「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
2/28
(金) の進歩 いよいよ開幕
いよいよ明日 J リーグが開幕する。日本中がまた、熱く熱くなる時がやってきた。今年はどんなドラマが待っているのか。
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟を迎え撃つ(14
時試合開始)。昨季後半に凄まじい強さを見せるようになった相手である。あのプレスと運動量、すごいと言うしかない。しかしホームで負けるわけに
はいかない。新潟を上回る運動量で勝利し、アーノルド新監督のサッカーを見せつけて欲しい。
バラモンの論文にコメント。最後の仕上げに入れ!
本格調味料に凝ってしまった私である(2/21 の進歩参照)。
濃い口醤油:蔵元小田屋
薄口醤油:片上醤油
味醂:角谷文治郎商店 三州三河味醂
酢:村山造酢 千鳥酢
塩:宮古島 雪塩
もうこれで買う物もなくなったろうと安堵していた。しかし我が凝り性を甘く見てはいけなかった。きっかけは、落とし蓋がひん曲がってしまったこと
である。南洋材なので簡単に反り返ってしまうのだ。他の落とし蓋を探したら、木曽さわらの落とし蓋を見つけ、これなら良いかもと思った。だからと
いってどうして、桐の米びつ・本目立て純銅おろし金・馬毛裏ごし器まで買ってしまうのか。調理道具に
まで飛び火するとは予想していなかった。
生態学会の口頭発表用のファイルを登録した。何だかんだで、ファイル作りに今週いっぱいかかってしまった。でもおかげで、わかりやすいス
ライドが出来上がったと思う。論文を書く上でのヒントも思いついてしまった。その絡みで、知らんぷりして演題もちょっと変えた。座長が、手元のス
ケジュール表(元の演題が書いてある)を見ながら、元の演題を読み上げないことを祈るばかりである。
2/27
(木) の進歩 卒業研究発表会
卒業研究の発表会があった。酒井研からは、ポールとちーちゃんが発表した。まずはポール。見事な発表であった。聴衆の方を見ながら落ち着いて語り
かけていた。これなら、ビジネスのプレゼンも立派にやり遂げるのではないか(ポールは就職する)。ちーちゃんも立派だったよ。中間発表のときより
もずっと堂々としていた。研究内容をさらに練って(ちーちゃんは進学する)、立派なものに発展させていっておくれ。みなさん、お疲れ様でした。
二人とも、ほぼ時間通りに発表を終えた。発表時間に収まるか心配して、準備時に、「スライドは何枚くらいが良いですか?」と質問された。「25
枚くらいじゃないの」とてきとーに答えたのであるが、収まるものですな。そういえば自分の学会発表でも、「だいたいこれくらいの枚数」と毎回てき
とーに作っている。それでいつもうまく収まるのだから、職人技なのか、そこまで大袈裟なものではないのか。
MathCode C++
が届いた。さっそくインストールしようとしたのだが、やり方がわからない。インストールファイルらしき物をクリックしても、「これを実行するアプ
リが見つ
かりません」と言ってくるのだ。習得には時間がかかると覚悟はしていたが、インストールで躓くとは思っていなかった。難敵かもしれない。
2/26
(水) の進歩 不便になる
近所のスーパー八百ふじが閉店してしまった。徒歩 5
分で行ける便利さだったのに。普通のスーパーの半分ほどもない大きさだったので、他に客を取られていたということか。しかしこれから不便である。
一番近い スーパーが、車で 7-8
分の所という状況になってしまった。ちょこっと買い物に行くことができない。八百ふじの後継スーパーが入ることを祈るばかりである。
卒業研究の発表会が明日に迫った。ちーちゃんもスライドを見せに来てくれた。大急ぎでコメント。ついでポールのスライドにもコメントし
た。二人の発表が楽しみなり。
学会発表用のファイルは、結果のスライドを作るのみとなった。シミュレーション結果の図以外にとりあえず一つ作ろうと、
Mathematica に計算させた。しかしこれがまた時間がかかる。さっさとしてくれ。Mathematica
にしてみたら、「言われるままに一つ一つ計算しているのに」と怒るであろう。
2/25
(火) の進歩 見てしまった
私の隠された趣味の一つに、「新婚さんいらっしゃい!」を録画しておいて見るというものがある。生で見られないときは後で見るので
あった。先週の放送を昨夜見て、「おおっ」と思ってしまった。カモメの生態の研究をなさっている K
さんという方が出演したのだ。不覚にも存じ上げていなかったのであるが、紛れもなく同業の生態学者であった。「何の役に立つんですか?」という
突っ込み
に、「自然の真理が明らかになる」と答えていた。素晴らしい。落ち着いた話し方で好感度特大。夫婦揃ってのカモメの求愛ダンス披露にも感動した。
お近づきになりたい。
ポールの発表用ファイルにコメントした。良く出来ている。プレゼンの講義をした甲斐があったと思う。あの講義はとても有効だった。
森元首相の発言について、私の認識不足が二つあった。第一に元首相は、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長であった。気軽にスポーツ
を楽しむ立場の人ではなかった。第二に、かの発言は、浅田
真央選手のフリーの演技を控えての時期であった。これから試合という時にあんな発言をしてはいけない。サッカーでも、「あいつは必ずシュート外
