進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

3/31 (月) の進歩　「笑っていいとも！」終了
超長寿番組「笑っていいとも！」が終了した。草地試験場に勤務していた頃はよく見ていた。昼休みに帰宅して昼食を摂っていたので、お昼を頂きながら見ていたのだ。遡ること学生時代には、「広げよう友達の輪」をもじって、「広げよう悩みの輪」と先輩のカレンダーに書き込みひんしゅくを買った。その長寿番組が終わった。というか、この番組が始まったとき、内の学生はまだ産まれていなかったことが衝撃である。

みっちーの論文とバラモンの論文にコメント。前者は英文校閲に。苦渋の選択ではあるが、古き付き合いとは別の所を勧めた。

明日から消費増税か。今日の内に買い物をしておきたいと思うが、何を買ったらいいのか思いつかない。とりあえず、生協に行ってカップスープを二ヶ買ってきた。大きく出られない自分であった。

Mathematica のプログラムのバグ探しをした。改良部分はたったの 3 カ所。でも、どこが間違っているのか見当がつかない。やむなく、改良前のファイルを出してきて、改良した部分を 1 カ所だけコピーして実行してみることにした。これを３カ所それぞれについて試せば、犯人を特定できる。そうしたら、意外な部分が犯人であることが判明した。で、何がいけないのか？苦悩の末に原因がわかった。わかってみると、「そりゃ、こういう結果になってしまう」というものである。バグっていつもそうだ。
　バグが消えたら、今度は長期計算地獄に陥った。おまけに、期待通りの結果が出ない。もう少し改良するべきか。

3/30 (日) の進歩　女子は強い
ベガルタ仙台レディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース。宮城に、今年初の歓喜！
　朝から冷たい雨が降りしきっている。こんな中、芝生の肥料を蒔いた私は変かも。雨なら、肥料を蒔いた後の水やりを省略できて良いのだ。しかし、せっかくの開幕戦がこんな雨とは悲しい。齋田由貴新主将が大崎八幡宮に、「ホーム戦がいい天気に恵まれるように」と頼んでおいた(日刊スポーツより)のに、使えん神様だ。なお、天野主務によると、八田トレーナーが雨女であるらしい(ベガモより)。神様よりも強いトレーナーがいると思うと心強いのであった。
　というわけで、昨日までのぽかぽか陽気とうって変わり、冬に逆戻りの寒さの中での応援となった。雨も冷たい。かたや試合は熱かった。皆が、この日を心待ちにしていたのであろう。ピッチを溌剌と走りまわり千葉を圧倒していた。そして前半 37 分、MF 上辻佑実選手のフリーキックを、MF 川村優理選手がヘッドで合わせて待望の先制をした。優理に駆け寄り歓喜の花を咲かせる選手たち。後方では、GK 齋田由貴選手が一人寂しそうに(?)喜んでいた。そこへ、後ろを固めていた MF 田原のぞみ選手と DF 高橋奈々選手とが駆け寄り、三人で歓喜の輪を作った。良いね、こういう風景。後半になると、千葉に押し込まれる時間帯も出て来た。しかし皆が一丸となって守りきり、試合終了の笛を聞いた。
　良い試合だった。今日の試合自体もさることながら、可能性を感じさせる試合であった。新加入で先発した二人 DF 浜田遥選手と MF 川村優理選手は期待通りであった。他の先発選手も良かった。さらには、力のある選手が控えに回っているのだ。見てみたい選手がわんさかいる。これからどうなっちゃうのだろうというくらい楽しみである。

帰宅後に祝勝会をした。明日は早起きをするので 21 時に切り上げようと思っていたのに、気づくと 23 時になっていた。この 2 時間の記憶がない。飲むのは確かに 21 時くらいに止めたはずなのに。かといって、寝ていたという自覚もない。時間が飛んでいたという感覚である。

3/29 (土) の進歩　またしても勝てず
ベガルタ仙台 1-1 ヴァンフォーレ甲府。先制するも追いつかれ、またしても勝てなかった。

試合は午後から。午前中は、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。レディースの開幕戦は明日。22 人全員が揃っていた。靱帯断裂で昨年を棒に振ってしまった、MF 嘉数飛鳥選手も FW 小山季絵選手も溌剌と練習していた。怪我人がおらず、みんなが大好きなサッカーをしている姿って、なんとも晴れ晴れとしている。あんを連れて行ったのに、誰も撫でてくれなかったのは問題点であった。

利久で牛タン定食を頂いてからユアテックスタジアム仙台に入った。レディースの、DF 柿木瑠奈選手と MF 佐々木美和選手が明日の試合の券を販売していた。地元常磐木学園出身の新入社員ということで、二人だけ労働の模様である。買ってあげたくなるが、もう持っているんだよね。
　試合が始まった。立ち上がりこそ仙台のペースだったが、だんだんと互角になってきた。それでも前半 37 分、コーナーキックから MF 角田がヘッドで流し込んで仙台が先制した。後半になると仙台の足が止まってきた。嫌な予感がする中、思った通りに追いつかれてしまった。はい、今季 2 分 3 敗でいまだ勝利無し。
　勝てる気がしない。点が入る気がしない。ボールを持っても出し所が無い感じだ。苦し紛れのロングボールを入れてお終い。FW ウィルソンの個人技に頼るしかない状況である。みんなが動き回って組織的に攻めないと。
　素人目にはどうしたら良いのかわからないが、徳島ヴォルティスよりも先に勝利を上げて欲しいと願うばかりである。

3/28 (金) の進歩　いよいよ開幕
いよいよ明後日、プレナスなでしこリーグが開幕する。ベガルタ仙台レディースは、ユアテックスタジアム仙台にジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎え撃つ(13 時試合開始)。練習試合で好調であった我がクラブである。この勢いで勝利し、優勝目指して突き進もう！
　力揃いの選手ばかりで、誰が先発するのか予想が難しい。でもせっかくだから予想しておく。

　　　　小野
　　　　髙良
安本　上辻　川村　田原
佐々木　長船　濱田　山本
　　　　　齋田

ああ、明後日が楽しみだ。
　かたや男子は明日、ユアテックスタジアム仙台にヴァンフォーレ甲府を迎え撃つ(14 時試合開始)。今季リーグ戦 1 分 3 敗 1 得点 8 失点と絶不調の我がクラブである。明日こそは勝利して、V 字回復しよう。

