進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

4/30 (水) の進歩　居室改造第一弾
研究室の私の居室の改造第一弾が行われた。部屋を間仕切りで二分割する前準備として、ガス台と流しとを私の居住側に移動するのだ。現在は、インキュベータ置き場側となる方にあり、そのままにしては不便である。よって本日移動して貰った。半日で終了。
　移動したおかげで、二分割後の部屋のイメージが出来た。本棚・書類入れ等も、現在の場所から動かす方が良さそうだ。長さを測りながらあれこれ考え、配置図を作り上げた。なんだかんだで収まりそうである。5/21 に間仕切りの設置工事があるので、その前に一部の本棚を移動する必要がありそうだ。間仕切り設置後に残りを動かす。皆、手伝って頂戴ね。

徳島大学医学部で行う論文の書き方の講演準備を進めた。本日も、Nature の論文と睨めっこした。おかげで、概ね出来上がった。
　本日得た知識。ヒト化マウスっているんだね。一瞬、ミッキーマウスみたいなのが思い浮かんだが、あんなの作ってはウザいだけである。遺伝子・細胞・組織の一部が人間の物に置き換わったマウスのことだそうだ(Wikipedia より)。これを使って実験するらしい。「ヒト化マウスも見た目は普通のハツカネズミである」という Wikipedia の説明に、「何だそれーー」とちょっと思った私であった。

今日も、人生相談一時間。

4/29 (火) の進歩　またしても勝てず
ベガルタ仙台 0-0 川崎フロンターレ。悪くはない内容だった。しかし、またしても勝てなかったことが重くのしかかる。

試合は夕方から。午前中は草むしりに励んだ。裏庭がすごい状態になっているので綺麗にしたい。その前にちょっと、敷地周りの道路側溝部分をと思った。これがけっこう大変であった。こぼれ種で、野草だの園芸植物だのが生えている。これらは残し、雑草だけを排除していった。ハコベに産まれると雑草とされ、オミナエシに産まれると山野草とされる。「この不条理はなにゆえにか」と嘆いてあげながら、雑草をぼこぼこ抜いていった。イロハモミジの芽生えも二つ。高さ 50 cm ほどの稚樹に育っている個体もある。「庭の土に生えると残され、道路の溝に生えると排除されるのはなにゆえか」と嘆かせるのは可哀想なので、イロハモミジは残している。しかし将来どうするつもりか。などとさまざまな無情を感じながら草取りをしていたら、お昼の時間になってしまった。裏庭出来ず。
　昼食を摂りがてらガーデンガーデンに行って、イングリッシュラベンダーとベロニカとを買った。花壇の一部が裸地化してしまっているので、復興計画を推進中である。

2 時過ぎに自宅を出て、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。観客席は寂しかった。満員のユアスタに戻したい。
　試合の方は、立ち上がりは一方的に攻め込まれる展開となった。しかし徐々に持ち直して互角の展開になってきた。後半になると完全に互角。FW 武藤のシュートが枠に当たるなど、「やはりこの人、点を取れないんだよね」と思わせるのであった。そのまま試合終了。引き分けは妥当とも思えるし、勝つことが出来たとも思えた。も、15 位を目標にじっくりと闘うしかあるまい。
　コンコースを歩いていたら、山元町のイチゴ売店の人に声をかけられた。生物学科卒業生の K 君ではないか。吃驚。イチゴ作りの会社に就職したんだって。美味しいイチゴを買わせていただきました。

4/28 (月) の進歩　論文査読の問題点
こんな論文を見つけてしまった。

Modelling the effects of subjective and objective decision making in scientific peer review. Nature (2014) 506:93-96

科学の世界では、研究者がお互いに投稿論文を査読しあう。問題のある論文を排除し、真に価値ある論文だけを出版させるためである。この論文では、こうした査読システムに問題があるのかどうかを調べた。その結果、査読結果は、他の研究者の動向に影響されやすいことがわかった。他がどう考えているのかに影響されやすいんだって。そのため、誤った考えが広まっていたとしても、それを自浄する作用が働きにくいそうだ。それはいけませんな。
　個人的に気になったのは、この論文を査読した人のことだ。なんか、すごくレジェクトしにくそう。迂闊にリジェクトしたら、「この査読者のように」とか言われちゃいそうだから。

5 月 11 日に、徳島大学医学部で論文の書き方の講演を行う。配付資料があったら、8 日までに送って欲しいとのことであった。まだ先のつもりでいたけれど、連休が入ってしまうではないか。というわけで、今日から講演準備を始めた。まずは、ネタとして使えそうな医学論文を探そう。そこで例によって、Nature の日本語要約を読みまくった。号を順番に遡っていったら、例のお騒がせ論文の号に行き着いた。ついつい見てしまった。そして驚いた。

Contributions
H.O. and Y.S. wrote the manuscript. H.O., T.W. and Y.S. performed experiments, and K.K. assisted with H.O.’s transplantation experiments. H.O., T.W., Y.S., H.N. and C.A.V. designed the project. M.P.V. and M.Y. helped with the design and evaluation of the project.

