このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Myoshoji’
ミョウショウジ
明正寺・ねはん桜

 開花初期、薄い感じする花弁はしわが多い、花弁の先はピンク色がしばらく残る
花床筒は鐘形、しわが多い
萼片は長卵状三角形
雄しべが長い

<花の色>
 淡紅白色「9501」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月上旬〜中旬
<特徴・来歴>
 (カンヒザクラ × シナミザクラ)
 愛媛県新居浜市の明正寺にある桜です。
 昭和40年(1965年)に八木繁一氏が発見しミョウショウジと名づけられました。
 カンザクラとシナミザクラの交雑種とされています。気根をよく出す特徴はシナミザクラの性質をついでいるものと推測できます。花弁が内側に曲がる特徴があります。
 染色体数 2n=24


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界4 栽培品種編V

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