このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Narano-kokonoezakura’
ナラノココノエザクラ
奈良の九重桜

奈良の春を彩る美しいサクラ
no image
花床筒は漏斗形
萼片は披針形〜長三角形、副萼片がある

<花の色>
 淡紅紫色「9701」
<花弁の枚数>
 25枚〜50枚
<花の形>
 八重咲き〜菊咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬(奈良県基準)
<特徴・来歴>
 奈良公園周辺に古くからあるサクラです。カスミザクラの品種であるナラノヤエザクラとは別系統で、同地ではナラノヤエザクラに先立ち開花します。
 八重咲きで、コノハナザクラなどとよく似ており、重弁花が枝によってバラツキつく点などは同じですが、萼片に安定して副萼片などが生じる点、花弁の形などに違いがあります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


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