Y.S. さんて、先日の記者会見で、「論文が完成するまでには①着想②実験③解析や図表作成④文章書き上げの４段階があるとし、自身が加わったのは、最後の論文の書き直しから」(朝日新聞より)と言っていたのに。

4/27 (日) の進歩　スゲを粛正
我が家の庭の林床のスゲが見苦しくなっていた。もわっとした固まりになっていて、全然綺麗ではない。他の植物を除外してしまっているのも気に入らない。半分くらいに減らそうとスコップを取った。初めは ………。掘り取るとすっきりする。そのうち調子に乗ってきて、「我が家の林床にスゲはいらない」と呟きながら、どんどんと掘り取っていった。そして完全に粛正してしまった。ゴミ袋に 3 袋半である。酷いことする庭主ですな。
　その後、ガーデンガーデンとザ・ガーデンに買い物に行った。こうも暖かいと園芸気分をそそるからね。クレマチス・イングリッシュラベンダー・シラネアオイを購入。今度は、クレマチスを真剣に育てるのだ。薔薇に比べると愛情がないためか、かつて購入した株はいつの間にか消えていった。と思いきや、健気に新芽が出て来ている姿を発見。さらには、「薔薇に似合うクレマチス」などという文面を見て、急速にその気になった。薔薇と一緒にフェンスに絡めて、「いずれが薔薇かクレマチス」という極めてわかりやすい状況にしてやろう。

ベガルタ仙台レディース 3-0 FC 吉備国際大学 Charme。遠く岡山の地で、きっちりと勝利した模様である。さらに嬉しいことには、FW 小山季絵選手が出場した。復活おめでとう！昨季に靱帯を断裂し、長いリハビリに励んでいた選手である。辛い日々を乗り越えて、とうとう戻ってきた。あの弾丸シュートをまた見られると思うと嬉しくてたまらない。

夜は、黒田勘兵衛を応援しながら祝勝会をした。10 時には寝るつもりが、気づくと 11 時半。「10 時には寝ていた」という点では多分その通りなのであるが、居間でというのがよくない。このところ、一人で飲むと必ず寝ている。どうにかしたい。「大勢で飲んでも必ず寝ている」という学生の声が聞こえそうだが。

4/26 (土) の進歩　またしても
ベガルタ仙台 0-1 清水エスパルス。これで 3 連敗。

試合は午後から。午前中は、庭仕事をしたりあんを美容院に連れて行ったりした。今季二度目の芝刈り。まだら模様が激しい。生育の良い部分と悪い部分との差がすごいのだ。しかも、悪い部分の比率が高い。何年か前までは、この時期には綺麗な芝生になっていたのに。いったいどうしてしまったのだろう。とりあえず肥料を蒔いてみた。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。前半の仙台は良かった。清水の攻めを封じ込めシュートを打たせなかった。しかし、好機を作るもののゴールを割ることができない。後半になると互角の展開に。そして一瞬の隙を突かれて失点してしまった。そのまま試合終了。0-1 の敗戦となった。
　今季リーグ戦、9 試合でわずか 4 得点である。しかも、流れの中からの得点がない。深刻な決定力不足に陥ってしまった。いったいどうすれば良いのか。1 点取れば、それがきっかけとなるのか？エース FW ウィルソンが未だ無得点なのも気になる。

4/25 (金) の進歩　統計の勉強会
今日はほぼ丸一日、統計の勉強会をした。まず初めに私が、生態学会の集会での粕谷さんの話(生態学における AIC の誤用)を紹介した。冒頭のスライドに、「投稿論文に AIC とだけ書いたら、Artificially Intelligent Catle? と書かれたことがある」と書いておいたのだが、皆にまったく無視されたことが悲しかった。ついで皆が、 Ecology 誌 3 月号の特集 "Forum―P Values and Model Selection" を紹介してくれた。かなり高度な内容であった。正直難しかった。P 値も捨てたものではない。結局、目的に合わせて手法を選択することが大切ということか。
　個人的に印象に残ったのは、"To P or not to P?" というタイトルの論文があったことだ。胃が悪くて悩んでいたとき(実は今も悩んでいるが)、"To beer ot not to beer" とこの日記に書いた(2003.11.25 の進歩参照)。外人も同じようなウケを狙うのかと感動した。

ベガルタ仙台は明日、敵地で清水エスパルスと闘う(14 時試合開始)。実は苦手な相手である。しかしそんなことを言っている場合ではない。仙台に必要なのは勝利のみ！何がなんでも勝って、V 字回復を始めよう。
　レディースは明後日、敵地で FC 吉備国際大学 Charme と闘う(13 時試合開始)。こちらは確実に勝って、首位の浦和を追いかけよう。

4/24 (木) の進歩　講義の感想
なんか疲れて帰宅した。飲み過ぎたか。と、筑波大学附属駒場高校の生徒さんから講義の感想が送られて来ていた。早い。好評だったようで何よりである。「目から鱗」という言葉が数人の感想に載っていた。嬉しい。頑張って、立派な課題研究を進めておくれ。

せっかく東京に来たのだからと、伊勢丹の食器売り場を覗いた。と、お洒落な器を見つけてしまった。ついつい購入。織部焼きなり。料理を盛るのが楽しみだ。ただし学生に、バーベキューの器に使われる懸念がある。

4/23 (水) の進歩　筑波大学附属駒場高校で講義
今日は、筑波大学附属駒場高校で、ポスター発表の仕方を講義する。昼前に東京へと向かった。そして、最寄り駅の駒場東大前に行った。ここに降り立つのは久しぶりである。東大にはけっこう行っていたから。しかし今日は反対側へと向かった。筑波大学附属駒場高校に着くと、担当の U 先生にさっそくお会いした。そして 16 時から 18 時まで講義を行った。聴衆は、20 人ほど。一学年まとめてという講義ではなかった。参加生徒は皆、これから課題研究を進めていくそうだ。研究活動に直結することなので、熱心に聴いてくれたと思う。質問もたくさんしてくれた。
　U 先生、お世話になりました。お呼び下さればまた喜んで伺います。

