このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Heishichizakur’
ヘイシチザクラ
平七桜

早春を彩る桜、花は下向きに付ける。
no image
花床筒は筒状鐘形
萼片は卵状三角形

<花の色>
 濃紫色「9705」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月中旬
<特徴・来歴>
 (♀オオカンザクラ × ♂カンヒザクラ)
 角田春彦氏作出の品種です。オオカンザクラとカンヒザクラを交雑したものです。名の由来は、網元と漁民との争いから、網元にもかかわらず漁民を助け八丈島へ流罪された釜鳴屋平七にちなんだものです。
 早春を飾る色の濃い桜です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界4 栽培品種編V


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