す」などと 試合前に言うことは、百害あって一利なしである。
生態学会の発表用ファイル作りを進めている。MathCode C++
が届いたので、「やった、これでシミュレーションが間に合う」と思った(昨日の進歩参照)。ところが何の手違いか Windows
版であった。Mac
版を頼んだのに。即連絡して、手配し直して貰った。もしシミュレーションが間に合わなかったら、私のせいではないかも知れないからね。と、
ちょっと安堵する。
2/24
(月) の進歩 好調
ベガルタ仙台レディースは、昨日まで千葉遠征していた。なでしこリーグのチームと、5 日間で 8
試合という交流戦を行ったのである。結果は、6 勝 1 分 1
敗という好成績であった。雪のために、仙台では十分な練習が出来なかったというのにである。この調子でもっともっと力をつけて、3 月 30
日の開幕戦に臨んで欲しい。
昨季の女王 INAC
神戸レオネッサでは、主力選手の多くが移籍してしまった。若手の成長もあろうが、ぱっと見では弱体化という印象である。少なくとも、昨季のような
ぶっちぎ りの強さはないのではないか。というわけで、我がクラブが優勝してしまおう!
今週木曜日に卒業研究の発表会がある。というわけで、ちーちゃんのデータを見ながら方針を相談した。ポールの発表ファイルにもコメントし
た。実質的に残された時間はあと二日か。二人とも頑張ってね。メールを送ってくれたら夜でも対応する。何しろ禁酒中の身なので、頭は正常のはずな
のだ。マツハシと博論をやりとりしたときは、晩酌を始める時間に(メールが)間に合うかどうかで白熱の攻防をしたなあ。良い想い出だ。
その後、バラモンの論文にコメント。すまないが、今週は卒研生優先。
生態学会の発表用スライドを作り始めた。実はまだ、解析を完了していないという危うい状況である。だからなおさら、結果以外のスライドを
さっさと仕上げて おきたい。MathCode C++
が届いて、かつ、解析をぱっと行うことが出来たら、シミュレーションの結果も載せる。駄目だったらシミュレーション無しである。どうであったの
か、私の発 表を聴けばわかるということだ。ああ恥ずかしい。
2/23
(日) の進歩 おはぎ
「左党と甘党とがそれなりの負の関係にある」とはよく言われることである。酒を飲む人は甘い物をあまり食べず、甘い物が好きな人はあまり酒を飲ま
ない。例外も多数あろうが、当てはまる人も多い。私自身、甘い物はほとんど頂かない。菓子類を自分で買うことはまずない。
さて、禁酒生活 12 日目である。その結果、上記の負の関係が確かに存在し、かつそれは、遺伝的なものというより表現型によるもの(説
明が面倒なので、表現型の説明は省略)であるという仮説に思い至った。晩酌をしないとどうも口が寂しい。夜も長い。何か一口欲しくなってしまうの
だ。初期はお煎餅であった。食後に数枚頂くのを楽しみとした。しかしやがて、無性な欲求が湧き上がり、おはぎを買いに行ってしまったの
である。しかも、粒あんと胡麻の豪華二つ組みである
--------------。んまかった。この欲求が一時的なものなのか、それとも永続的なものなのか、今後が注目される。
昨日、胃の調子を見て貰いに病院に行った。薬を五日間飲んだのであるが、改善している気がしない。医師が、「もう良くなっているでしょ」
という顔で私を迎えたので、「全然治っていないです」と訴えた。医師は、「なにっ?」と腹部を触診し、「良くなっている」と申し渡したのであっ
た。言い負かされて帰ってきてしまった。
昨日は納得しかねていたのだが、今日になってだいぶ良くなった。これなら確かに快方に向かっている。
晩酌はせねども料理には凝る。昨日今日と菜の花三昧なり。苦みがよいね。
2/22
(土) の進歩 富士ゼロックススーパー杯
いよいよ日本に春がやって来た。来週の J リーグ開幕を前に、富士ゼロックススーパー杯が華々しく行われた。昨年の J
リーグ王者サンフレッチェ広島と天皇杯覇者横浜 F マリノスとが激突したのである。2-0
で広島が勝利。試合巧者なり。良い時間帯に点を取って横浜を突き放した。横浜に支配される時間帯もあったけれど、きっちりと守っていた。広島、今
季も強 い。
試合を見て、ちょっと複雑な気持ちになった。GK 林
卓人、なんでそこにいるんだよう。我らの守護神であったのに、広島に移籍してしまった。かなり悲しい。
森元首相の発言が物議を醸している。浅田選手に関して、「大事なときには必ず転ぶんですよね」と語ったとか。この発言を不快に思う人がい
ることもわかるが、雰囲気が異常である。まるで思想統制みたいだ。ダルビッシュという野球選手は、「スポーツの本質何も分かってないよね」と批判
したそうだ。そうか。スポーツって、もっと気軽に楽しむものかと思っていたが、本質がわかっていないと駄目らしい。私は、スポーツの本質なんて知
らん。普段、スケートやスキー・スノボー競技を見ることなどないのに、オリンピックとなるとそれなりの興味を示す駄目人間だからね。玉木
正之氏は、「重圧を感じて戦う五輪選手への尊敬の念が全く感じられない」と批判したそうだ。げーーっ、私は、ソチ五輪に出ている選手を誰一人尊敬
していな
いのだが。「すごい人たちだ」とは思うけれど、尊敬の念とは違う。しかし、尊敬しないといけなかったのか。私、見る資格ないのかもしれない。
繰り返すけれど、スポーツって気軽に楽しむものではないのか?
