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〒682-0023 鳥取県倉吉市山根532
全大腸内視鏡検査は腸管内を空っぽにしないと行うことができません。検査前日の食事から注意事項がありますので、検査前日までに一度受診していただき検査の説明をさせていただきます。
当院では、検査当日の下剤(約1.5リットル)を自宅で飲んでいただき、検査前に受診していただく自宅法を採用しています。自宅で内服できない方や、内服に見守りが必要な方は関連病院に紹介させていただき、前日入院の上検査を行います。
◆ 食事は柔らく消化の良いものを食べていただきます(レシピをお渡しします)。
◆ 水分(水、お茶、スポーツ飲料)には時間の制限はありません。
◆ アルコールは控えてください。
◆ 夜9時にラキソベロン(下剤)10mlをコップ一杯の水で内服します。
◆朝食はとりません(水分の制限はありません)。
◆薬は指示されたものだけ内服してください。
step1 腸内洗浄 |
約1.5リットルの下剤を2時間ほどかけて飲んでいただきます。 |
step2 排便 | 通常は2-3時間程度で排便がおこります。人にもよりますが、5〜10回トイレに通います。 最終的には尿のように透き通った黄色の液体になります。 |
step3 内視鏡の挿入 |
検査用のパンツに履き替えて検査を行います。 緊張や不安の強い方、希望される方には鎮静剤を使用しますが、基本的は鎮静剤を用いなくても検査は行えます。 まず、大腸の一番奥の盲腸まで内視鏡を挿入します。 ※体位を変えたり、腹部を手で圧迫することもあります。 |
step4 大腸の観察 | 盲腸まで内視鏡が挿入できたら、異常がないか観察しながら抜いてきます。 全検査時間は15分程度です 当院では、空気の代わりに炭酸ガスを用いて検査を行っており、検査後のおなかの張りが軽減できるようにしています。。 |
step5 ポリープ切除 | ポリープが見つかった場合には、切除が必要なのか、安全に切除できるかを観察し、患者さんと相談の上、高周波装置を用いて切除します。 ※ポリープを切除した場合、1週間は飲酒、運動、遠出はできませんので、検査の予定を組む際はご注意ください。 |
切除の必要な大腸腺腫です 生食+色素を局注します スネアをかけて切除します クリップで縫縮します *最近では術後出血のリスクの少ない、コールドポリペクトミー(局注、高周波を用いないでスネアだけで切除する)も積極的に行っています。 |
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■自宅法の場合は、午前9時ごろより約1.5リットルの下剤を2時間程度かけて内服していただき12時ごろに来院いただきます。 ■院内法の場合は、来院後に約1.5リットルの下剤を内服していただき、きれいになったら検査を開始します。 ■胃、大腸同日検査を希望される場合、大腸検査ができる状態になってから、まず胃カメラを行い、体位を入れ替えてそのまま大腸検査を行います。 |