このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜
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桜の名前から ↑ |
種名または品種、栽培品種名 |
Cerasus nipponica (Matsum.) Masam. et S.Suzuki var. kurilensis (Miyabe) H.Ohba |
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チシマザクラ |
千島桜・択捉桜 |
北の国を彩る美しい桜、様々な固体がある | |
花床筒は鐘形、萼片は卵状三角形 小花柄には毛が多い。 |
風雪のきびしい環境にもたえる樹形 |
<花の色> 白色〜淡紅紫色「9701」 |
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<花弁の枚数> 5枚 |
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<花の形> 一重咲き 小輪 |
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<花の時期>表記のない場合は近畿基準 5月中旬〜下旬 北海道基準 |
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<特徴・来歴> 北海道、サハリン、千島列島に分布しています。北海道のものは元は千島から持ち込まれたものです。 タカネザクラの変種として扱われており、各部に毛が多いので区別されます。(樺太、南千島産は多毛のタイプが多い)本州では、高所で見られますが、分布はタカネザクラと重なる部分もあり、両種の中間的なタイプも見られます。チシマザクラに似て特に多毛のタイプはビロウドチシマザクラとして区別されます。 雪どけが始まると短い春を飾る美しい桜です。 |
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<成立に関係しているサクラ(種)>
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Prunus nipponica var.kurilensis(Miyabe)Wilson in The Cherry of Japan:24(1916) - Prunus cerasus nipponica var.kurilensis Miyabe in Mem.Boston Soc.Nat.Hist.4:226(1890) - Prunus kurilensis(Miyabe)Miyabe et Takeda in Bot.Mag.Tokyo 24:11(1910) - Cerasus nipponica var.kurilensis(Miyabe)H.Ohba in J.Jpn.Bot.67:279(1992) |
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文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜 桜樹学・桜の世界1 野生種編 P49-50 このページへの直接のリンクを禁止します。 |