「本質」だの「尊敬」だの考えることもなく、勝利を無邪気に喜び、敗北に無邪気にがっかりする。評論家みたいに、勝因だの敗因だのを語ることもあ
る(森元首相の発
言もそうだろう)。そんな姿勢じゃいけないと、「崇高なる思想を持った人タチ」に怒られちゃったら、人の楽しみを奪うなと思ってしまう。
2/21
(金) の進歩 応援
ソチオリンピックを楽しんでいる方も多いと思う。日本選手の演技等を画面で見ながら、「良い点が出ろ」と応援していることであろう。私もそうだ。
パソコンの画面を見ながら、実行中の Mathematica シミュレーションで「良い数値が出ろ」と応援している。昨日から
ずっと、完成したシミュレーションを試しているのだ。途中経過の数値が出るようにしていて、一喜一憂、数値上がれと必死である。
実は大した味覚を持っていないのであるが、本物志向はとても強い私である。醤油に凝ってしまったら(昨日の進歩参照)、他の調味料にも懲
りたくなるのは必然の流れであった。というわけで、薄口醤油・味醂・塩・酢・砂糖の本物情報をネットで探しまくってしまった。そして通販で次々と
…………、となるのは抑えた。商品の値段はさほどではなくても、送料や代引き手数料が侮れないことに気づいたのだ。こうした経費を含めると、値段
が 1.5
倍くらいになってしまったりする。藤崎(仙台の老舗百貨店)の食料品売り場とか、凝った調味料を置いていそうな店を探すことにしよう。
今の時代、ネットで何でも買うことができる。木曽檜の風呂桶までネットで買えることを知っていたか(ここでク
リックして買い物カゴに入れよう)。お買い物は、実店舗よりネットという時代になりつつある。この状況を一番喜んでいるのは宅配業者ではないだろ
うか。
相変わらず胃の調子が悪い。しばしば張った感じになる。体重もちょっと減った。これは真剣に問題かもしれない。
2/20
(木) の進歩 飲み物のごとし
昨夜の夕食時、割烹小田屋の「割烹
大吟醸 三年もろみ」と「割烹醤油 山紫水明
二年もろみ」を使った(昨日の進歩参照)。三年もろみでヒラメの刺身を頂き、二年もろみで湯豆腐を頂いた。どちらも吃驚するほど美味しかった。こ
れが本物の醤油か。あまりの感激に、醤油のみを何度も味見してしまった。まさに飲み物のごとし。むろん、そのまま飲むには味が濃過ぎるのである
が、その爽やかな深さは、つつと飲み進めてしまいたいものであった。もう、スーパーの醤油には戻れない。
バラモンの講座セミナー。お疲れ様。
新しいシミュレーションのプログラムは、いちおうの完成を見た。実行したところ、期待通りの結果が出ている。よって今のところは幸せ。で
も、もっときちんと解析しないといけない。
2/19
(水) の進歩 本格醤油
私は、調味料の中で醤油が一番好きである。香りが堪らない。塩気をつけるのは塩よりも醤油という流儀である。その割りには、スーパーで売っている
ごく普通の醤油を使っていた。突然思い立ち、昔ながらの作り方の本物の醤油が欲しくなってしまった。そして、割烹小田屋の「割烹 大吟醸
三年もろみ」と「割烹醤油 山紫水明
二年もろみ」を買った。前者は、刺身のことだけを考えて作った醤油で、後者は、調理のことだけを考えて作った醤油だそうな。他を考えぬ集中力が素
