このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus avium (Linnaeus) Moench.
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セイヨウミザクラ
西洋実桜・甘果桜桃

日本には自生しない、主に西アジアで分布する。
日本には食用として栽培されている様々な品種がある。
品種:佐藤錦
萼片は花弁から離れ反るようにつく。
品種:ナポレオン
いずれの品種も花は純白に近い。

<花の色>
 白色「9701」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 小輪〜中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬〜中旬
<特徴・来歴>
 ヨーロッパから西アジアにかけて分布しています、基準となる種はありません。
古くから果実を食する目的で栽培されています。花弁の先が二裂しない、残存性のある大きな苞葉があるなど、日本に自生するサクラとは形態が大きく異な
ります。果実は「さくらんぼ」で、日本でも佐藤錦やナポレオンなど有名な栽培品種があります。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.spachiana
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界2 栽培品種編T P15-16

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