このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Hanbei-shorobenizakura’
ハンベイシロベニザクラ
半兵衛白紅桜

最初に咲いた花と後ほど咲く花の花色に紅白の差がでるサクラ
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花床筒は筒状鐘形
萼片は披針形、縁は全縁

<花の色>
 白色「9501」
<花弁の枚数>
 10枚〜15枚
<花の形>
 半八重咲き 中輪〜大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬(静岡県基準)
<特徴・来歴>
 静岡県三島市、国立遺伝学研究所(遺伝研)に原木があります。
 遺伝研では、紅白咲きの(ヤマザクラ×オオシマザクラ)の交雑品種に対して、70周年を記念して、新品種として命名をしました。
 命名については、遺伝研の貢献者である竹中博士の愛称である「半兵衛」と紅白咲きの特徴から「半兵衛白紅桜」となりました。
 現在、遺伝研の敷地内には、約220品種、500本のサクラがあります。これらは、植物遺伝学者の竹中要博士が1950年頃から、遺伝学の研究と栽培品種の保存を目的に、桜を収集し、植樹したことによります。現在に至る様々な系統のサクラが見られます。年1回、桜の公開日があり。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜


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