このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus jamasakura ‘Haguiensis’
ケタノシロキクザクラ
気多の白菊桜

新緑の緑と白色ボンボリ状の花のコントラストが美しい桜
花床筒は鐘形〜漏斗形
萼片は長三角形で副萼片がある

このような形状の萼片、副萼片は他の菊桜には見られない
白い花弁も散り際、赤く染まる。

<花の色>
 白色「9201」
<花弁の枚数>
 50枚〜200枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲きになる年もある) 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月下旬
<特徴・来歴>
 石川県、気多神社に原木がありましたが、現在のものは接木で繁殖されたものです。菊咲きで白色に近いものは数少ないです。花の特徴としては、雌しべは、正常なものと葉化したものが見られます。萼片には副萼片が見られます。菊咲きの品種の中では、開花が早いです。
 白色の菊咲き品種は可憐ですね。




<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界5 栽培品種編W


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