午前中に、生物学科三年生向けの講義をした。花のジレンマというお題で、訪花昆虫を誘引することのジレンマの話をした。おおむね、熱心に聴いてくれたと思う。頷いてくれると元気が出るよね。ただし今日も質問は出なかった。質問をして盛り上げて頂戴！

筑波大学附属駒場高校で講義をした後、帝国ホテルの吉兆に行ってしまった。とても美味しかった。とくに、鯛の兜汁が凄かった。おつゆの旨さに感激。鰹昆布と鯛のあらのお出しだそうな。それを何度も漉して透明にする。今度挑戦してみよう。

4/22 (火) の進歩　居室改良へ
研究室の私の部屋に新規設置されたグロースチャンバーが始動を開始した。つまり、居室の半分が実験室となる道へと動き出した。ガスと水道の場所を移動し、遮音パネルで部屋を半分に仕切る。すでに発注済みである。私の居室となる部分は、心地よい生活空間にしよう。 -------------- しかし本棚が多過ぎる。置く場所がないかも。ほぼ半分を占拠している学術雑誌を見るにつけ、捨ててもいいのではないかと悩む。ネットで読める時代なので、印刷物はいらないだろう。

かえちゃんと卒業研究の相談。その方向で調べてみよう。
　かえちゃんを、名字の頭の「若」を取って「若様」と呼ぶ動きが広がっている。まみちゃんを、名字の頭の「上」を取って「上様」と呼ぶこととの対であるらしい。確かに、上様と若様がいらっしゃるならお家安泰である。あいや、上様は天下人のことなので、その御威光天下にとどろくと言うべきか。「領収証の宛名では?」などと思ってはいけない。

Mathematica のシミュレーションを実行中。うー、良い結果が出ない。試行錯誤しようにも、一回の計算に数十分かかるので、いろいろと試すのも大変である。うーー。しかし、現実世界では 1 億年とかをかけて起こったことなので、数十分でどうにかしようという方がおかしいか。

明日は、生物学科三年生向けの講義をした後、筑波大学附属駒場高校に出張する。ポスター発表の仕方の講義をするのだ。次回更新は、木曜日か金曜日の予定である。

4/21 (月) の進歩　佐々木監督が来ていた
昨日のベガルタ仙台レディースの試合に、なでしこの佐々木則夫監督が視察に来ていたそうだ。すごい。内の選手で目に止まった人はいたのだろうか。現在二位のチームなんだし、代表がいても全然おかしくないと思う。
　とうわけでベガルタ仙台レディースは現在 2 位である。この勢いで首位を目指そう！

人生相談一時間。

生物学科三年生向けの講義の準備をした。その後、モデルをちょっと改良してみた。上手くいくのかどうかはわからない。これで駄目だったら、~~言い訳を考える~~開き直る。

4/20 (日) の進歩　埼玉に勝利ありがとう白幡社長
ベガルタ仙台レディース 1-0 AS エルフェン埼玉。1 点差だったものの、内容は圧倒していた。
　昨夜は異様に遅かったので、9 時前の起床となった。重い身体に鞭を打って 10 時前に出発。試合会場である石巻に向かった。
　観客席には冷たい強風が吹き付けていた。昨日といい今日といい、寒いのはもう嫌だ。しかし、我がクラブが圧倒的に支配していたので、心は温かかった。ところがなかなか点が入らない。日本代表の元守護神 GK 山郷選手が守るゴールを割ることが出来ずに試合が進んだ。引き分けるのはもったいない。そんな中、後半 25 分にMF 上辻佑実選手が決めてくれた。その後はきっちり守り 1-0 で勝利した。でも、あと 2-3 点は取れたのではないか。というか、取って欲しかった。
　試合終了後、コアサポから「しらはた」コールが起きた。最初は、何を言っているのかわからなかった。と、白幡社長がピッチに現れた。そうだった、白幡社長だ。仙台史上初めて、サポーターに愛された社長である。惜しまれつつ、今月 25 日に退任する。観客席には、「ベガルタレディースの父白幡大社長」の横断幕が。サポ代表から感謝状も贈られた。ほんに、良い社長さんだった。もっと続けて欲しかった。白幡社長、5 年半の間どうもありがとうございました。

帰宅後、室内で炭火焼き肉をした。昨日のバーベキューの残り野菜が大量にあり、処理する必要があったのだ。半分はつまみとして頂き、残りの半分は弁当のおかず用に焼いた。それでもさつまいもが大量に残った。明日煮物にするか。

4/19 (土) の進歩　かえちゃん歓迎会
今日、我が家でかえちゃんの歓迎会をする。まずはバーベキューをし、暗くなったら室内で二次会となる。楽しみなり。
　その準備のため、ちーちゃん・まみちゃん・かえちゃんと朝市で待ち合わせることになっていた。ちょっと早く着き過ぎたので、片平キャンパスを散歩。冷たい風が寒い。桜の下では、いくつものグループが花見をしていた。この寒いのによくやるなあ。その後、朝市に移動して皆と合流した。私は魚を買い、皆は野菜を買った。ダイエーでは、イタポンとバラモンが肉を買っていた。
　我が家に移動し、ちーちゃん・まみちゃん・かえちゃんを相手に魚のおろし方の講習会をした。皆、じっくりと頑張ってくれた。その甲斐あり、例年に比べるとかなり薄い中骨を切り出していた。かつては、身がたっぷりと付いたハンバーグのような中骨もあったのに。ただし今年は、身の方に、鮫に食べられたような痕があったりした。
　4 時半くらいから、庭でバーベキューを始めた。向かいの公園の桜を楽しめたのは良かったのであるが ………。えらく寒かった。片平で、花見をしている人々のことを「よくやるな」と思ったのであるが、そう予定したのだから仕方ないのかと痛感した。でも、楽しかったし美味しかった。バーベキューの最後には、藁を燃やして鰹の叩きをした。藁火がちょっと弱かった上に鰹が異様に大きかったため、焼きがちょっと足りなかった。失敗。
　室内に入り、7 時位から 2 次会をした。皆でおろした刺身に、私の手料理を出した。

