このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Izutoi-zakura’
イズトイザクラ
伊豆土肥桜

早春を飾る鮮やかな桜
no image
小花柄は無毛、花床筒は鐘形(カップ状)
萼片は広卵状三角形で全縁

<花の色>
 紅紫色「9204」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 1月下旬 静岡県伊豆半島基準
<特徴・来歴>
(早咲き性のオオシマザクラ × カンヒザクラ)
 この桜は旧土肥町八木沢の山中に以前からあり、昭和30年代ころから同地では接ぎ木による増殖を行っていたようです。現在、種苗法によって登録(2007年、15225号)されています。
 早春開花する桜ですが、河津桜よりも開花が早く、栽培種ではカワヅショウガツなどと同様に最も早く開花する桜です。



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界4 栽培品種編V


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