このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus apetala var. pilosa ‘Multipetala’
ヒナギクザクラ
雛菊桜・菊咲丁字桜・弥彦

単弁の桜の開花が多い時期、重弁美しい花が咲く
花床筒は太い漏斗形
萼片は広卵状三角形、副萼片がある
つぼみの段階から段咲きのうぼみが見られる不思議な桜

<花の色>
 淡紅白色「9501」
<花弁の枚数>
 120枚〜180枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲き) 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月下旬
<特徴・来歴>
 新潟県弥彦神社に原木があります。
 菊桜の形質でもっとも早く開花する品種です。オクチョウジザクラの菊咲き種で、各部に開出毛があるのが特徴です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


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