晴らし い。贅沢な気もするが、それぞれ 720 ml で 2000 円と 1500
円なのだから高が知れている。さっそく今夜、刺身と湯豆腐とを頂く。楽しみなり。しかし禁酒中なのが実に残念である。
一日を大切に生きる方法を発見した。来年の今ごろは生きていない、すなわち、本日の日付の日は人生で最後かもと思うと、大
切に過ごそうという気持ちがもりもりと湧く。
そんな大切な一日を使って、シミュレーション用の新しいプログラムを書き始めた。昨日まで取り組んでいた問題とは別の問題に挑むものであ
る。MathCode C++
が届いたら一挙にシミュレーションをすることにしたので、届くまでの間はプログラム書きに勤しむことにしたのだ。というわけで、悶々としながらプ
ログラム を書いている。思ったよりも難しいプログラムで、牛の歩みである。
2/18
(火) の進歩 MathCode C++
Mathematica でのシミュレーションに異様に時間がかかり、すべてのシミュレーションが完了するのは 10 年後と
悲観にくれているこの頃である。実行速度を高められないかと情報を探していたら、MathCode C++
なるものを見つけた。Mathematica のファイルを手軽に C++
に転換してくれるソフトで、計算速度が数千倍になるという。それは素晴らしいと、さっそく注文してしまった。使いこなせるのかどうか不安は残る。
しかしそ こは執念で乗りきる。これまでもそうしてきたのだ。研究で一番大切なのは執念と思う。次がプレゼン、と不自然に繋げる。
というわけでプレゼンの講義をした。酒井研の若者に加え、牧研の S 君も参加してくれた。本来は丸一日かかる内容を、2
時間ほどのダイジェスト版にまとめた。講義しながら、「まとめ過ぎたか」と思った部分が何カ所か。来年は改善しよう。
みなさん、立派なプレゼンをして頂戴ね。
Mathematica でのシミュレーションは続く。MathCode C++
を注文してしまったので、「別にいいんだよ、適当にやっていて」という、極めてリラックスした心境となった。戦力外とされているのに、本人は真剣
にやって いる。身につまされるわ。
2/17
(月) の進歩 プレゼンの講義をしよう
もうすぐ卒業研究の発表会である。それに先立ち、プレゼンの仕方の講義をすることにした。考えてみると、こうした講義は他所では何度もやっている
けれど、研究室の学生対象にやったことはないのだ。内の学生ならば、私の本を当然読んでいるという前提なもので。しかし、他の学生
と内の学生とで読んでいる頻度に有意差がない気がしてきたので、講義をすることにした。18 日の 13:30
から行う予定なり。
バラモンの論文にコメント。このところ、早朝 6 時とかに論文を送ってくる不思議な行動。
ついで、ちーちゃんにデータを見せて貰った。探求心を駆られるデータだと思う。どんな不思議が隠れているのやら。残りの解析も頑張って頂戴。
仙台では、昨夜から今朝にかけてまたしても雪が降っていた。一晩の内に 5
センチほど新たに積もった。出勤時は雪渋滞になっていて、いつもなら 22 分で着くところが、1時間 15
分もかかってしまった。坂にさしかかる度に、滑らないかとどきどきする。世の中、平坦な道より坂道の方が多いのではないか?
