このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus jamazakura ‘Shogetsujino-Ohzakura’
ショウゲツジノオオザクラ
松月寺の大桜・野田の大桜

大木になる美しいヤマザクラ
花床筒は筒状鐘形
萼片は披針形
国指定記念物、今も大切に保存されている。

<花の色>
 白色「9501」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬〜中旬
<特徴・来歴>
 原木は、石川県金沢市松月寺境内にあります。
 樹齢300余年と推測され、当時の藩主も槍をふせて前を通過したと伝えられている名木です。
 大木に成長し、強健で寿命の長い、ヤマザクラの一型といえます。
 加賀のお殿様は優美の分かる方ですね。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界2 栽培品種編T P28

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