私の居室に恒温器が入居した。かなりの騒音を発するので、防音壁で仕切ることになりそうだ。せっかくだから、部屋の模様替えもしよう。完成の暁には、完全に~~幽閉された~~孤立した一角が誕生することであろう。

Mathematica で計算するにせよ、プログラムをもう少し改良できないかと考えてみた。と、計算時間を大幅に短縮できそうな改良案が思いついた。さっそく改良して実行してみると、異様に良すぎる計算結果が出て来た。一瞬喜んだのであるが、これは確実にバグがある。喩えて言うなら、自然淘汰無しに仮面ライダーが進化したような状況なのだ。何で仮面ライダーと思うかも知れないが、実際私も「何で進化する？」と思うのであった。一見ちゃんとしているどこかにバグがひそんでいるのだろう。それを発見しないといけない。気が滅入る。

3/27 (木) の進歩　木這子
「木這子」をなんと読むのかはけっこう難しい問題ではあるまいか。「きぼこ」と読む。その意味はさらに難しい問題であろう。東北の方言で「こけし」のことである。「木這子」がどうしたのかということは、難しいというより想像がつかない問題と思う。東北大学の図書館の広報誌の名称である。なんで木這子の話をするのかということは、いい加減にしろと思う問題に違いない。木這子の最新号に私が登場しているのである。「ゆかりの人々」というコーナーで、拙著「これ論」「これ学」「これ研」を紹介している。ご一読下され。木這子のみならず拙著の方も。
　実を言うと、「木這子」を見るたびに「何て読むんだっけ?」と悩んでいた。これだけしつこく書いたので、さすがに覚えたと思う。

今月いっぱいまで使える知識。統計の本を読もうと北青葉山図書館に行った。と、工事(改装？)中のため、一階の図書が完全閉鎖されていた。今月いっぱい閲覧出来ないそうである。上の階は大丈夫みたい(たぶん)。

MathCodeC++ の習得をいったん諦め、Mathematica での計算を続けてみることにした。簡単な状況を設定してパラメータへの依存性を調べてやろう。こういうパラメータだとこういう結果が出るという傾向がわかれば、本番の長大計算で試すべきパラメータの組み合わせを減らすことが出来る。あとは開き直って、Mathematica に何ヶ月と計算させるか。「ボールは疲れないからボールを回せ」と突然言ってみるが、Mathematica も疲れないのである。

3/26 (水) の進歩　日常が戻ってきた
昨日は、自宅で一人快気祝いをした。山菜の天ぷらを揚げたり、炊き合わせを頂いたりと。ビールも日本酒も飲んだ。気づくと寝ていて、夜中の 1 時半になっていた。日常が戻ってきた。という感じである。しかし、戻り過ぎてはいけない気がする。

超難航している MathCodeC++ の習得。わかりにくいマニュアルだけが頼りなので、どうしようもない。なんかもう、C++ を直接習得した方が早いのではないかという気がしてきた。あるいは、Mathematica で気長に計算する。どれを取っても茨の道か ………。一つだけ言えるのは、MathCodeC++ を習得している仮想私がいたら、とてもわかりやすいマニュアルを書いたであろうということだ。自分が二人いないことがとっても残念。

3/25 (火) の進歩　解放宣言か
医者との闘いに没頭するあまり(昨日の進歩参照)思考が回らなかったのであるが、私の胃は良くなったのであるまいか。30 日間禁酒したし、内視鏡の結果も完璧だったし、真剣に思い起こしてみると、ここ数日胃の調子は良かった気がする。これはしたりである。いつしか、胃を治すという目的が、医者に勝つという目的に入れ替わっていた。これでは、勝利の暁に得るものがなかったであろう。当初の目的に立ち返り、今宵は快気祝いをすることにしよう。

バラモンの論文にコメント。ついに、アブストラクトに突入した。

MathCodeC++ に超難航中である。全然わからない。頼りになるはずのマニュアルは極めて不親切だし。新しい言語を一から学習するに等しい状況である。も、やになってきた。かといって諦めるわけにはいかない。執念、執念。

3/24 (月) の進歩　再投稿を認めぬリジェクト
昨秋からずっと、胃の調子が悪い私である。昨年の 11/25 に内視鏡検査を受け、胃壁がただれていることが判明した(2013/11/25 の進歩参照)。潰瘍を覚悟していたのであるが、思ったよりも軽かった。自信を得てけっこう飲んでしまったせいか、胃の具合が徐々に悪化していった。年明け以降は、自宅では禁酒、出張先でのみ飲むという生活に切り替えた。しかしなかなか改善しない。2/23 に病院に行って不調を訴えるも、「もう治っている」と、医者に言い負かされて帰ってきた(2/23 の進歩参照)。自分の体調のことは自分が一番わかっていると、悔しい思いをした。そこで、しっかりと理論武装をして、3/8 に~~再投稿~~再び病院に行った。そしてついに、内視鏡の再検査を勝ち取った(3/8 の進歩参照)。本日、二度目の内視鏡をした。完敗であった。胃壁はすっかり綺麗になっていてまったく異常なし。「でも胃の具合がおかしい」と反論を試みるも、「医学的にありえない」と一発リジェクトされた。
　ここで諦めてはと、帰宅後、「すい臓癌」とかを検索する私。いったい何を求めているのか。

内視鏡検査が中途半端な時間にあったので、本日は研究室に行くのを止めてしまった。結局四連休。明日からは頑張ります。

3/23 (日) の進歩　勝てる気がしない
ベガルタ仙台 0-4 大宮アルディージャ。今季 5 試合(ヤマザキナビスコカップを含む)で 1 分 4 敗、得点 1 失点 12。