先週末に実行させておいた Mathematica のシミュレーションがまだ終わっていなかった。うーーん、たった 1
回のシミュレーションというのに。こうしたシミュレーションでは、100 回くらいは実行させてみるのが最低条件である。この調子では、100
回やるのに数年かかるかもしれない。それだけの時間があるならば、他の(実行速度の速い)言語を習得する方が早いという議論が湧き
起こる。冗談ではありませんな。
2/16
(日) の進歩 雪かきと台所整理
雪はやんだ。気温もちょっと上がって、積もっている雪が溶け出してきた。そんな中、昼食を食べに行こうと車に乗った。発進するも、ハンドルを右に
切りながら車庫から出たとたん、雪にはまって動けなくなってしまった。アクセルを踏んでもタイヤが空回りするばかりで、前進も後退もできない。タ
イヤの前後の雪を取り除こう。除雪に出ていた近所の方も手伝って下さり、車の救出騒動が始まった。雪を除けて発進を試みるも、なかなか脱出できな
い。やがて、他の車が走って来た。しかし、私の車で道が塞がれていたので停止する羽目となった。申し訳ない。ーーーーー
と思いつつも。その車の運転手は、私たちの車救出騒動を黙って見ているだけであった。道を空けるのに 10
分くらいかかったのであるが、その間も、車内で見ているだけであった。その内に携帯電話を掛けだした。ようやく道を空けたので、その車に通って貰
うことに
した。ところがその車も、すべって動かなくなってしまった。近所の方が後ろから押してあげた。その時も運転手は、携帯電話を掛けながらへらへらし
ていた。そして礼も言わずに去っていった。なんか、激しく違うのではないかと思った。人情って大切だと思うけど、そういう概念はないらしい。
ともかくも、車での外出は諦めたのであった。
部屋に戻り、何気なく台所の整理をした。砂糖入れと塩入れとに入っていた大さじ・小さじを取り出して洗った。最初は(ステップ
1)それだけであった。次に(ステップ
2)、この大さじ・小さじの新しい置き場所を考えた。これまでは、砂糖・塩の計量専用にと、それぞれのケースの中に入れていた。しかしそれだと、
砂糖・塩 がこびり付いてしまうのだ。作業台の引き出しに入れようかと思い、引き出しを開けてみた。しかし場所がない。そこで(ステップ
3)引き出しの整理を始めた。整理しすぎてしまい、余分な空間が出来た。そこに(ステップ
4)輪ゴムをしまおうと、輪ゴム入れを取り出した。その結果(ステップ 5)、輪ゴム入れを置いていた場所が空いた。そこで(ステップ 6)
ーーーーーー以下略。てな感じでいったい何ステップを踏んだのか。気づくと、大掃除並みの台所整理をしていた。
2/15
(土) の進歩 雪降り続く
昨夜から雪が降り続いている。今朝起きてみると、30 cm
ほど新たに積もっていた。先週末の雪もふんだんに残っているので、かなりの積雪となった。朝食後に雪かきをして、玄関通路の確保と車の掘り出しと
をした。 敷地沿いの道路も、形だけ雪かきした。
こんな雪なので、外に出る気も起きない。テレビなどを見ながらだらだらと過ごした。窓の外では、粉雪とぼた雪の中間のような雪が降りしきってい
る。庭の雪がだんだんと盛り上がってきて、居間に座っていても、その雪面が楽に見えるようになってきた。
夕刻の我が家である。写真ではわかりにくいが、雪に埋もれている。膝下まである長靴でも、雪かきをしていない地帯には入っていけない。仙台に来
て、これだけの積雪は初めてと思う。こんな雪夜に、禁酒を続けなくてはいけない我が身の悲しさよ。<-- 胃の具合が相変わらず悪い。
昨日の帰り、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。グランドの一部が除雪されていて、そこを使って練習をしていた。と、見たことの
ない選手が一人いた。新加入選手の顔は覚えきっていないので、その一人なのかと思った。しかし S さんが、愛媛 FC にいた中田 麻衣子選手
らしいと教えてくれた。常磐木学園出身である。練習に参加しているのか? ベガルタに加入しちゃう?
2/14
(金) の進歩 Mathematica 休んでる疑惑
このところずっと、iMac で、Mathematica のシミュレーションを実行させている。Word
等で他の仕事をしながら、背後ではシミュレーションを実行中である。帰る時間になったら、シミュレーションを実行させたままで帰宅する。明日出勤
したとき
にはシミュレーションが終わっていることを期待しながらだ。しかし翌日になっても終わっていない。そんなことを何日も繰り返している内に気づい
た。シミュレーションの進行速度が昼と夜とで違うようなのだ(計算の途中経過を出力させるようにしている)。私が、iMac
で他の仕事をしているときの方が、帰宅時よりもずっと速い気がする。帰宅したら iMac はスリープになる。ひょっとして
Mathematica は、一緒になってスリープしてしまっているのか? もし事実ならば、とんでもない奴である。
お気遣いありがとう。3 種類全部頂いた上に、我慢できなくなってもう1ヶ頂いてしまった。とても美味しかった。
今日は、ポールの解析の疑問点を解明してやろうと朝から張り切った。私自身で、解析をいろいろと試してみた。試行錯誤することしばし。原
因がわかった。気づいてしまうと、確かにそうだと納得できるものであった。これを踏まえての再解析を頑張って頂戴。
次いで、バラモンの論文にコメント。考察の前半部分はほぼ完成と思う。
自分自身の解析も再開した。改良点を思いついたので、数値設定を変えてシミュレーションを再実行させている。しかし、
Mathematica スリープ疑惑のため、迂闊に帰宅できない。
2/13
(木) の進歩 昨夜は楽しんだ模様
昨夜は、マツハシを迎えて皆で飲みに行ったはずである。楽しんだことだろう。その証拠になるのか?、マツハシから
のお土産が研究室の私 の机に置いてあった。どうもありがとう。みーちゃん情報では、とても元気だったそうである。当然でしょう!
