このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Konrinji-shirotae’
コンリンジシロタエ
金輪寺白妙・金輪時白妙

中心部付近の花弁はねじれるようにつく。花の質感は厚く重量感がある。
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<花の色>
 淡紅白色「9501」
<花弁の枚数>
 10枚〜15枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 クンリンジシロタエとも言います。
 北海道松前町松前城新桜見本園にある桜です。ウィルソンが1916年に記載したコンリンジシロタエは、花色は白色でシロタエとよく似たものと推測されますが、そのものよりも大井次三郎氏が「日本桜集」に紹介したコンリンジシロタエと松前の物はよく似ています。この場合、下記の学名の方が正しいのかも知れません。名の由来は不明です。中心部付近の花弁はねじれるようについています。
 補足ですが、ウィルソンの記載したコンリンジシロタエは現存しないものとされています。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界3 栽培品種編U P138

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