このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Beni-tamanishiki’
マツマエベニタマニシキ
紅玉錦・松前紅玉錦

外側の花弁は色の濃い部分が残る
花床筒は漏斗形
萼片は卵状三角形、副萼片がある
ほぼ同時に展葉する若芽

<花の色>
 淡紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 50枚〜80枚
<花の形>
 八重咲き〜菊咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 (ヤエノカスミザクラ × テマリ)
 浅利政俊氏が昭和38年に、ヤエノカスミザクラとテマリから作出した栽培品種です。花弁の縁がやや色が濃く、開花が進むにつれて色が薄くなります。雌しべは葉化しています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


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