試合は午後から。午前中は、久しぶりに庭仕事をした。まずは、玄関周りの寄せ植えを再生。枯れていた植物を抜き去り、新しい花に植え替えた。荒涼とした冬景色からぽかぽかの春風景に変わった。ついで、薔薇に芽だし肥をやった。やる必要がないと書いてある本もあるけれど、他の圧倒的多数では「やりましょうね」なので、今年はやってみた。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。開始早々の前半 1 分に失点。前半 6 分には、センターバック渡辺が負傷交替してしまった。これら前半早々の出来事で混乱したせいもあるのかもしれない。点が入る気のしない展開が続いた。なにしろ、単調にクロスを放り込むだけである。ことごとく跳ね返されてしまっていた。決定機は、試合を通じて一度しかなかった。かたや大宮にはしたたかに決められた。終わってみると 0-4 の大敗なり。
　点が入る気がしない。これまで、5 試合で 1 点という惨憺たる状況である。これでは勝てる気もしない。まだ始まったばかりだ。一日も早く立て直して欲しい。

3/22 (土) の進歩　またしてもレッカー移動
一昨日、レッカーに引かれて帰宅した我が家の車である(昨日の進歩参照)。一日おいて、またしてもレッカー移動することになった。
　本日の昼、昼食と買い物に出ようと車に乗った。エンジンをかけアクセルを踏むも前に進まない。何かが引っかかっているみたいだ。車外に出て確認したが、引っかかっている様子はなかった。もう一度試すも、やはり前に進まない。後ろにも進まない。どうも、タイヤがロックされているようであった。やむなく、ネッツトヨタに連絡した。工場で調べる必要があるとのことで、保険のロードサービスを使って、レッカーで牽引してきて下さいと頼まれた。というわけで、またしても牽引されて行ってしまった。
　原因はすぐにわかった。左の後輪のブレーキがくっついてしまっていたという。「オートバックスで車検をしたようですが、その時の錆の取り方が不十分であった」という旨であった。そう言われると、今度はネッツトヨタで車検する気になると、微妙な宣伝効果を感じたのであった。

車を失ったので、自宅で過ごした。小説「クライマーズハイ」を読んで見たりと。迫力満点で面白い。ついつい、映画の方も見直してしまった。

3/21 (金) の進歩　カラオケ
これは、季節外れの大雪が降りしきった夜の物語である。
　昨日のこと。午後になって、研究室の窓から見える空が真っ白になった。地面も白くなってきてきた。車のタイヤを夏用に交換してしまっているのだ。これはまずいと、大慌てで帰宅した。しかし遅かった。きつい登り坂にさしかかると、アクセル全開でも微速前進となった。そしてついには、まったく動けなくなってしまった。U ターンも不可能。けっこう交通量がある道路だったので、バックで戻ることも出来なかった。どうしようもない。雪はどんどん降ってきているし、夕刻になって気温も下がってきている。状況は悪くなるばかりだ。やむなく、車を降りてオートバックスに歩いて行った。チェーンを買おうと思ったのだ。冷たい雪道を 30 分ほど歩いて到着。チェーンが欲しいと言うと、「もう置いていません」との衝撃の返答が。この時期になると、メーカーが引き上げちゃっているんだって。こうなったら JAF を頼むしかない。保険屋が手配してくれたのであるが、異常に混雑していて、いつ来られるかわからないとのことであった。到着時間が確定したら電話をくれるという。覚悟を決め、オートバックスの店内で待つことにした。このとき 18 時過ぎ。19 時半近くになっても来ない。悪いことに、オートバックスが閉店の時間となってしまった。この寒い中で外で待ったら凍死するかもしれない。とりあえず外に出てみると、目の前にカラオケ店があった……………。「お一人様ですか。6 号室へどうぞ！」。はい、友達いないもんでねえ。暖を取りたいだけなんだよ。部屋に入ったものの、歌う気分ではないし、電話が聞こえないのも困る。カラオケルームでひたすらじっとすること 1 時間半。ようやくにして JAFが到着した。私の車の所まで一緒に行き、レッカー移動の作業をしてくれた。こうやって、一曲も歌わぬ一人カラオケに 1,6745 円(JAF 代 1,6000 円＋カラオケ代 745 円)を費やし、帰宅した。来年からは、3/20 までは絶対にタイヤ交換しないと誓った。

祖母の四十九日の法要のため、小田原に日帰り往復した。小田原で、ベガルタのジャケットを着た人に遭遇し、かなり吃驚した。

3/20 (木) の進歩　ポール去る
ポールが研究室を去っていった。卒業研究生として、一年間頑張ってくれた。毎日熱心に Mathematica の画面を見つめ、卒研のモデル解析をしていた。彼の部屋にちょこっと入る度に、その後ろ姿を好もしく見やっていた。定期的に届く解析ファイル。二人で話し合ってモデルを発展させていった。その甲斐あり、卒業研究の発表会も好評であった。そして今日、一年間の活動を終え、就職のために研究室を離れた。ポールと言えば、何と言ってもその穏やかな人柄が心に残っている。私と正反対(すごい褒め言葉なり)。社会に出ても、きっと立派にやっていってくれると思う。さらなる飛躍を！そしてたまに遊びに来て頂戴！

American Naturalist に論文の最終稿を送った。出版同意書も無事に届いたようだ。あとは、出版費用の支払い手続きをするだけである。
　それにしても、いつも思うことがある。学術雑誌の出版社は、学術雑誌を売って(ネットでの閲覧権を売って)儲けている。売る相手は主に私たち研究者である。販売価格は吃驚するほど高い。おまけに、毎年好き勝手に値上げをしてくる。かたや、学術雑誌に「原稿」(論文)を書いているのは私たちなのだ。「私は書いていません」とか、「書いてもちっとも載せてくれません」といった意見はとりあえず置いておく。おまけに、ほとんどの場合、掲載料を払って書いている。ふつうの雑誌・本なら原稿料を貰うのであるが、その逆なのだ。つまり、自分で金を払って自分で書き、それを金を払って読むわけである。何ともおかしな世界だと思う。
　附記；こうした状況を打破する物として、オープンアクセスジャーナルというものが増えてきている。

