sans sujet
_ 寝過ごさなかった。
実:バックアップを仕掛けておくと平気なんだね。
俺:いや、昨日がやっぱり例外だったんですよ。
_ 昨日梅雨入り発令したのにね。いや、日中降らないのはそれはそれでいいんだけど。
_ 神経が撥ねまくってます。
_ 探求者の逆探査で過去日記の綴り違いを発見。こそこそなおす。
_ 鶏南瓜煮、青梗菜と舞茸の味噌汁、トマトと貝割れ、とんぶり。
_ デザートに麩まんじゅう。
実:昨日は真夜中にケーキとシュークリーム食べてたけど……平気なの?
俺:まあ毎日じゃないですし。
実:毎日だったら完全に太ってるね。おくさんはお乳の為に必要だから分かるけど。
Notre-Dame regarde
_ なんだか今日は顔が妙にかゆい。
俺:虫でもわいたかな。
真寿美:やっだぁ! まさか顔ダニじゃないですよね。
俺:そんなのいるんかい?
真寿美:いるんですよ。かゆくなるのかどうかは知りませんけど。
俺:でもちゃんと顔は洗ってるぞ。下手な化粧もしてないし。
真寿美:どうしてacephaleさんがお化粧なんかするんですか。某ミュージシャンじゃないのに。
_ 鶴瀬《古本FRIEND》。河出書房新社から出ていた、オリンピア・プレスについての本が面白そうだったのだが、2000円を超えているので手が出せず。この辺だと文庫化してくれないかな。
_ で、そこから歩いて帰る。直線なら大した距離は無いのに、住宅街と畑の間をぐねぐね曲がりながら行かねばならない。
_ 今日1日で読み切ってしまった。
真寿美:昨日まで読んでたのが戦艦ビスマルクの本でしたよね。戦記物の後がこれですか。ずいぶん落差がありますね。
俺:ま、いろいろね。読んでて思いの外楽しかったけど。
真寿美:まさか電車の中で読みながらにやにやしてたり……
俺:はーい、2、3回してましたー。
真寿美:あ、あははは…… そうそう、内容とか文体とかっていうお話を買ってきた時にされてましたけど、その辺はどうでした?
俺:道具立ては典型と言ってもいいんだろうな。お嬢様学校と場違いなヒロインとか。しかし銀杏はやめておいた方が……あれは本当に臭いぞ。
真寿美:あ、経験者なんですね、acephaleさんも。
俺:うん、高校に雌の木があったんで、秋になるともうそこら中で踏みつぶされてて。
真寿美:うわぁ……
俺:文体の方は、比較的抑えながらもきっちり書き込んでいるなという感触。悪くなかった。で、時折一人称体で書かれているのと勘違いすることがあったんだけど。
真寿美:……ぱっと見だと三人称ですよ。
俺:うん、で、明確な心理描写や独白が出てくるのは主人公に限られてるんだな。それで彼女の語りと錯覚したらしい。
真寿美:普通主人公ってそういう書かれ方するんじゃないですか? 重点を置かれるのはやっぱり主人公ですし。
俺:でも俺の場合、君たちの話の時にはそういうやり方をしなかったんだな。中心となる何人かに分散させてそういう部分の描写をしてた。
真寿美:今書かれてるお友達を主役にした小説ではどうですか?
俺:ああ、そっちは確かに彼についてその辺を書いてるな。そっか、意識してないけどしてたか。
真寿美:それで風穴は開けられました?
俺:ごめ、その辺意識するのを忘れて楽しんじゃった。
真寿美:あらぁ……
_ あとがきによると、これって後日譚ならぬ前日譚らしいんだよな。この後に続くサブタイトル付きの8篇の方が実は本体か?
_ 牛肉と大根の煮物、胡瓜と若布の酢の物、味噌汁その他は昨日の残り。
_ 明日からこの日記も3年目。
sans sujet
_ 朝立ち寄った《ヤマザキデイリーストア》で、『明るいライトン生活』の食玩発見。ファスナーホルダー付きのマスコットなのだが、蓄光式だというのに惹かれて買ってしまった。それも2つも。
実:『世界の神話』といい『ビッグ・ワンガム』といい、今回のこれといい、絶対カバヤのお得意さんになってるよね、acephaleくん。
俺:まあ否定は出来ませんけど……
実:で、どれを買ってきたの?
