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JR横須賀線「保土ヶ谷駅」下車東口 徒歩6〜8分
行き方
画像
JR保土ヶ谷駅東口にある保土ケ谷税務署脇から横浜清風高校方面へ向かう”かなざわかまくら道”があります。この道は、旧金沢道(金沢・浦賀往遷)、俗称金沢横町と呼ばれる道で古くより鎌倉へ到道として、知られていました。JR保土ヶ谷駅東口から歩道橋を渡って国道1号線を保土ヶ谷宿方面へ5分ほど歩くと信号があるので左折します。急な坂道があり、この坂は石難坂(磐名いわな坂)といい、坂の上の辻には北向地蔵があります。(一方通行路で出口になります。車の方は清風高校の脇から坂を下って下さい。)この坂道の途中に、右側に四阿(あずまや)のあるひっそりとした一角があります。ここが政子の井戸とも呼ばれる「御所台(ごしょだい)の井戸」です。(汲むこと、飲むことは出来ません)政子とは、頼朝の妻で、頼朝の死後に実質的に将軍のしごとを行い”尼将軍”と呼ばれた北条政子のことです。この井戸の水を政子が化粧に使ったという言い伝えがあり、この一帯が政子の所領する土地だったのではないかという説もあります。江戸時代以降でも、天皇や将軍が保土ケ谷宿の軽部本陣に立ち寄ったときには、この井戸の水が料理に使われたそうです。昭和の初めごろまで、このあたりには清水が流れていたそうで、「尼将軍政子の井戸はあふれいて、朝(あした)涼しく蟹あそぶなり」という詩も残っています。尚、政子の井戸の前に「御所台地蔵尊」があります。(階段を上がったところです)
由来・歴史
御所台の井戸《政子の井戸》(横浜市保土ヶ谷区)
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