MathCodeC++ の解析を再開した。わかってきたような、そうでもないような。色々と試しながら、少しずつ進めている。

3/19 (水) の進歩　日本水環境学会で講演
昨夜仙台に戻った。ビールでも飲みたかったところであるが、どうにも胃の調子が。学会での飲酒はなかったことにして、また禁酒生活に入るか。
　帰仙からいきなりの今日、日本水環境学会で論文の書き方の講演を行った。仙台で行われている学会なので、移動の必要はない。昼前に東北大川内キャンパスに行き、世話役の M 先生・S さんにお会いした。その後一時間の講演を行った。昨年に続き二回目なので、序論で書くべきことの復習の後、アブストラクトと考察で書くべきことの話をした。話しながら、時間が全然足りなくなりそうなことに気づいた。終了後に他の講演を聴きに行く方もいるであろうから、知らんぷりして時間を延ばすわけにもいかない。というわけで、知らんぷりして終わり部分を端折った。もともと、時間調整のために用意していた部分である。残り時間に応じて適宜端折るつもりでいたのだが、丸ごと端折るとは思っていなかった。反省。
　M 先生をはじめとする組織委員の方々どうもお世話になりました。お呼び下さればまた伺います。もう一回分はネタがありますので！

ベガルタ仙台は今夜、清水エスパルスと敵地で闘う(19 時試合開始)。ヤマザキナビスコカップの予選リーグである。実は今季まだ無勝利の我がクラブ。何としても勝利して景気づけをしよう！

疲れもあるので、事務的な仕事に取り組んだ。American Naturalist にアクセプトされた論文の出版に必要な書類を用意したりと。実はこういう作業が大の苦手である。だんだんと面倒になってきて、「アクセプトされれば出版されなくてもいい」などと駆け出したくなる。それでは意味がわからないので、頑張って地道に作業を進めるのであった。

3/18 (火) の進歩　祝アクセプト
ワコタン論文が American Naturalist に受理された。

Sakai, S. and Wakoh H. Initial invasion of gametophytic self-incompatibility alleles in the absence of tight linkage between pollen and pistil S alleles. American Naturalist in press.

ついにこの日が来た。長かった。元は、ワコタンが卒論で作ってくれたモデルである。ワコタンは卒業して就職。その後色々とあり、ワコタンのモデルを私が全面的に作り変えた。投稿後も苦労があった。大変だったなあ。おめでとう、ワコタン！

学会最終日である。今日は自分の口頭発表があった。妙に焦っていて、まあまあの出来となってしまった。パソコンがある部分が暗くて、どこを押すとスライドが進むのかわかりにくかった。そのために、スライドがいきなり二枚進んでしまい、焦りに拍車がかかったのであった。質疑応答でも、訳のわからない返答をしてしまった。うー、もう一度やり直したい。
　ともかくも、学会が終わった。良い学会だった。準備委員の皆様、お疲れ様でした。

宿の近くで見つけた、日本一高い駐車場。

3/17 (月) の進歩　宮島へ
ついつい、宮島に遊びに行ってしまった。実は、宮島には何度も行っている。思い起こすと随分と昔、やはりここ広島で生態学会が行われた時も行った気がする。なんと、私の学会デビューの大会であった。しかし、何度でも行きたくなる所なので、今回もついついと。
　宮島に着き、厳島神社へと歩いて行った。海に浮かぶ鳥居。社殿も海水に浸かっていた。平家の栄華を思い起こす。鹿が一頭、浅瀬の中を歩いていた。どこからどこへ行くのやら。鳥居を真正面に見据える場所に行った。と、そこに怪しげな集団が(笑)！即姿を隠し、宝物殿の中へと避難しに行った。
　昼時になり、穴子丼が宮島名物であることを思い出した。ネットで検索して、ふじたやという店に行った。満席で待つこと 30 分。席に着いてから待つこと 20 分。でも待った甲斐があった。軽やかでさくさく。これが穴子丼か。
　実を言うと、宮島に来てもいつも、厳島神社を見て帰るだけであった。せっかくだからと、ロープウェイに乗って弥山頂上に行ってみた。眺望抜群。瀬戸内海が一望できた。その一方、松枯れの多さにも愕然としてしまった。
　ロープウェイを降りて厳島神社に戻った。と、来たときと風景が一変していた。干潮となり、鳥居の所も社殿の所も海水がすっかり引いていたのだ。大勢が、鳥居の所に歩いて行っていた。私も行ってみた。これは貴重な体験であった。

夜は、研究室の皆と会食をした。途中から、イタポンとマツハシも参加してくれた。久しぶりに皆が揃い、楽しい時間を過ごすことが出来た。

3/16 (日) の進歩　生態学会 3 日目
生態学会の三日目である。今日は、マツハシと、九大の深野くん主催のシンポがある。若手には、自分でばりばりと世の中を引っ張っていって欲しいと思っているので、とても嬉しい気分で参加させて貰った。まずはマツハシの発表。堂々と立派にやってくれた。さらには、研究チームに対する謝辞の中に私の名前が出てきて感激した。いやー、すべてはマツハシが、自分のアイディアで自主的に進めていった研究なのだ。続く皆さんの発表も面白かった。改めて考えさせられたのであるが、外来種は確かに良い研究材料だと思う。発展させるべし。
　みーちゃんのポスター発表もあった。周りのポスターを見ながら、様子を密かに見守っていた私であった。繁盛しているように私には見えた。終了後、みーちゃんと少しお話をした。来年度の発表が集大成。それに向けて頑張れ！

安芸茶寮という店で一人ひそかに寿司を頂いた。美味しかったけれど、無愛想な職人であった。ネタの説明もしない。聞けばひと言答えるのだけど、他の話は出来ない雰囲気であった。
　ホテルに戻って、ロビーでこの日記を書いていたら、なんとバラモンが入ってきた。同じホテルであった。ロビーでしばし一緒に飲んだ。無料誌を見ながら、明日皆で行く店も探した。紹介文はどれも良いことが書いてあるので、なかなか決めがたい。クーポンがある店の中で、食べログランク最上位の店に決めた。