皆、大いに楽しんでいた。ちーちゃんと IH 調理器の話となり、突然に私は土鍋をあげたのであった。以前にも、みーちゃんにすり鉢をあげたことがある(2013.2.21 の進歩参照)。相変わらずわからん行動をするな。この土鍋で美味しいご飯を炊いて頂戴ね。夜も更けると、部屋を暗くしてランプを灯したくなる。しかし、ランプの芯の具合がよくなかった。かなり酔っていた私は、ランプを分解して、石油の染みた芯を素手で触った。ちーちゃんもちゅうちょなく素手で掴み、「弾けているねえ」と感動したのであった。

ランプの宿。
実に楽しかった。午前 3 時近くに、名残惜しくお開きとなった。今度は薔薇の時に！
　というわけでかえちゃん、酒井研へようこそ。お互いに頑張って、充実した研究室生活にしよう。魚のおろし方もマスターしよう。

かたや我がクラブは、サガン鳥栖に 0-3 の惨敗を喫していた。攻め込んではいたものの、上手いこと 3 点取られてしまったらしい。厳しい闘いが続く。

4/18 (金) の進歩　明日は鳥栖戦、明後日は埼玉戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にサガン鳥栖を迎え撃つ(14 時試合開始)。渡邉新監督のもと、再生の兆しを見せている我がクラブである。水曜日の鹿島戦も、敗れはしたものの内容は良かった。明日は必ずや勝利して、ホームサポに復活の印を見せよう。
　レディースは明後日、石巻フットボール場に AS エルフェン埼玉を迎え撃つ(13 時試合開始)。前節は、日テレベレーザに悔しい敗戦を喫してしまった。明後日はすかっと勝って、すかっとさせて欲しい！

卒業生のワコタンが研究室に遊びに来てくれた。可愛い後輩と交流！あっと言う間にワコタンワールドが広がった！

来週の水曜日に、筑波大学附属駒場高校でポスター発表の仕方の講義をする。本日、配付資料を送った。担当の U 先生、よろしくお願いします。
　統計の勉強会の準備をようやく終えた(ことにする)。他の担当者もよろしくお願いします。
　デラックス論文は、もう一改良必要ということになった。

4/17 (木) の進歩　桜満開
我が家の近辺の桜が満開だ。

ずっと向こうまで、道路沿いに桜が並んでいる。この時期、この道路のど真ん中を歩くのが好きである。

みっちーに手伝って貰い、デラックス論文の改訂を進めた。一通り終えたので、一晩寝かすことにしよう。明日確認して英文校閲に出す。
　その後、統計の勉強会の準備を進めた。一日で済ますつもりがもう五日目だ。いい加減に終えたい。我が凝り性もどうにかしたい。

食後にコーヒーを飲もうと思い、コーヒーメーカーをセットした。挽いた豆の蒸らしから湯の注ぎまで自動でやってくれる優れ物である。スイッチを入れて 5 分ほど。ごぼごぼっとコーヒーが入った音がした。見ると透明の液体が。

挽いた豆を入れるのを忘れていた。衝撃特大なり。
　出しを引こうと鍋を火にかけるも、湯だけ入れて昆布を入れ忘れることはたまにある。湯をじいっと見ていても、信じ切っていて、「何か変だ」とはけっこう気づかないものなのよ。しかし、コーヒー豆を入れ忘れたのは初めてである。

4/16 (水) の進歩　うーむな講義
生物学科三年生向けの講義をした。「花の生態学」というお題で、虫媒花の誘引戦略に関するお話であった。私としては面白い内容なのだが ………。正直、あんまり受けが良くなかった気がする。もちろん、熱心に聴いてくれていた学生もけっこういたのだが、全体的にはという感じであった。講義中には質問が一つも出なかったし(ただし、終了後に一人質問に来てくれた)。さて、次回はどうなるのか。

質問者御イニシャル U. T. 君。

かえちゃんと卒研相談。今月中に方向を決めよう。

なんか知らんが、「Smoking Gun 決定的証拠」というドラマ(フジテレビ系で毎週水曜日 22 時から)の台本をチェックすることになった(ごく一部だけど)。まあ確かに、私の所に回ってきてもよさそうな内容ではある。というわけで、倉科カナちゃんの台詞を読んじゃったりしている。そんなことしていていいのか？ 「これから論文を書く若者のために」「これから研究を始める高校生と指導教員のために」などの著者が倉科カナちゃんの台詞を確認しているとは、真面目な読者様は思うまい。いや、かえって思うかも。

今月 25 日に行う統計勉強会の準備をした。8 割方仕上がったか。
　その背後で、Mathematica のシミュレーションを進めた。相変わらず悪い結果が並ぶ。どうすればよい？実は、悪いなりに実は良いという気もしてきているのだが。