俺:ライトンと、ゴミバケツにはまってるダストンです。あともしあれば、風呂桶に漬かってるバスタブーも買ってたかも知れません。
実:確かにユーモラスでかわいいけど……3つもいっぺんにはどうなんだろ。
俺:今月末の『WORLD TANK MUSEUM Vol.4自衛隊篇』は4つぐらいいっぺんに買いかねませんが。
実:そ、そう……ははは。
_ 昨日見付けた『オリンピア・プレス物語』(河出書房新社)、一応図書館をチェックしたら入ってた。初版が2001年じゃ、まだ当分は文庫化するまいな。
結:買えないなら借りて読めばいいじゃない。
俺:そうなんだけど、あの厚さだから持って歩くわけにはいかないしさ。
結:ああ、あんた電車の中が読書室だもんね。だからこの前実家から持ってきたHuxleyも読めないわけか。
俺:『すばらしき新世界』の文庫版は初版が昭和32年らしいんだ。こりゃ手に入らんし。
_ 麻婆豆腐、トマトと胡瓜withとんぶりマヨネーズ。
_ 一風呂浴びた後、夕涼みがてらおくさんから財布を預かって近くのコンビニへ。
最近姿を消していた丸永のあいすまんじゅうだが、新作の抹茶あずきが入っていたのを発見し、他数点と一緒に意気揚々とレジへ持っていくが、そこで初めて財布の中身が100円に満たなかったのを知る。どうしてそういう財布をよこしますかおくさん……
レジで品物を預かってもらい、慌てて家に戻り自分の財布をつかんで引き返す。夕涼みどころか一汗かいちまったじゃないか。
Rigourousement parlant, il y a quelque erreurs.
_ 第1次覚醒、0615h。いやん。
_ 第2次覚醒、0820h。布団を蹴飛ばして、寒くて目が醒めたか。そのまましばしごろごろ。
_ 寝床離脱、0930h。週末まともに起きるのはここしばらくなかったな。
_ 代わりにおくさんが全然起動してくれなかったが。なので、出来る範囲で家事あれこれ。
_ 昼御飯の準備も担当。メインはトーストで、おかずに千切り馬鈴薯と薄切り玉葱とコンビーフを炒めた奴を包み込んだオムレツを作る。
筆者:名付けてドイツ風スパニッシュオムレツ。
おくさん:それ、何か変。
筆者:札幌長浜ラーメンぐらい変か。
おくさん:そのたとえもすごいけど。
_ 夏の雨の匂いだねぇ。
_ かいもの。
_ おくさんのリクエストがあったので、《がってん寿司》でお好みお持ち帰り。味噌汁は自家製で豆苗。あとアボカドの刺身。
_ 直後にデザート。スーパーでどういうわけか父の日にかこつけて18cmホールの安ケーキが出ていたので、モンブラン風の奴を買って全部喰った。
_ 今夜はどへへH氏の昔語りの会のはずだが……後輩T以外の参加者はいるのだろうか。いなければ、二人の間に愛は芽生えたのだろうか。
真寿美:あの、acephaleさん、そのお二方って、この間リモコン戦車戦の時に来られた方ですよね。
俺:んだす。
真寿美:ということは、お二方とも男性ですよね。
俺:んだす。
真寿美:で、そのお二方の間に愛が……
俺:真に受ける奴もいないもんだがな……
_ また探求者のおかげで誤字を発見したのでこそこそ修正。
faire rien
_ また布団を蹴飛ばして目が醒め、ベッドでもそもそ(変な意味ではなく)していたらおくさんが起こしに来た。
おくさん:あと15分するとパンが焼けるんだけど。
筆者:ほぇ?
時計を見ると、まだ1000hにもなっていない。おくさん今朝はいったい何時に起こされたんだ?