3/15 (土) の進歩　サイン会握手会
生態学会のために広島に移動した。広島市にある国際センターでの学会である。18 日まで学会が行われる。
　今日は、高校生によるポスター発表がある。「これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方」の著者として大いに興味がある。さっそく見に行った。まずは全体をさっと見て、拙著を参考にして下さっているポスターがあるかどうか調査した。私見では、いかにも参考にして下さったというポスターが二つあった。ありがとうございます。そして、その二校の発表者にポスターの説明をして貰った。とても面白かった。他のポスターもちょこちょこ見て、時間を過ごした。
　発表会の最後に表彰式があった。共立出版のはからいで、優秀賞(23 校が受賞)の副賞として拙著「これ研」(上記の本)が贈られた。高校生ポスター部会長の嶋田さんが拙著を紹介しようとすると、「著者がいますよ」という声が上がった。ついつい、前にしゃしゃり出て自分で紹介してしまった。「サインが欲しい方はサインしますよ」とも付け加えた。その後、拙著を貰った生徒さんが、壇から次々と戻ってきた。私の前を素通りするので実は悲しかったのである。しかしある生徒さんがサインを貰いに来て、それをきっかけにサイン会となった。拙著を貰って戻ってきた生徒さんが、そのままサイン会の列に並ぶという状態となった。「これ学」を読んで下さっている生徒さんもいて、「握手して下さい」とも頼まれてしまった。
　高校生の皆さん、そして指導教員の先生方、拙著は必ずや参考になると思っているので、どうぞご活用下さい！

その後、一般のポスターを見たり、企画シンポジウムを聴いたりして過ごした。箱山さん主催のシンポは、会場満員で断念。聴きたかったのに。夜の末次くん・中瀬くん主催のシンポは、じっくりと楽しむことが出来た。

夜は、九大の矢原さんの還暦祝いに出席した。大学院生時代にとてもお世話になった方である。研究活動・論文執筆に関して、相当に激しいやりとりをした。あの経験が、拙著の源流となっている。ほんと、自分で言うのもなんだがレベルの高い研究室だった。これからも益々、若手を導いて行って下さいませ。

3/14 (金) の進歩　危なかった
一昨日、備長炭で鰤の照り焼きをしようとした時である。ガスコンロの上に備長炭をおいて火にかけ、炭を熾そうとした。と、突然、炭がはぜて破裂した。かけらが目の横を直撃。やけどしてしまった。もしも 1 センチ横にずれていたら、眼球を直撃して失明したやもしれない。危なかったというか、なんというか。

STAP 細胞論文捏造疑惑に対する理化学研究所の記者会見があった。捏造であることは疑いようがないのに、素直にそれを認めようとしていない。何とも歯切れが悪い。科学の信用に関わる問題なのだから、保身など考えずに厳正に挑んで頂きたい。

ベガルタ仙台は明日、ガンバ大阪をユアテックスタジアム仙台に迎え撃つ。しかし出張中で参戦できない。悲しい。

3/13 (木) の進歩　末はコピペか大臣か
捏造疑惑で世間を騒がせている小保方晴子さん。彼女の博士論文のかなりの部分が、他の文献からのコピーペストで作り上げられたものだそうだ(小保方晴子の博士論文の疑惑まとめより)。背景(序論)の全部分や参考文献はほぼ完全なるコピペであることが判明している。図にもコピペの物が含まれていた。もう、衝撃である。コピペというのは、単位が欲しいだけで学業に対する意欲がない学部生がやる行為だと思っていた。それが何と博士論文で！研究者としての自立の印である博士号を取得するための論文においてである。
　かつては、「末は博士か大臣か」と言われたそうな。ところが何と、コピペで博士論文を作り上げる人間が出現した。「末はコピペか大臣か」。なんか妙に、世紀末を現す言葉としてぴったりという感じ。

明日から広島で生態学会である。私は、東京経由で広島に行く。帰宅するのは 18 日の予定なり。その間にこの日記を更新するのかどうかはよくわからない。皆さん、お元気で。
　思い返すと三年前も、こうして生態学会に出張した。千歳空港で帰宅便を待っていたとき、三陸沖のプレートが日本を狂わせてしまった。以来生態学会のたびに、何事もなく戻れるのかと小さな不安を抱く。

何となくの流れで、バッジョの面接練習をした。自信を持って堂々とね。

今日も、MathCode C++ の使い方の独習を進めた。なかなか進まない。「歩行の仕方」に喩えるとこんな感じである。頭では、歩行の仕方を理解している。「右足を前に出し、同時に左手を前に出し、次に左足を前に出し、同時に右手を前に出し」と続ければよい。しかし、どう命令すれば右足が前に出るのかがわからない。左手を前に出す命令もわからない。両者を同時に行う命令もわからない ………。一つずつ、試行錯誤しながら命令文を「解明」していく。まさに、氷原を進むごとしである(3/3 の進歩参照)。

3/12 (水) の進歩　今夜決勝戦
なでしこは今夜、アルガルベカップの決勝戦に挑む(23:10 試合開始)。相手は、欧州王者のドイツである。正直なところ、相当に厳しい闘いとなると思う。何しろ、これまでの対戦成績は 1 勝 1 分 10 敗である。あの体格で組織的なサッカーをしてくるので、付け込むところが少ないのだ。なでしこ持ち前のパスサッカーを展開し、何としても勝利して欲しい！

バラモンの論文にコメント。考察もほぼ完成！

嬉しいようなショックなような。元ベガルタ仙台レディース FW 伊藤美菜子さんが、横浜 FC シーガルズに加入した(横浜 FC 公式ページより)。体調不良のため、昨年の 7 月からずっと休養していた美菜子である。今季こそ復帰と思っていたら、昨年末に引退を発表した。でもサポは皆、いつか復帰してくれることを願っていた。 ---------------- 復帰はとても嬉しいけれど仙台ではないのか。いつか仙台に戻って来てくれないかな。

今日も、MathCode C++ の学習を続けた。開発元に質問した結果、C++ にコンパイルすると、実行速度がかえって遅くなるように見える理由はわかった(3/10 の進歩参照)。ついで、Table[], Do[], Sum[] などの命令文を含む関数をコンパイルすることに挑んだ。しかしうまくいかない。いろいろ試行錯誤しても駄目だ。すがるのは、開発元発行のマニュアルだけである。しかし類に漏れず、このマニュアルがわかりにくい。困ったときのネット情報も、MathCode C++ というおたくっぽいアプリ(使っている人が少なそう)のためか、ほとんど役に立たない。というわけで、にっちもさっちも行かなくなってしまった。こんな初歩的な質問して良いのかと思いつつ、Table[] 等のコンパイルの仕方を開発元に尋ねた。