今朝はぐっすりと二度寝した。9 時過ぎに起床という、私としては実に遅い目覚めとなった。あんがいないとこんなにもぐっすり眠る
ことができるのか。昨夜遅かったために未だホテルにお預け中の我が子を省みるのであった。
研究室に出て仕事を再開した。まずはバラモンの論文にコメント。ついで、科学研究費の書類を書いた。その後、ポールの
Mathematica
ファイルと格闘。怪しげな挙動を示す最適解。しかし、解析に間違いはないように思う。でも、解の解釈ができない。このところずっと、二人で悩んで
いる。
2/12 (水) 告別式
今日は昼から告別式である。午前中は、小田原の祖父母家を見に行った。子どもの頃はしばしば遊びに来ていた。大人になっても何度か訪れていた。
せっかくだから、懐かしい家を見ておきたかった。とはいっても、もう長いこと空き家になっている。祖父はとうに逝っており、祖母も施設に入ってい
たから。
家は、概観は昔通りであった。ほんと、昔通りのままに時間が止まっていた。とは言ってもやはり、荒れてはいた。裏側に回り敷地内に入っていった
ら、枯れた草や蔓が庭を占拠していた。夏は凄いことになっていたのかも。
家の裏側には、裏山へと続く登り坂があった。子どもの頃よく遊んだ。当時の私にはすごく大きな坂に見えて、登るのが大変であった。てっぺんから
駆け下りると、勢いが止まらずに転びそうになった。しかし今見返すと、何のことはない大きさの坂であった。……………、時間が遡って子どもの頃に
戻り、ここで遊ぶ日々に戻ってくれたらと願ってしまった。
告別式・火葬・初七日・納骨を終えた。兄家族と別れ、新幹線で戻った。お疲れ様でした。
お土産に干物を買った。備長炭で炭火焼きにしてやろう。小田原の干物は美味しいぞ。
2/11 (火) 通夜
祖母の通夜のために小田原に行った。昼前の新幹線で東京へ。そこから在来線か新幹線か迷ったけれど、疲れが溜まっていたこともあり新幹線にした。
15 時くらいに宿に入り、兄家族と待ち合わせ。通夜の会場へと向かった。
祖母は、102
歳の大往生であった。実を言うともう何年も会っていなかったのであるが、安らかな寝顔を見て、いろいろな想い出が蘇ってきた。父方ということもあ
り、昔は けっこう頻繁に会っていたのであるが。ゆっくり休んで下さい。
兄家族と一緒に夕食を摂った。姪と会うのは久しぶりである。社会人としてばりばり働いている。通夜の待ち時間にも、パソコンを拡げてい
た。かたや甥は所用で欠席。「これ論著者の甥証明書」を発行してあげようかと思ったのに(2013.12.8 の進歩参照)!
とうわけで、兄夫婦・姪とで二時間ほど会食をした。兄家族が語り合う様子を見ながら、「暖かい家族だなあ」としみじみと思った。
2/10
(月) の進歩 第 15 刷出来
「これからレポート・卒論を書く若者のために」の第 15 刷が出来した。2000
部刷り、累計 2,3766 部の出来となった。お買い上げ、誠にありがとうございます。
久しぶりに研究室に出て来た。しかしどんよりと疲れている。でも頑張らないと。
まずはバラモンの論文にコメント。その後、未だに終わっていない Mathematica
の計算にどんよりとした。計算中止にして他の計算に移るか。しかし、どうせ明日からしばし不在だ(下記参照)。ならばその間に計算をやらせておく
か。しか し、岡崎出張・伊豆休暇・帰宅困難中も計算をやらせていたのに終わっていなかったという事実が重くのしかかるのであっ
た。どうしま すかな。
熊本県立第二高校の I
先生がわざわざ来室して下さった。研究の仕方・論文の書き方・プレゼンの仕方の講義をお願いされていて、その打ち合わせである。明日、山形の高校
の研究発 表会に参加するので、その途上ということであった。5-6 月くらいに講義を行う。頑張ります!
祖母が亡くなった。葬儀のため、明日明後日と神奈川の小田原に行く。修士論文発表会は欠席である。無理を言って、12
日の審査員を交替して貰った。どうもすいません。マツハシを迎えての飲み会も欠席だ。学会の時に派手にやろうね。
というわけで、一昨日小田原を通過したのに、また小田原行きなり。次回更新は 13 日の予定である。
2/9 (日)
の進歩 帰宅
昨日の雪は記録的なものであったらしい。都心でも 20 センチ以上積もったとか。仙台では 35 センチ積もり、78
年ぶりの大雪であったという。さぞや、ちりちりの粉雪が降ったことであろう。どうせなら、降り積もる雪を自宅でゆっくりと眺めたかった。良い雰囲
気だった ろうに。
などと、ちょっと惜しい気持ちを抱きつつ、大雪の後遺症が残る中をなんとか自宅に辿り着いた。
……………。35 センチの雪に埋もれていて、中に入れなくなっていた。雪かき 30
分。疲れ切って帰宅したというのに、いきなりの重労働が待っていた。降りしきる景色を眺めることなく後片付けだけをさせられた気分である。一日遅
く降れば よかったのに ーーー。
どうも胃の具合がよくない。これからまた禁酒だ。
2/8 (土)
の進歩 記録的大雪
朝からがんがんと雪が降っていた。土肥温泉がどんどん白くなっていく。伊豆では 16 年ぶりの大雪とか。伊豆の海に雪は似合わない。
などと言っている場合ではなかった。仙台に帰れなくなっちゃったじゃないか!