_ 今回は南瓜餡の白パン。うまいぞ。
_ 天気も悪いし一人でふらふらしてくるのも何だし、さりとて何をする気になるわけでもないしという状態の半日。
_ 先週捕獲した『WHITE ALBUM公式ガイド』に楽譜があったので、『POWDER SNOW』をMelody Editor用楽譜ファイルに起こして公開。調子こいて、PC側でフルコーラス作って転送したら、ImportでFatal Errorを吐く罠。やむなく2番からラストまでに縮める。
_ 手作り餃子、トマトと貝割れ。25個があっという間になくなり、しかもまだ食い足りないと来たもんだ。
_ どへへH氏が『Routes』プレイ中らしい。またメインヒロインらしいのを最初に喰うと息巻いていた。
_ ビル火災後編。笑いたくて見てるんじゃないのに……
_ ガスの副作用が熱で帳消しになったってのはまあいいとして、倒壊してもなお存在していたビルの防災センターはいったい何処にあったのかという疑問もあるし、それにラスト、この大惨事の原因を作った二人組が「やっぱり安全運転が一番」などといいつつ平気な顔で車を走らせている。何のお咎めもなしですか?
_ FVさん、祝辞ありがとうございます。遅くてもいいんですよ、お目にとめていただければ。
les actualités
_ 目覚ましの先を越して覚醒。おくさんも0530hあたりに起こされたらしく、廊下を歩く音がばたばた。
_ 朝、新宿サザンテラスのデッキを歩いていたら、ベンチに座る人の黒いウィンドブレーカーの背中に「朱」の文字。もしやと思いよく見たら、その下に「©ねこねこソフト 2003」の文字が。あーやっぱりですか。こんなのも出てたんだねぇ。
_ 夕方にいきなり『Shine Wind』(『BLESS』より皐出囃子)が脳内再生開始されループ。
_ 春風亭柳昇と言えば日本には……一人もいなくなりましたな。
_ おくさんの十八番コーンと鶏肉のケチャップ煮、トマトと玉葱のサラダ。
_ 本日これにて終了。
真寿美:つまり平穏無事な週明けだったってことですね。
俺:まあ確かに波風は立たなかったけどね、つまりは仕事場行って帰ってきただけの一日だったってことでもある。
真寿美:行って帰ってって、お仕事もしなかったんですか?
俺:おいおい、一応したぞ、比較的真面目に。
真寿美:比較的ってどういう意味ですか。
俺:まあその辺はご想像にお任せいたします。
sans sujet
_ 朝、かったるいなーと思いながらも乗り換えないで立ったまま池袋へ。
_ これといってネタは落ちていない。
_ 意味もなくみずほ台でおっこちて古本屋、新刊書店各1のはしご。
_ 特売をやってるからってアイスを800円も買うことはなかったかも知れない。今日はおくさんが冷凍食品を幾ばくか買い込んでいるはずだから、冷凍庫に入るかどうか……
紗妃:いったいいくつ買ったんですか。
俺:300円のマルチパックが198円だったんで2箱と、後は100円ものが5個で398円だったからそれ。
紗妃:おくさんと2人で毎日食べても10日は行けますね。
俺:姫なら1日で喰い切れそうだが。
紗妃:アイスなんか一度にそんなに食べるものじゃありません。
_ 舌平目のムニエル。喰うところがない。味噌汁は浅蜊。
_ 日記のページがまたgooglewhackのネタとして捕獲されていた(投稿No.11534)。これで2度目だ。
sans sujet
_ なんとなく池袋。
_ なんとなくゲームセンター。キャッチャーマシンで『うるうるう〜る』という羊のぬいぐるみを200円一発で捕獲。
_ なんとなく《東急ハンズ》。1階で地球連邦軍制服、制帽、制ベルトを扱っていた。
_ 《タカセ》でイギリスパン1斤100円だったので買う。
_ なんであたしゃ電車の中で立ったまま財布に溜まりまくったレシートの整理&kaguraのEiCashへの登録なんてしてますかね。
_ 鶏の竜田揚げ、トマトと刻みキャベツ。味噌汁は昨日の残り。
_ へろへろなんでこれまで。はぅ。
êtant languissant
_ 昨日の夕方から、ここが痛むと体調を崩す、右足裏の筋にあるツボにびしっと来ていたのに、昨夜は膏薬を貼るのさえ忘れて轟沈してしまった。で、今朝起きてみたら喉に薄い痰が溜まっているし、右脚全体がしびれているし。これはやばそう。
俺:うつされたかな。しごとばで隣の席のおばもといおねーさまがじゅるじゅるだったから。
結:家に持って帰って来ちゃだめじゃない。
俺:分かってるさ。こっちだって好きで罹りに行ってるわけじゃないんだし。
_ こういう時は万事につけ判断力がた落ちなんだよな。
_ 仕事場の冷房がまた追い打ちをかけてくれる。だるいだるい。
_ 違うって……
_ 派遣I氏との話の勢いでエロ小説の行を幾ばくか書いてみるが、思い付く道具立てやらシチュエーションやらが余りに紋切り型なのに我ながら驚く。
実:人間の性的行動って、多様なようで実は大したヴァリエーションがないってことなのかな。
俺:実さんがこの話題にのってくるとは思いませんでしたよ。
実:何を言ってるんだか。あたしたちのストーリーだって、そういうシーンを入れるつもりなんでしょ?
