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2012年1月7日
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はじめに |
今まで大きな病気をしたことのない私でしたが、2005年の定期健診で軽い貧血(当時のヘモグロビン Hb:12.5g/dl)が見つかったのが闘病生活のスタートでした。その当時は自覚症状は全くありませんでした。
大学病院で骨髄検査を受けた結果、「B細胞リンパ腫」の診断。少し様子を見るが貧血が進むようなら「早めに治療を開始したほうが良い」との事。
初めて聞く病名に、「何で自分が病気に?」、「この病気はどんな病気?」、「すぐに治るのかな?」、「きっと何かの間違え。自然に治るはず」と頭の中が混乱していたこと覚えています。
その後、徐々にHbの数値が低下していく事実と、貧血症状を感じるようになったことから徐々に現実を受け入れるようになりました。
(貧血の辛さにについては、 ”ひとりごと”を読んでください) |
『何とかなるさ』
一見、すべてを神様に託すような言葉に聞こえるかもしれないが決してそうではない。
「何とかなるように」 自らやれることはやり遂げて、初めて 「何とかなるさ」 と思えるものだと思っています。
「何とかなるさ」 と言える状態は精神的にもリラックスしており、これから治療を向かえるという場面では最高の心理状態ではないでしょうか?
私の場合、骨髄移植前は妙に落ち着いており、まさに 「何とかなるさ」という心理状態でした。 |
『あせらず、ゆっくりと』
血液の病気治療には、とにかく時間がかかります。
外科手術のように悪いところを取って、しばらく安静すれば・・・のような性質のものではありません。
抗がん剤による治療でも約1ケ月間の治療(1クール)を数回行う場合があります。
1日1日の検査データの変化はあまり気にせず、長いスパンで、あせらず、ゆっくりと前進してください。
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