4/15 (火) の進歩　物理の勉強をした
今日も、生物学科三年生向けの講義の準備をした。花の電場の論文を紹介するのだ。"electric field" と "electric potential" とが出て来て、「どちらも electric だな。同じようなものだろう」と、違いを気にせずに読み進めた。しかしその内に、話の辻褄が合わなくなってきた。原因は、"electric field" と "electric potential" とにあるやもしれない。改めて調べ直したら、前者は「電場」後者は「電位」で、物理学的に大きな違いがあった。検索してみると、「わかりやすい高校物理の部屋」とかが出てくるので、高校物理の範囲みたい。はい私は、生物地学選択だったものでね。高校物理なんてわかわらん。「中学物理の部屋」はないかと探したが見つからず。でもまあ、論文の話の辻褄は合うようになった。一点だけ悩みは残った。本文中には "20 V" とあるのに、対応する図には "30 V" とあるのだ。？？？。悩んだ末、悪意のないミスと判断した。

バラモンと、カバーレターのやりとりが続いた。そしてついに (＊) OK を出した。お疲れ様、よく頑張った! 最終稿を整え、英文校閲に出すのだ！

＊「そしてついに OK を出した」ではなく、「そしてつい OK を出した」とタイプミスしていて、しばらく気づかなかった。「に」があるかないかで意味あいが大きく変わる。日本語恐ろしや。あ、いや、英語も恐ろしい。"w" が "t" に変わるだけで、意味が 180 度転換するのである(2009.4.23 の進歩参照)。

"I hope that the revised manuscript is now suitable for publication in the Journal of theoretical Biology"
"I hope that the revised manuscript is not suitable for publication in the Journal of theoretical Biology"

かたや、デラックス論文の改訂をみっちーが進めてくれた。再解析ありがとう。後は私がやる。慎重に慎重に対応して、必ずやアクセプトさせる。
　それにしても、英文校閲に出せとまたしても言われてしまった。しかたない、新しい業者に完全移行するか。

4/14 (月) の進歩　学生実習二日目
生物学科三年生向けの学生実習をした。今日は、アオキの性比の調査をして貰った。40 x 10 m の調査区を作り、一つの班に 5 x 10 m の範囲を調査して貰った。アオキの個体数に多大なる差があるので、じゃんけんで担当する場所を決めて貰った。その際、「確かここら辺が大変」と伝えた上で、勝った班から好きな場所を選んで貰った。まず最初に、私の言葉がまったくの間違いであったことを謝りたい。じゃんけんに勝って良い場所を選んだはずの 1 班が、結果として 1 番過酷な場所をやることになった。調査を終えた班を手伝いとして投入したものの、1 班の担当場所は終わる気配がない。「辛いですかぁー？」と聞くと零コンマ 5 秒で「辛いです」と返って来たので、16 時 15 分(あと 30 分ほど)で打ち切ると伝えた。しばらくしてから「とても辛いですかぁー？」と聞くと、零コンマ 2 秒で「とっても辛いです」と返ってきた。風邪を引かれても困るので(遅かったかもーー)、結局 16 時で打ち切った。みなさんお疲れ様でした。来年は調査内容を見直すので、来年もう一度三年生をやってはどうか。

生物学科三年生向けの講義の準備をした。「flower, floral」という検索語で、面白そうな文献を探した。そして思い出した。花の電磁場の話があったんだ(2013.4.5 の進歩参照)。これを新しく紹介しよう。

4/13 (日) の進歩　白幡社長退任
残念な報せが舞い込んできた。ベガルタ仙台の白幡社長が退任するそうだ。とても良い社長で篤く信頼していたのに。もっと続けて欲しかった。
　はっきり言って、ベガルタの歴代社長はろくな人がいなかった。社長就任の理由を「上司の命令だから」と公言していた人物とか、露骨なワンマンとか。そんな中で白幡社長は、初めて信頼できるお人であった。就任後の実績も凄い。J1 昇格、ACL 出場、レディース創設、新練習場建設などなど。常に現場に出て、サポと普通に接して下さりもした。社長と気づかず、「そこの係員」と思っていた人もいるであろう。
　白幡社長、長い間ありがとうございました。これからも、ベガルタを外から支えていって下さい。

敷地の周りの道路沿いの掃除をした。落ち葉だの砂だのがけっこう溜まっていたのだ。これらを、箒とちりとりで綺麗に取り去った。アスファルトの隙間から生えてきている雑草取りもした。我が家の庭からのこぼれ種で生えたらしい、園芸植物や山野草もあった。これらはもちろん残した。道路沿いにオミナエシとかが生えているってよかろ。イロハモミジも生えている。すでに樹高 50 cm。アスファルトの隙間にいるという現実に気づいているのか？この先どうするつもりなのか見守ることにしよう。

4/12 (土) の進歩　初勝利と初敗北
ベガルタ仙台 2-0 横浜 F マリノス。ベガルタ仙台レディース 0-2 日テレベレーザ。歓喜と残念の日であった。
　8 時前、あんを乗せて、レディースの試合会場である秋田に向かった。10 時半頃に到着。うだうだとした後、八橋陸上競技場に行った。ここであんを散歩させた。このためだけに帯同したあんであった。遊び足りないのか、車に戻すと「くーん、くーん」と鳴いていた。
　試合会場に入って吃驚した。冷たい強風が吹き荒れている。これは試合に影響するであろう。前半、仙台が風下に立った。ロングキックが、放物線を描いて飛んで行くものの、途中から垂直に落ちてくるような状況であった。そのためか、仙台が一方的に押し込まれる展開となってしまった。それでも決定機を作ったのは仙台であった。しかし決めきれずに、0-0 のまま前半を終えた。後半風上に立てば、今度は仙台が押し込むようになると思っていたのであるが、やはり日テレが押し込む展開となった。うーむ、これは実力差であったか。仙台守備陣がついに崩壊し 2 失点。0-2 で完敗してしまった。
　15 時過ぎに帰路に着いた。途上、男子の試合結果を携帯で確認した。なんと、2-0 で勝っていた！正直びっくりした。前監督に干されていた FW 赤嶺が 2 得点の活躍であったらしい。これで今季初勝利である。どころか、昨年の 10 月以来の勝利である。渡邉新監督、やってくれそうだ。

