このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Matsumae’
マツマエ
松 前

完全に葉化した雌しべ
no image
花床筒は漏斗形〜円盤形
萼片は長卵状三角形

<花の色>
 淡紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 35枚〜40枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 (♀イトククリ ×    )
 浅利政俊氏作出の桜で、イトククリの実生から選抜した桜です。当時松前18号の名で呼ばれていましたが、大井次三郎氏がマツマエと名づけました。
 オオヤマザクラの形質がよく出ていると言われており各部に見られます。
 完全に葉化した雌しべがつきでるように見られるのも本品種の特徴です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


このページへの直接のリンクを禁止します。