このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Matsumae-yaekotobuki’
マツマエヤエコトブキ
松前八重寿

外側の花弁、先端に近いほど色が濃い
花床筒は筒状鐘形
萼片は長三角形
中心付近の花弁は不完全でうねるように付く

<花の色>
 淡紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 15枚〜20枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 (イトククリ × マツマエハヤザキ)
 浅利政俊氏がイトククリとマツマエハヤザキを交配して作出した品種です。(昭和38年 1962年) 花弁の外側がやや濃いのが特徴です。花の各部にイトククリの特徴が見られます。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


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