帰宅後、残念会兼祝賀会をした。フキノトウの天ぷらに挑戦し続けているのだけれど、今日も失敗であった。油を吸い込んでべちゃっとした感じになってしまう。油温の問題もあるかも。もう一つ、包を開いて花を露出させるか否かという問題もありそうだ。本格的な本には「開け」と書いてあるので、今のところそれに従っている。開く理由は、そうしないと花が黒くなってしまうためだそうだ。しかし、開いて揚げるために油を吸い込んでしまっている気がする。他の本を見てみると、包を閉じたまま揚げていた。うーーむ。花が黒くなるというけれど、閉じたままなら見えないのではないかという疑問に突き当たったのであった。

4/11 (月) の進歩　明日は日テレ戦と横浜戦
ベガルタ仙台レディースは明日、秋田市八橋陸上競技場で日テレベレーザと闘う(13 時試合開始)。開幕 2 連勝と好調の我がクラブである。さらには、千葉監督の誕生日祝いがかかっている。千葉監督は、「品物より勝利がいい」(日刊スポーツより)と語り、プレゼントの中身を要求しちゃってずうずうしいかも。品物の方が簡単だし。かたや日テレは、言わずと知れた古豪だ。優勝候補の筆頭やもしれない。日テレのホーム試合なのに我がクラブの方が近いという地の利を活かし、きっと勝利してくれよう。私はもちろん応援に行く！
　かたや男子は明日、横浜 F マリノスと敵地で対戦する(14 時試合開始)。監督が替わって最初の試合である。急に強くなるものではないだろうが、気持ちの切り替えは出来るであろう。今季初勝利を必ずや上げ、一気に上昇気流に乗ろう！

今日も、統計勉強会の準備を進めた。最初は、1 日でちゃっちゃと済ますつもりであった。しかしどんどん凝ってしまっている。今日でもう3日も準備に費やしてしまった。他にもやるべきことがあるのに。しかし、目の前にあるプレゼンという魔物から逃れられない。我がさがなり。
　その背後では、Mathematica がシミュレーションを実行している。ちゃくちゃくと悪い結果を出している。まったく。

体重減少に悩んでいる私である。上部消化器には異常なしであった。となると他の可能性は？ネットで調べていたら、ぎょっとする可能性を見つけてしまった。思わず検査の予約をし、本日受けてきた。

はい、糖尿病ではなかった。残る可能性はどっかの癌か、イエイッ！

4/10 (木) の進歩　呆れた
昨日の小保方氏の会見には呆れた。「STAP 細胞はあります」「STAP 細胞はもう 200 回以上作製に成功しています」などと言うばかり。しかし、証拠 ---- 実験データとか画像とか実験ノートとか ---- を何一つ示さなかった。捏造という指摘に反論するために会見したのだろう。証拠を示して反論しないと意味がないではないか。口だけなら何とでも言える。あれで世間が納得するとでも思っているのか？ ---------- と思いきや、納得した人もけっこういるらしい。これまた驚きである。

バラモンの論文がもうすぐ仕上がる！

Mathematica にシミュレーションをやらせ中。その間に私は、統計の勉強会の準備を進めた。わかりやすい説明に燃えてしまうタイプなので、スライドを作り始めると他に気が回らなくなってしまう。

4/9 (水) の進歩　はやっ！
朝から激震である。ベガルタ仙台が、アーノルド監督を解任し(ベガルタ公式ページより)渡邉晋ヘッドコーチを後任に据えた(同ページより)。今季 3 分 5 敗、得点 3、失点 18。試合を見ていても、勝てる気がしなくなっていた。1 勝を上げることがみんなの夢となってしまった状況ではやむなしか。渡邉新監督の手腕に期待するしかあるまい。もっとも、監督初経験だけれど。

生物学科三年生向けの講義をした。出席者は 29 人。初回にしては少なめか。今年度は 1 コマ目に行うということもあるが。出席して下さる皆さん、たくさん質問して盛り上げて頂戴。充実した時間になるかどうかは、私の準備とみなさんの盛り上げにかかっているのだ。

イタポンを交え、かえちゃんの卒研の相談をした。いろいろ検索してみて頂戴ね。ついで、みーちゃんと修論の相談。応援しているぞ！

本日も、予備的なシミュレーションに勤しんでいる。もう少しやって、雰囲気を掴みたい。
　そのかたわら、今月の 25 日に行う統計の勉強会の準備をした。先の生態学会で行われた統計に関する集会の内容紹介と、Ecology の 3 月号に載っている「Forum―P Values and Model Selection」を輪読するのだ。私の担当は生態学会集会の紹介である。発表した方から発表ファイルを拝借したので、私なりに紹介しようと思っている。

4/8 (火) の進歩　明日から講義
明日から、生物学科三年生向けの講義が始まる。今日はその準備をした。明日はイントロダクションなので準備も楽であった。頑張るよ。

今月の 23 日に、筑波大学附属駒場高校でポスター発表の仕方の講義を行う。シミュレーション(下記参照)を待つ間に、準備を進めてしまうことにした。そうしたら、けっこうちゃっちゃと進んでしまった。来週には、生徒さんに出しておいた課題が送られてくる。残りの準備はそれを見てからかな。

悲報。ベガルタ仙台 FW 柳沢敦選手が、骨折で全治 8 週間だそうだ(ベガルタ公式ページより)。先日の浦和戦で負傷した。今季は先発で使われることが多かっただけに、本人は無念であろう。今季初勝利を目指して一丸となっていただけに、クラブにとっても大打撃である。