3/11 (火) の進歩　三年
あの日から三年が経った。私の日常生活は、もう随分前からすっかり「普通」になっている。しかしそれが見かけであることはすぐにわかる。震災の時から今に至るまで、ずっと苦しんでいる方達がいる。原発事故等、震災がもたらした悪夢は何一つ消えていない。震災の陰が消失する日が来ることを信じて、一歩ずつ歩まねばならない。

マクロ系研究室合同の卒業研究発表会があった。みんな、一年間の成果を力一杯発表してくれた。酒井研の二人も頑張ってくれたよ。修士に進む方は、修士課程で益々発展させて頂戴。就職する方は、卒研で得たはずの研究力・プレゼン力を新世界に活かして頂戴。
　プレゼンがとくに良かったと思うのは、(内の二人以外では)T. T. 君と Y. KS. 君。良く出来ていると感心した。

バレンタインの返礼として、丸のままの大根一本にリボンを付けて贈ったという疑惑があるようである(昨日の進歩参照)。それはかえってすごいと思うのであるが、事実ではない。ちゃんと料理した。大根・南瓜・人参の炊き合わせなり。

3/10 (月) の進歩　ダイコン
ホワイトデーにはちょっと早いけれど、バレンタインのお返しをした。ホワイトデーにはやはり真っ白なダイコンだよね。バレンタインのチョコにホワイトデーのダイコン。和食との見事なコラボレーションなり。

大河ドラマ「軍師官兵衛」けっこう面白い。官兵衛はもちろん、羽柴筑前守や明智日向守だのの活躍も楽しんでいる。
　話は変わるが、「佐村河内守」氏を、「さむら・かわちのかみ」と思っていたというのは嘘である。でも、どこまでが名字なのだろうと思っていたのは確かだ。氏の発言に関しては、どこまでが嘘なのだろうと思うことはなく、全部嘘だったんだろうと思っている。
　かたや、もっと大嘘つきが。私自身が絶賛しただけに、腹立つことこの上ない。こんなことが判明しては、もう完全にクロだろう。

バラモンの論文にコメント。あと一歩。

MathCode C++ を勉強中である。マニュアルを見ながら、簡単な計算文を自分で書いて試してみた。しかし ………、C++ にコンパイルすると、かえって計算速度が落ちてしまうことってあるのか？たとえば 100^100 という計算、コンパイルすると計算速度が落ちる。そんなことってあるのか？私が何かを間違えている？

3/9 (日) の進歩　実感した
昨日の日記に、釜浅商店の鍋を買ったと書いた。「厚さが 3 ミリもあるので熱伝導が良い」とも書いたのであるが、「熱伝導が良い」の部分は適当な推察であった(厚さ 3 ミリは本当)。しかし本日南瓜を煮ていて、確かに熱伝導が良いと実感した。まったく同じ火力で煮ているのに、鍋内部のふつふつ度が以前の鍋の時と異なるのだ。明らかに、ふつふつ度が増していた。これはすごい。伊達ではないことが判明した。

昨日に引き続き、薔薇に寒肥をあげた。鉢植えの一部は土を替えた。2 年に一度くらいは土を替えるといいそうな。ミセス＝ジョン＝レインという品種の土替えをしていたとき、「ポキッ」という音がしたような気がした。茎を持ったらもう一度ポキッといい、根との付け根で折れた。犠牲者が出てしまった。けっこう好きな品種だったので、同じ品種はないかとザガーデンに行ってみた。「ミセス＝ジョン＝レイン」ではなくて「ミズ＝ジョン＝レイン」があったら時代の流れを感じるのであるが、どちらもなかった。やむなく、ハーロウ＝カーという品種を買って帰った。

もう雪も積もらぬだろうと判断し、タイヤの交換をした。洗車もした。どちらも自力である。お車さんも、春を迎える支度を調えた。
　と思ったら、夜になって雪が降ってきた。どうしてくれるんだ。

3/8 (土) の進歩　惜敗
ベガルタ仙台 0-2 鹿島アントラーズ。後半は良かった。前節より進歩していた。

試合は夜から。午前中はまず、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。U23 代表の試合でスペインに行っていた MF 入江未希選手が戻ってきていた。一人別メニューでランニング。他の選手も、雪の中頑張っていたよ。
　ついで、胃の調子を見て貰いに病院に行った。私自身の体調のことなのに、「そんなことない」と言い負かす医者である(2/23 の進歩参照)。今日はそうはさせまいと、事前に理論武装して挑んだ。そうしたら、内視鏡の再検査を勝ち取った(と言っていいのか)。ちょっとげんなりである。
　帰宅後は庭仕事をした。薔薇に寒肥をやったのだ。スコップを使って真剣に深い穴を掘り、肥料を埋め込んでいった。立派な花を咲かせるようにね。肥料を奮発したためか、途中で足りなくなってしまった。残りは明日だ。

新しい鍋を購入した。

ヤットコ鍋。取っ手が付いていないので収納が楽である。「ヤットコ」という鍋掴みで扱う。
釜浅商店さんの品だ。厚さが 3 ミリもあるので熱伝導が良い。通常のヤットコ鍋よりも深さがあるのも良い。それに、何と言ってもお洒落だ。さっそく使って楽しんだ。

試合が始まった。敵地なので BS で応援だ。前半の仙台は全然だめであった。鹿島に支配されて良いところ無し。0-1 で終えた。後半になると、鹿島が引いてきたこともあるが、仙台がほぼ一方的に支配するようになった。しかしラストパスの精度が悪い。攻め込みながらも決定機を作れない展開が続いた。終了間際に綺麗に速攻を決められて 0-2。そのまま試合を終えた。
　進歩はしている。試合を重ねればもっと良くなるであろう。MF マグリンチィも機能していた。次節のガンバ大阪戦での初勝利を期待しよう！

3/7 (金) の進歩　明日は鹿島戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で鹿島アントラーズと闘う(19 時試合開始)。震災から三年目。被災したクラブ同士である仙台と鹿島がこの時期に闘うことが定着しつつある。思いを決して忘れないためにも、この時期に闘うことの意味を噛み締めないといけない。でも勝利して頂戴。お願いだから。

