このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Kobuku-zakura’
コブクザクラ
子福桜

春花はやや大きい、中心の花弁は旗弁にちかく、立ちぎみに付き、ねじれる
花床筒は角ばった太い鐘形
萼片は卵状五角形
名の由来となった果実の形

<花の色>
 白色「9501」
<花弁の枚数>
 30枚〜50枚
<花の形>
 八重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 10月中旬〜1月上旬、3月中旬〜4月上旬 (二季咲き)
<特徴・来歴>
(シナミザクラ × ジュウガツザクラ)
 シナミザクラとジュウガツザクラの雑種あるいはエドヒガンの雑種と考えられています。複数の実を着けることから、「子福桜」と呼ばれていますが、結実は環境よって変化し、結実しない場合が多いです。秋の花と冬の花は大きさや花柄の長さに違いがあります。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界4 栽培品種編V

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