Mathematica のシミュレーションは正しいことにした。これで行こう。もう少々予備的計算をしてから、本格的な計算に入ることにする。そうしたらきっと、長期計算地獄に陥ることになるであろう。

4/7 (月) の進歩　学生実習始まる
新年度の講義実習が始まった。今日はまず、生物学科三年生向けの実習をした。カタクリを対象に、種子の大きさの適応進化を解析するのである。内容説明と頭の体操を実習室で行った後、近くのカタクリ群落に行った。そして、マーキング作業をして貰った。皆、熱心に取り組んでくれた。すぐそこにカタクリがたくさんあるのに、谷底のカタクリを求めて道なき斜面を下っていく班。その熱い気持ちが大切だ。そこにはきっと何かがカタクリがあるのだろう。作業を終えたら、順次実習室に戻って貰った。その際、「とっとと帰ってもいいし、データ入力をしてもいい」と伝えておいた。「たいがい帰っているだろうな」と思いつつ、最後の班と一緒に実習室に戻った。と、全班が入力作業をしていて、ちょっと感動した。入力作業も 15:20 くらいには終了。これでほんとのお開きとなった。お疲れ様！来週はもうちょっと大変だからね。

英語の勉強を兼ねて、「喉から手が出るほど」に当たる英語を調べてみた(昨日の進歩参照)。

make one's mouth water（唾液が出る）　プログレッシブ和英辞典

ま、無難な表現か。しかし、「喉から手が出るほど」に比べると、渇望感がまったくない。

give my right arm（右手をやる）　オーレックス英和辞典

おいおい物騒だねえ。しかし、日本語を学ぶ外国人とて、「喉から手が出てくるのかーー！」と驚きを隠さないであろう。

Mathematica のシミュレーションを続けた。いちおう、期待した結果が出る条件を見つけることができた。しかし、その条件が意味のあるものなのか悩んでいる。

4/6 (日) の進歩　これはいけません
ベガルタ仙台 0-4 浦和レッズ。惨敗だった。

試合は夜から。昼は、ちょっくら庭仕事をした。まずは、今季初の芝刈り。今年は生育が早い気がする。例年この時期は、緑の濃い部分と薄い部分がまだらになっている状況である。今年は、濃い部分の比率が高く、その伸びも良い。この調子で、五月に綺麗な姿を見せておくれ。その後、雑草取りに勤しんだ。春になって雑草も元気である。生えなくていいっていうのに。

試合が始まった。敵地なので NHK BS で応援した。アーノルド監督が画面に映ると、「喉から手が出るほど勝ち点 3 が欲しい」という説明文が出る。「喉から手が出るほど」って英語で何て言ったのかといきなり悩む私であった。試合の方は、現在の実力差そのままの展開であった。仙台の方は点を取れる気がしない。かたや浦和は着実に加点していった。終わってみると 0-4 の惨敗。今季 3 度目の 0-4 である。もうどうしたらいいのやら。今季いまだに勝利無し。
　なーんか、ガンバ大阪のロペス元監督を思い出してしまった。ガンバ大阪を弱くして、シーズン途中に去っていった人物である。大丈夫か、アーノルド監督？早くも、降格の雰囲気が漂ってきているのだけれど。

4/5 (土) の進歩　感涙二つ
素晴らしい一日であった。今年度上半期一番の日であったかも。
　まずはリトルなでしこ。急遽生中継のテレビで、U17 女子ワールドカップの決勝を応援した。相手はスペイン。グループリーグでも対戦していて 2-0 で勝っているうえ、開始早々に先制点を上げた。おかげですっかり気持ちが楽になった。その後なかなか追加点を奪えず心配になったけれど、途中出場の FW 児野が決めてくれた。「予測不能」の点取り屋とのことである。決定力もある！ リトルなでしこのゴンと呼ぶことにした。その後スペインの足が止まり、日本の勝利がほぼ確定した。そして歓喜の笛。小さな笑顔が画面中に咲いた。表彰式が始まるというその時に中継が終わってしまったことにはかなり憤慨したが、急遽生中継というはからいを良しとすべきか。
　ついでベガルタ仙台レディース。今日は、ユアテックスタジアム仙台に INAC 神戸レオネッサを迎え撃つ。リーグ三連覇中の女王である。しかし、試合を支配したのは仙台であった。後半には、何度も何度も決定機を作った。その度に外す選手たち。0-0 のまま試合終了時間が近づいていった。この試合を引き分けるのはもったいない。そして後半 43 分、FW 井上綾香選手のスルーパスに FW 小野瞳選手が抜け出して GK と 1 対 1 になった。「内心ドキドキでした」(日刊スポーツより)と打ったシュートが、神戸のゴールをついに揺らした。試合終了の笛に、ピッチ上の選手たちが輪になって歓喜した。ベンチ前でも、スタッフ・控え選手達が輪になって喜んでいた。なんか、ベンチ前の輪の方が激しかったみたい(笑)。去年 4 戦全敗した女王を破ったのだからね。悔しい思いを抱えたまま引退した、下小鶴綾コーチ・天野美咲主務も感涙していたそうだ。
　もう一つ嬉しかったことがある。MF 嘉数飛鳥選手が途中出場したのだ。昨季途中に靱帯を断裂し、長い長いリハビリをしていた飛鳥である。その飛鳥がピッチに立った！本当に、良かったと思った。