夜には、なでしこがデンマーク代表と闘う(23:10 試合開始)。初戦のアメリカ戦では、結果こそ引き分けだったものの、一方的にやられまくってしまった。佐々木監督が「今はしょうがない」とおっしゃっていたので、だんだんと調子が上がっていくのであろう。今宵は、もっと良い試合を見せて欲しい。

MathCode C++ のインストールに成功した！開発元から、「今のバージョンをアンインストールして、このバージョンを入れよ」と言ってきた。みっちーがインストールしてくれて、見事成功したのであった。みっちー、ありがと。見ると、ver. 1.4.6 から ver. 1.4.7 に変わっていた。私がバージョンアップさせたということか。してやったりである。今後 MathCode C++ ご購入の方、ver 1.4.7 が届いたならば、Road to MathCode C++ という激闘があったことを思って頂きたい。
　MathCode C++ をさっそく使おうとした。しかし簡単なものではなかった。Mathmetica のプログラムをほとんど自動的に C++ に書き替えてくれるのかと思いきや、そう甘くなかった。マニュアルを読んで勉強しないといけない。先は長そうだ。

3/6 (木) の進歩　Road to France
Road to France とは、1998 年のフランスワールドカップに向けての日本代表の長い闘いを現した言葉であった。当時日本は、ワールドカップに出場した経験がなかった。2002 年には自国での開催が決まっていた。初出場が、予選免除の自国大会となるのはプライドが許さない。だから何としてでも、予選を突破してフランスに行かねばならなかった。しかし闘いは苦難を極め、いっときは予選突破が絶望的になった。その逆境に日本中が一丸となって闘い、イランとの出場決定戦を掴み取った。勝者が出場権を掴み取るというこの一騎打ち、試合会場は青で埋め尽くされた。そして延長戦の末、岡野のゴールでフランスを掴み取ったのであった。ジョホールバルの歓喜である。
　かたや Road to MathCode C++。シミュレーションを実行するために、このアプリの利用に挑んだ。そして今、MathCode C++ のインストールに向けて(目標小さい！)、ちっとも感動的でない闘いが続く。開発元の指示に従い、テストを実行してはその結果を送り返す。 Road to France の韓国戦で、実況の山本アナは、「日本は、引き分けという長いトンネルに入ったまま走り続けています」と語った。私は、テストという長いトンネルを走り続けている。このトンネルを抜けることが出来るのか？もし駄目だったら、シミュレーションの前段階のインストールで敗退というあまりにも情けない歴史を刻み込むことであろう。

月初めの談話会があった。今年度最後の談話会である。論文の投稿と執筆に向けて、学会発表に向けて、マクロ分野全体での卒論発表会に向けて、就活に向けて、MathCode C++ のインストールに向けて、それぞれの目標を定めて皆が頑張っている。皆、自分の目標を必ずや達成してくれ！

今夜は送別会である。もちろん参加する。しかし酒は飲まない。禁酒生活 23 日目の春である。

3/5 (水) の進歩　今夜はニュージーランド戦にアメリカ戦
てんこ盛りの夜である。
　まずは、男子代表がニュージーランド代表と闘う(19:40 試合開始)。ワールドカップ代表選手発表前の最後の調整試合である。選手たちは、いつも以上に気合いを入れて臨むであろう。大勝を期待している。なお、ニュージーランド代表には、ベガルタ仙台のマグリンチィがいる。新加入の選手で、正直まだ親近感がない。出場したら、応援するというより、どんな選手なのか見るということになりそう。ともかくも、仙台で飛躍しなさい。
　なでしこは今夜、アルガルベカップの初戦を迎える(21:45 試合開始)。対戦相手は、世界最強と言われるアメリカ代表である。このところ悶々とした闘いが続いているなでしこ。この試合で爆発して、一挙に上昇気流に乗って欲しい。なお、ベガルタ仙台レディースから選出されていた鮫島彩選手は負傷離脱(代表チームには帯同している)。さらに悲しいことには、3/1 付けでアメリカのヒューストン＝ダッシュに移籍してしまった(しかし 9 月には仙台に復帰予定)。娘が、旅行先から、実家に寄らずに留学してしまったみたいな悲しみに満ちている。

バラモンの論文にコメント。

Road to MathCode C++。デモンストレーションプログラムを実行したらエラーメッセージが出てしまった(3/3 の進歩参照)。開発元に問い合わせたところ、「C++ がインストールされていないか、おかしくなっている」とのことであった。指示された通りに確認してみたら、インストールはされているようであった。うーむ。さらなる指示を仰ぐ。

水環境学会で行う講演の準備を進めた。昨日集めたアブストラクトの例を読み返したら、「これでいいじゃん」という秀作ばかりであった。おかげで今日はアブスト集めをしなくてすんだ。アブストラクトの書き方の説明の準備も完了してしまった。ついで、考察の書き方の説明に入った。こちらはさほど大変ではない。実例を使うのは無理とはなから諦めているからだ。考察の実例を紹介しようとしたら、研究背景(イントロ)や研究結果もある程度は説明しないといけないであろう。それでは、研究例の理解自体が大変になってしまう。だから考察の説明では、他意はないことであるが、ベガルタ仙台の研究例のみを使う。この例は、イントロの説明から一貫して使っているので理解しやすいはずなのだ。

3/4 (火) の進歩　ベガルタ仙台レディースジュニアユース発足
待望の発表である。本年 4 月に、ベガルタ仙台レディースのジュニアユースチームが発足することになった(公式ページより)。中学生のチームである。待ちに待っていた下部組織が出来る！
　女子選手の育成のためには、中学生のサッカー環境を整えることが火急の課題と言われている。小学生までは男子と一緒にできるが、中学生となると体格差が出てしまう。高校生チームはそれなりにあるけれど、中学生チームはとても少ないそうだ。だから、中学生チームを作ることが大切なのだ。
　ベガルタのジュニアユースで育った選手が、常磐木学園だの聖和学園だの東北高校だのを経由してレディースのトップチームに入る。そんな日が夢ではなくなった。今の内に、あんを使って手なずけておくか。
　選手選考を 4/6 に行うそうである(公式ページより)。本日記をお読みの方、お嬢さんを受験させてはどうか！根拠のない予感なのであるが、「これ論」が受験に役立つ気がする。「どうしてそのプレーをするのか」を考えてサッカーしそうだし。