やむなく某所のホテルに急遽泊まることになった。も、泣きたい。
2/7 (金)
の進歩 土肥温泉
せっかくこちらに来たのだからと、休暇を取って伊豆の温泉に一泊することにした。海に沈み夕陽を楽しもうと、伊豆半島の西側にある土肥温泉の宿を
予約し た。というわけで、登呂遺跡と三保の松原を見学がてら土肥温泉へと向かった。
富士山綺麗。
泊まったのは粋松亭という宿である。駿河湾を目の前に望む絶景の宿であった。しかし残念ながら、雲に隠れて夕陽は見えなかった。やむなし。美味
しい料理 を堪能して、いつの間にか寝ていた。
ソチオリンピックが始まったんだね。寝る前に確かに NHK が騒いでいた。ま、みなさん頑張って頂戴。
2/6 (木)
の進歩 講義二日目
総合研究大学院大学での論文の書き方の講義の二日目である。参加者は一人減っちゃって 21
名。午前中は、研究方法・結果・考察の書き方の説明をした。考察の書き方の実習もした。しかし発表は無し。考察の中身を議論してもあまり意味がな
いと思っ た物で。午後には、アブストラクトの書き方の説明と実習をした。みんな、わかりやすいアブストラクトを書いてくれたと思う。4
時くらいに終了。お役に立ったのなら幸いなり。世話人の K 先生、お世話になりました。お呼び下さればまた馳せ参じます。
基礎生物学研究所(講義を行った場所)にあったメダカの説明。
「水がないと生きていけない」を弱点とされるのは理不尽な気がしないではない。
岡崎から浜松へと移動した。お気に入りの懐石料理の店「いっ木」に行くのだ。ベガルタ仙台レディースの応援に来たときに偶然に見つけた店
である。 なんとこれで四回目だ。今宵も美味しい料理を堪能した。ご馳走様でした。
2/5 (水)
の進歩 講義初日
総合研究大学院大学での論文の書き方の講義が始まった。参加者は 22
名。午前中は、論文を書く上での心がまえとイントロの書き方の説明をした。イントロの書き方の実習もした。自身の研究について、イントロの骨子を
練って貰
う実習である。午後からは、イントロの骨子を発表して貰った。なかなか難しかったでしょう。この骨子を意識してイントロを書くことが、必ずや自分
のために
なるはずである。頑張って考えてみて。その後、タイトルの付け方の説明とタイトル作りの実習をして貰った。イントロに比べると、タイトル付けの方
がずっと
簡単だったと思う。イントロで頭を鍛えたので、タイトルが簡単になったということもあるはずだ。ともかくもお疲れ様。明日も頑張ってね。
ベガルタ仙台レディースの新体制が発表された(ベ
ガルタ公式ページより)。引退した下小鶴 綾さんと天野 美咲さんはそれぞれ、アシスタントコーチと主務になった。千葉
幸子トレーナーがやめて、大森 由貴さんがトレーナーになった。注目すべきは背番号である。引退した、GK 天野 美咲さんが付けていた 1
番と、FW 伊藤 美菜子さんが付けていた 10
番が欠番となったのだ。二人ともまだまだ若い。戻ってきてというメッセージではないか。ほんと、戻ってきて欲しいし。
総合研究大学大学院での講義終了後、K 先生・Y 先生・k
くんに飲みに連れて行って貰った。鮮魚がとても美味しい店であった。さすが岡崎という感じ。堪能した。どうもご馳走様でした。大満足なり。
2/4 (火)
の進歩 解禁
禁酒を始めてなんと 19
日も経った。どうやって過ごしてきたのだろうと思ってしまう。でも確かに毎晩、おかずにご飯という生活を続けてきたのだ。なんだか、酒の飲み方を
忘れてし
まった気がする。飲むのが怖いという気持ちにさえなっている。このまま一生飲まないのも良いかも知れぬ。しかし実際にそんなことをするのはあり得
ないので あるが。折しも今日から、出張で岡崎に来ている。旅先での開放感というものもあるので、酒を飲みたい気分になっている。
というわけで、本夕ついに飲酒をした。ところは岡崎の一色亭。生ビールをぷはーっと飲みたかったのであるが、生憎おいていなかった。やむなく瓶
ビールを 飲んだのだけれど、コップが駄目であった。ビールの味ってコップで変わるよね。20
日ぶりの酒の味はあまり良くなかったけれど、身体に染み渡った。「おお、ちゃんと飲めた」という感じであった。その後も日本酒をたくさん飲ん
じゃった。も う少し、馴らすように飲めばよかったか。
総合研究大学院大学で論文の書き方の講義を行うため岡崎に来ている。着いての第一声は「寒い!」であった。これでは仙台と変わらない。い
つもこん ななの?