帰宅後、豪華手料理で祝杯！

筍木の芽和え。

穴子と茄子の炊き合わせ。

鰆の幽庵焼き。備長炭で炭火焼きした。も、最高であった。

4/4 (金) の進歩　明日は神戸戦、明後日は浦和戦
ベガルタ仙台レディースは明日、ユアテックスタジアム仙台に INAC 神戸レオネッサを迎え撃つ(13 時試合開始)。無敵の女王と恐れられた神戸であるが、主力がたくさん移籍し、去年までの強さは失っている。現に、開幕戦では浦和に敗れた。我がクラブにも十分に勝機があるであろう。千葉監督は、DF 高橋奈々選手に、神戸のエース FW 高瀬選手を密着マークさせるという(スポーツ報知より)。それは良い作戦だ。何しろ奈々は、「これ論」認定「3 m 以内に近づきたくない女の子 No. 1」である(2013.3.24 の進歩参照)。あの勇気溢れる守備で密着されたら、絶対に嫌になってしまうと思う。奈々の大活躍で神戸に初勝利といこう！
　かたや男子は明後日、敵地で浦和レッズと闘う(19 時試合開始)。今季未だ未勝利というのに、敵地で強敵と対戦か ………。も、理屈はいいから、初勝利を上げてくれ。

デラックス論文が Plant Ecology から戻ってきた。前回に続きまたしても、要大改訂の判定だった。前回のレフリーが二人とも再レフリー不可であったという。だから第三のレフリーに回したそうだ。なんかなあ。でも、頑張って改訂する。

今日は別の業者に、防音対策のための仕切りの見積もりをして貰った(4.2 の進歩参照)。てきぱきとスマートに見積もりを進めてくれた。信頼できそうである。あとは価格次第だ。

シミュレーションを改良して実行してみた。しかし ………、期待する結果が出ない。もう、嫌。こうも上手くいかない原因は、たたりだと思えてきた。<--- 心当たりがある

4/3 (木) の進歩　新年度談話会
今年度最初の月初め談話会があった。新卒研生のかえちゃんも、希望に満ちた発表をしてくれた。なんかやはり浮き浮きする。さあ、新しい年度、頑張っていこう！

来週から学生実習が始まるので、カタクリの開花の様子を見に行った。開花しかけという状態か。来週の月曜日に実習が出来るのか微妙である。出来なかったら実習は無し！などとすれば学生は喜ぶやもしれない。しかし、無しにする度胸は私にはないので、アオキの実習を先にやることになるであろう。

シミュレーションの仮定の改革案をいちおう考えた。こうすればうまく行くのではないか。期待を抱きつつ、プログラムの書きかえを始めた。ほんと、うまく行くように！正直、さっさと済ませて次の論文に取りかかりたいのだ。

4/2 (水) の進歩　今夜は FC 東京戦
ベガルタ仙台は今夜、ヤマザキナビスコカップの予選リーグ第二戦を戦う。ユアテックスタジアム仙台に FC 東京を迎え撃つのだ(19 時試合開始)。予選突破のためには必ずや ……… などと通常ならば考えるところである。しかし今の仙台にとって、そんなことはさしたる問題ではないと言ってよい。何よりも大切なのは、今季初勝利である。リーグ戦を含め、2 分 4 敗で未だ勝利無し！

イタポンを交え、かえちゃんと卒研のテーマのお話をした。まず最初は、思いつくことをどんどん話していった。妄想よ膨らめという感じ。本とかを見てみながら、自分でも妄想していってね。

ふさと論文の再解析について、みっちーに相談した。良い案を出してくれた。ありがとう。さっそく、イタポンにやって貰うことにした。こちらもありがとう。有能な二人のおかげで~~私は何もしなくても~~助かる。

私の居室の半分を実験室的にすることになった。けっこう音の出る機器を置くので、防音対策のために仕切りを入れる。その見積もりに業者が来た。正直、あまりお金をかけたくない。どれくらいかかりそうか探りを入れるものの、はっきりしたことを言わない。そして、「扉を木製にしたら 10 万円安くなります」と言うのであった。扉の変更一つで 10 万円が動く？そんな取引したくない。業者が帰った後、本が満載された本棚を仕切り代わり使えば、本による防音効果が期待できるのではないかなどと思索した。

シミュレーションの改良案について考えこんだ。このシミュレーションをするに至った、数々の~~リジェクトコメント~~有益な助言が記憶に蘇ってきた。そうだ、そうであったという感じだ。おかげで、改良のポイントもわかってきた。どの点を改良すべきなのかはわかったが、どう改良すべきなのかがわからないのが難点である。

4/1 (火) の進歩　新年度
新年度になってしまった。「あーあ」である。
　年度が明けたら、重大な仕事に取りかかろうと思っていた。しかし、その前に投稿してしまいたい論文を二つ抱えたままである。一つならまだしも二つ。それだけでもう、「どちらの論文を先にすべきか」と悩み込むタイプだというのに。そして、どちらかの論文に取りかかると、もう片方に気持ちを向けることが出来なくなる。片方で詰まったら、気分転換にもう片方にというのが苦手なのだ。詰まったまま考え込んでしまい、どちらも先に進まない。かくして困ったことに、すでに、冒頭に書いた重大な仕事が入り込む余地がなくなっているのであった。

新卒業研究生のかえちゃんが登場した。共に頑張って、楽しくて充実した研究室生活を送れるようにしよう！さっそく、卒研の相談と我が家での歓迎会の日程の話をした。

うーむ、Mathematica のプログラムの問題ではないことに気づいてしまった。このシミュレーションでは、そもそも期待する結果が出ない。仮定を変えないといけない。根源的な問題を突きつけられ茫洋中である。これだから胃がおかしくなるんだ。