このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Miyano-hinazakura’
ミヤノヒナザクラ
宮の雛桜

 多花性、下向きに花を付ける半八重咲きの美しい桜
no image
花床筒は筒状鐘形
萼片は卵状三角形

<花の色>
 白色「9501」
<花弁の枚数>
 8枚〜15枚
<花の形>
 半八重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月下旬〜4月上旬
<特徴・来歴>
 (♀マメザクラ × ♂シュクガワマイザクラ)
 兵庫県西宮市において、夙川地域で誕生した夙川舞桜と特に多花性の豆桜を交配させて作出された桜です。
 同市では、民有地でも育てられる桜を開発してきたので、同品種は樹形はコンパクトに育つ低木性で、小枝にもよく花を付ける多花性の性質を持っています。
 令和2年度、 市民投票の結果、名が決定しました。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界4 栽培品種編V


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