2/3 (月)
の進歩 月初め談話会
月初めの談話会があった。新卒業研究生のかえちゃんも参加してくれた。ポールとちーちゃんは、卒業研究発表会に向けていよいよラストスパートであ
る。みー ちゃんとバッジョは就活で大変そうであった。バラモンも、いよいよ考察に入っている。みんな頑張って明るい未来を築こう!
風邪はまだ治っていない。しかし寝込むほどではないので研究室に出てきた。そしてバラモンの論文にコメントした。ついで、マスクにマフ
ラーにコー
トにと完全武装して談話会に出た。談話会を行うセミナー室は寒いし、学生に移しちゃいけないし。しかし、すでに移っている人が一名ほどいた。たぶ
ん、私経 由ではない。お大事に。それにしても、明日には完全回復して欲しいのだけれど。何しろ明日から出張なのだ。この調子ではかなり困る。
というわけで明日から岡崎に出張する。総合研究大学院大学で論文の書き方の講義を行うのだ。5,6
日とみっちり二日間の講義である。せっかくだから、7
日は休暇を取って、伊豆の土肥温泉に泊まる。温泉に泊まるなんて久しぶり。異様に楽しみにしている。帰仙は 8 日か 9
日か、永遠に帰って来ないかである。次回更新がいつになるのかは不明なり。
2/2 (日)
の進歩 全国穴堀り大会
19 時のNHKニュースを見ていて、驚きの事実を知ってしまった。千葉県で、全国穴掘り大会が行われただと。映像が流れたのだけ
れど、皆さん全力で穴を掘っていた。 掘ると何が出てくるわけでもないのにひたすら掘っていた ーーーー。
私は、論文の書き方の講義で、「皆さん、今からここに穴を掘って下さい」と唐突に言う。しかし誰も掘らない。そこへ、「徳川幕府の埋蔵金が埋
まっているんです」と説明する。「とたんに掘る気になるでしょう」というわけだ。このように、他者を動かすには、「どうしてやるのか」を説得する
ことが肝要。論文も同じで、どうしてその研究をする必要があるのかの説得が大切と説明する。
しかし全国穴掘り大会は、私の価値観を根底から覆すものであった。「穴堀り」大会とは ………、衝撃なり。
本日の体温は 37.0
度なり。昨日よりはだいぶ良くなったけれど、完調とはほど遠い。よって本日も、録画していた番組を見ながらだらだらと過ごしてしまった。明日には
治ってい るように。
滋養をつけようと野菜をたくさん買った。しかし考えてみると、4-8 日まで不在なのだ。今日明日で食べきれる量ではない。どうしましょ。
2/1 (土)
の進歩 鮫島が移籍
ベガルタ仙台レディースの MF 鮫島 彩選手が、米女子リーグのヒューストン・ダッシュに移籍することが発表された(ベ
ガルタ公式ページより)。8 月までの移籍で、9
月にはベガルタに戻ってくる。「チームに貢献出来るようアメリカで必ず成長して帰ってきます」と頼もしい。その頃には優勝争いに絡んでいて、彩の
復帰で見 事優勝ということにしよう! 行ってらっしゃい!
熊本県立第二高校で論文の書き方の講義をすることになった。「これから研究を始め
る高校生と指導教員のために:研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方」をお読み下さってのお誘いである。ありがとう
ございます。頑張ります。
本格的に風邪をひいた。熱が 37.9 度出た。こんなに熱が出たのはいつ以来か? このところは、出たとしても 37
度ちょっとで、「ずる休みじゃないか」と言われる微妙な熱であった。身体は熱いし咽が微妙に痛いし、なかなか苦しい。でも食欲はあるので、たくさ
ん食べて 治しちゃおうと、野菜や果物をいっぱい頂いている。昼から一汁四菜という豪華さだ。
バラモンの論文を読もうとファイルを開くも、頭が全然動かない。やむなく、録画しておいたテレビとかをぼーっと見て過ごした。月曜日には復活し
ていないと困るのだが。