肩こり 腰 痛
肩こり | ||||
肩こりは健康上の悩みの調査でダントツの一位に挙げられています。 特に女性は筋肉が弱い上に、冷え性や貧血、更年期障害が肩こりを悪化させる要因になっています。 肩の凝りの中には乳酸などの疲労物質が溜まりに固まっています。それは筋肉の緊張によりこの部分に新しい気や血液が来にくくなっているからです。 |
||||
原因は? | 最も多い原因としてはやはり、長時間の不良姿勢です。特に首を前に下げている前傾姿勢が大きな原因です。なぜなら頭はボーリングのボールくらい重いからです。ボーリングのボールを両手で真上に挙げるのは容易いですが、少しでも前に倒すとすごく重くなり耐えられなくなります。それは首肩にもいえることです。 | |||
姿勢の維持 | 良い姿勢をすれば良いのですが、なかなか維持できませんし、良い姿勢を意識しすぎて、うしろに背中がそってしまってしまい返って疲れてしまいます。 それではどうすれば良いのか。意識をするところを変えてみるのが良いと思います。まず腹筋を意識してみましょう。ディスクワークで椅子に座っている時はお腹横のにシワができないように姿勢を正し、それを維持するように腹筋を意識するわけです。そしてもうひとつ、頭の位置に気をつけましょう。頭は肩の上に乗るようにします。少しも前に傾かないように意識をします。 この姿勢に疲れたら、姿勢を崩して休んでください。ただし、その間は作業をしないで休むという条件です。姿勢を長く維持しても疲れないためには腹筋を鍛えておくことが大切です。毎日15回の腹筋運動で十分だと思います。続けることが大切ですよ。 立ち仕事でも基本的には同じです。姿勢維持に疲れたら座って休みましょう。当たり前ですが、片方の肩にカバンをかけたり、片手で荷物を持つと肩が凝りますのでなるべく避けましょう。 |
|||
自分での対処法![]() |
・肩井(けんせい):肩先と頚骨の中央で筋肉の盛り上がったところ。 ・天りょう:肩井の後で肩甲骨の角の上。 ![]() ・合谷(ごうこく):手の甲の親指と人差し指の付け根。くぼんでいるところ。 ・曲池(きょくち):肘を曲げてできるしわの先端。 ・手三里(てさんり):曲池から合谷へ指3本分のところ。 ![]() |
腰 痛 | ||
鍼灸院で最も多い疾患です。鍼灸は経絡を通じて緊張した筋や靭帯をほぐし、そこに停滞していた悪い気血を流して痛みをとります。 | ||
原因は? | 慢性と急性に分けられますが、慢性では鈍痛が多く、長い時間座って作業するディスクワークや立ちっぱなしの仕事、介護などで不良姿勢によるものが多く、また趣味でたまにやるゴルフやテニスなどのスポーツなどでも正しくないスイングやオーバーワークによるものが多いようです。 急性の腰痛にはいわゆるギックリ腰があり、筋肉、筋膜、靭帯、椎間関節、椎間板の障害により起こります。どれも激しい痛みがあり、運動制限が伴います。その他内臓(腎臓結石、子宮内膜症など)の病気でも急に激しい痛みになることがあります。 |
|
姿勢の維持 | 慢性の腰痛で最も多い原因はやはり不良姿勢です。 立ちっぱなしで腰の痛い人はお腹が前に出てしまい腰をそってしまうことが多いようです。逆に座り仕事で腰の痛い人は腰が後へ丸まっているせいです。どちらも原因は腹筋を使っていないせいです。腹筋と背筋は自然のコルセットと呼ばれています。腹筋と背筋で背骨をはさむようにすれば姿勢が整い、腰は楽になります。腹筋をつけるようにしましょう。また腹筋があっても使わなければ同じなので、フニャッとならないように腹筋に意識をおき(力を入れるというわけではない)、良い姿勢を維持しましょう。良い姿勢に疲れたら作業をやめて少し休むようにしましょう。 | |
自分での対処法 | 腰と足は経絡によってつながっています。腰に症状が出れば必ず足に緊張や圧痛がでますので、その圧痛や緊張を取ると腰が楽になります。しかし自分で圧痛を探し治療するのは難しいので、足の筋を伸ばし、足腰の緊張を取りましょう。 特に腰と足の後面は膀胱経という経絡でつながっていますので、足の後面を伸ばすと効果的です。やり方は立った姿勢で少し高いところに片足を乗せて、息を吐きながらゆっくり胸を膝につけるようにします。つま先は自分の顔に向けましょう。大切なのはふくらはぎよりもモモの裏が伸びるようにすることです。少し頑張ってやると、足と腰がなくなったみたいに軽くなります。ギックリ腰の場合は安静が大切なのでやらないように。 |
|
治療の症例を紹介しています。 |
案内と治療方針 | 当院治療の特徴 | 治療の例 |
中国本場の治療 |