらしいので寝倒すかと思ったが、0700hにトイレに起きてしまい、加えて娘も早起きしたらしく、トイレの音を聞きつけたおくさんが連れてくる。やれやれ。
_ 本当にすることがないので折り紙なんかしてみる。
_ 昼飯の材料を買いに行くかと腰を上げたら、雪が降ってますよ? 3日前は無茶苦茶暑かったはずなのに。
_ 午後から特にあてもなく車で出るが、R254BP下りが工事、R254上りがいつもの交差点を頭に渋滞していて、かえってストレスが溜まった。
_ 鶏と玉蜀黍のケチャップ煮、レタスとトマトのサラダ。またLivarotとCHIANTI。
_ 昨夜から左のこめかみが妙にぴくぴくして気持ち悪い。