俺:どうなりますかね。なくても済むと言えば済むんですけど。まあ入れるとしてもロマンティック寄りのノーマルな描写ですけど。
実:そのIさんのっていうのはノーマルじゃないんだ。
俺:出来ればその辺は突っ込まないでいただけると……
_ 無理矢理読み終えたというのが正しいか。昭和48年初版だから30年前か。にしても古すぎる。Rimbaudの詩に出てくるイメージはその根源を一カ所には求められないというごく当たり前のことを何度となく繰り返されても……
_ ドライカレー、トマトとキャベツ。
_ おくさんがつけている娘のログに、2日連続で「風呂うんち」の語が。2日連続でまみれてる父もつらいんです。
実:ご愁傷様。
le temps perdu en vain
_ 「まぁ、ボーナス」と読む。
真寿美:あ、出たんですね。
俺:蚤の涙ほど。
真寿美:またまたそんなぁ。
_ しごとばに貸しになっている時間の一部を取り返すべく時間前に逃走。
_ 何処に行こうか、秋葉原か、なんて考えながら、とりあえず新宿《さくらやホビー館》。ぴんと来ず。
_ さらに《三平ストア》とかゲームセンターとか見て、池袋へ。
真寿美:あれ? 秋葉原じゃなかったんですか?
俺:あー、行って何を買うでもないし。
真寿美:いろいろ見て歩くだけでも満足なんじゃなかったでしたっけ。
俺:なんかそれも気乗りしなくてさ。
真寿美:またちょっと問題有りの兆候ですねぇ。
_ で、《Café Brigitte》なんてのをふと思い出すが、どうせ入るわけでもなかろうと思い止め。さりとて他に行くところもないので帰る。
真寿美:あら〜……
_ 電車の中で、kaguraでBugTrapをやったが、ストレスが溜まるだけだった。
真寿美:あらら〜……
_ 地元で本屋と《桃太郎》をちょいと見る。そこでふと中野の《まんだらけ》にでも行ってみればよかったなんて思い付く。時既に遅し。
_ 帰ってもすることがあるわけじゃないので、おくさんの眼鏡を磨いたり。
_ おくさんが声をかけてきたので、窓の外の夕焼けを見る。そして宵の風。こういう感覚、すっかり忘れてしまっていた。
_ 鯖の干物。
_ 2300h近くなって出撃。
_ 東方面に行く機会がほとんどないので、4月に見付けた岩槻の《万代書店》に行ってみる。時間的にも気分的にもこっちの方が熊谷より近いな。店内も熊谷より整頓されているが、PCゲームの在庫は少ないか。フィギュア売場に、『世界の神話』仏教版が大量に在庫。しかし400円×3をつぎ込むのもなんなので見送り、収穫無しで離脱。
_ 県1沿いの《参極書店》も当たったが、こちらは意外にも2400h閉店だったので間に合わず。
_ 結局2時間ばかり走って帰還。
_ 『カトゆー家断絶』経由で「変なタイトルの曲」(クラシック分野)。不覚にも笑う。まあMozartもそれらしいわな。でもEric Satieを持ってくるのはなぁ。あの人の場合いくらでもあるんだから。あと最近の日本人のも、ちとわざとらしい感じが。