このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus jamasakura ‘Toinyaeyama-zakura’
トウインヤエヤマザクラ
東員八重山桜

旗弁がある。完全な雌蕊が2本ある。
no image
花床筒は筒状鐘形
萼片は広卵状三角形

<花の色>
 白色「9201」
<花弁の枚数>
 30枚〜45枚
<花の形>
 八重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 中輪白色で花はやや上向きにつく、美しい桜です。ヤマザクラの重弁化したものと考えられます。
 平成6年(1994年)4月16日に永瀬幸一氏により発見され、同定の結果、平成8年(1996年)4月17日、町天然記念物に指定されています。中心付近の花弁は旗弁化しているとともに雌蕊が2本あるのが特徴です。同地の名からトウインヤエヤマザクラと呼ばれています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界2 栽培品種編T P43

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