バブル時の贅沢な佇まい。
イケイケどんどんのバブル時の面影を思い起こさされた。

夜明け近くに目が覚めた。外は、しとしとと雨が降っていた。

今日のゴルフは無理とあきらめ　近くのリゾートホテル「エキシブ蓼科」で朝食を取った。
リゾートホテルでありながら朝食時間は8時オープンと　のんびりしたもので
来客もまばら、
しかし　蓼科のリゾートならではの落ち着きさえ感じられた。

贅沢な佇まい、客のいない大きなプールと大きな暖炉にバブル時の面影が残る。

ついでに、温泉に入り、ゆったり寛ぐことにした。

お昼前になると、精進がいいのか　予想も出来ないほどに　いつの間にか　すっかり雨もあがり、念願のゴルフができる日和に回復した。

いざ出発。三井の森蓼科ゴルフコースへ。

別荘のあるメルヘン街道の蓼科高原国立公園の中の林を下り、また、約２０分ほど上ると
三井の森である。

この当りは、国立公園内ではなく三井グループが開発した私有地であろう。

しかし、長野県は細い農道までもアスファルトが敷き詰められ、

奇麗に整備された道は、贅沢なバブル時の産物であり、

私もあの当時は、ゴルフ会員権だけで３億円あった。

しかし、今ではゴルフ会員権は、０に等しい儚さ。しかし、今は会員権も必要も無い。

その当時のイケイケどんどんのバブル時を思い出を起こさせた。

そんな事を思っているとゴルフ場に着いた。

閑散としたゴルフ場、静寂の中に八ヶ岳の連山が目の前に横たわり、
白樺でセパレートされたコース。

雨が上がった後の霧が山間にうっすらとベールを架け早朝の雨が嘘の様にゴルフ日和になった。

初夏の新芽と青々とした絨毯、丁寧に整備された豪華で奇麗なコースだ。

　　

このゴルフコースは、アップダウンとフェアウエーは松林に挟まれたせまいコース、

距離も確りあり誰も７０台は出なかった。

しかし、ゴルフは、アプローチとパターしたいで決まる。

もちろん、ドライバーがそこそこ飛ばないと論外だ。

時には、松林に入ったこともある。

そんな時は、確りフェアウエーに出して３打目をのせる。

乗らなければ、ボギーは仕方ない。

シングルには、必ず、アプローチの精度が要求される。

しかし、いつまで経っってもコンスタントに７０台のスコアは難しい。

この年で、元気にゴルフが出来る事に感謝！

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