かたや男子は、オーストラリア人の GK ダニエルヴコヴィッチ選手を期限付き移籍で獲得した(公式ページより)。この時期に獲得か。先日の試合に出場した GK 関は合格点だったと思うのだけど。なんで？

水環境学会での講演準備のために、水環境関連の論文のアブストラクトを読みまくった。そして恰好の例を見つけたら、日本語に訳して発表用スライドに載せた。………、と書くと簡単に見えるのだが。大変な作業で頭が疲れ切った。また明日もやるのか ………。

3/3 (月) の進歩　MathCode C++ 難敵
先週に引き続き、MathCode C++ のインストールを試みた(2/27 の進歩参照)。ターミナルというアプリを使い、命令文を色々と打ち込んでいく必要があることはわかった。第一文として、"/.install.macox" と打ち込んで実行するのだと。しかし、間違いようが無く見えるこの第一文で、いきなり失敗挫折した。私ではどうにもならないので、みっちーに救援を依頼した。そうしたら、しゃかしゃかとインストールしてくれた。どうもありがとう。続いて、デモンストレーションのプログラムを実行してみた。「エラーメッセージが出たらインストールをやり直して下さい」とのことである。”Error” と三つも出て再び挫折。どうしようもないので、開発元に問い合わせのメールを送った。
　MathCode C++ 難敵なり。巨大な氷塊が広がる氷原に置かれた気分である。一つの氷塊を乗り越えても、その目の前にはまた氷塊が立ち塞がっている。これが延々と続きそう。使いこなせる日は来るのか？

3/19 に、日本水環境学会において論文の書き方の講演を行う。昨年に続き二回目である。今日からその準備を始めた。今回の講演では、アブストラクトの書き方の説明をする。ネタを集めようと、水環境関連の論文のアブストラクトを読み始めた。一口に「水環境」と言っても、その研究内容には相当に幅がありそうである。ある研究例が、全参加者に通じるのかという不安が拭えない。だからベガルタ仙台の研究例 ……… と、いつもなっちゃうんだよね。

3/2 (日) の進歩　テレビが壊れかける
起床後テレビをつけたら映らなくなっていた。「電波を受信できません」と言っている。雨が降っているので、電波状態が悪いのかと思った。その内に直るだろうと放置したのであるが、いつまで経っても映らない。さらには、ビデオデッキのチューナーは、電波をちゃんと受信していることがわかった。ビデオデッキの映像に試しに切り換えたら、TV 放送を映し出したのだ。配線の問題かと思い、色々と試してみた。でも問題は無いようであった。やむなく、お客様相談室に電話を掛け修理を依頼した。ああ、余計な出費だ。
　などと憤然としていたら、夕方になって復活した。その理由は、以下の二つの内のどちらかまたは両方である。1) 半日ほど経つと自動的に元に戻る、2) 主電源を切って 20 分ほど放置すると元に戻る。皆さんの TV が電波を受信しなくなったら両方試してみよう！

薔薇に寒肥をやるつもりであった。しかし生憎の雨である。戦意を喪失し、室内でだらだらと過ごしてしまった。宅配便が二つ届く予定なので、のんびりと待つことにした。しかしまあ、時間の喪失感が満載の休日であった。

3/1 (土) の進歩　苦敗
ベガルタ仙台 0-1 アルビレックス新潟。得点のわくわく感のない試合だった。

試合は昼過ぎから。午前中は、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。皆、生き生きと動き回っていた。怪我から待望復活の選手に、移籍の即戦力に、期待の新人に。先発を考えてみたのであるが、すごい選手ばかりで決まらない。なんとか絞っても、ポジションが最低 15-16 人分は必要になってしまう。千葉監督も、嬉しい悩みを抱えていることであろう。

牛タン利久で牛タン定食を頂いてから、ユアテックスタジアム仙台に入った。敵地側は新潟サポでびっしり埋まっていた。浦和なみだ。凄い。
　試合が始まった。前半の仙台は良かった。コンパクトな守備から攻めに転じていた。しかし、不運なハンドで PK を取られ失点。これが大誤算であった。内容から言って、仙台がリードして終えたい前半であった。後半になると様相が一変した。新潟に支配されて防戦に追われるばかりであった。と、今度は、新潟 GK 守田が、ボールを 6 秒以上手で保持したという反則を取られた。極めて珍しい反則である。GK がボールを 45 分間手で保持してしまったら、少なくとも失点は防ぐことができる。それではいけないと、保持時間を突き詰めて考えていったら 6 秒未満になった(45 分 -> 44 分 -> 43 分 -> ........ 1 分 -> 30 秒 -> 20 秒 -> 10　秒 -> 9 秒 -> 8 秒 -> 7 秒 -> 6 秒)のだと思うが、この反則を実際に取られたのは初めて見た。そこからの間接 FK を MF 富田が綺麗に流し込んで 1-1 となった。そのまま時間が進み引き分けムードが漂った。それを払拭する新潟 MF ガウーショのシュートで、1-2 と負けちゃいました。
　終わってから振り返ると、得点が入る気がしない試合であった。得点場面以外に決定機は無かったような？新戦力 MF マグリンチィも、機能しないままに途中交替してしまったし。これからの盛り返しを期待するしかあるまい。
　新人 DF 二見のロングスローは良かった。かなりのスピードでゴール前まで届いてしまうのだ。相手陣深くでスローインを得たら、センターバックの鎌田と石川が相手ゴール前まで上がっていく(普通のスローなら、こんなことはありえない)。準コーナーキックという感じで、大いなる武器となろう。
　本日の反省部屋は、新潟 FW 川又である。途中交替を命ぜられた(足を痛めたため)のだけれど、大いに不満だったようだ。ピッチ内に居座りなかなか動こうとしない。ようやく動き出すも牛の歩みであった。その間、観客も他の選手もずっと待たされていた。温厚な仙台サポからも、さすがにブーイングが起こった。村井新チェアマンは、試合の魅力を高めるために「迅速な選手交替」を打ち出した。それをまったく無視した川又の態度。日本の明日を背負うストライカーと言うのに！猛省せよ！