花粉症はアレルギー疾患の一つで、体が花粉に対して過剰に反応してしまい、様々な症状を起こしてしまいます。 特に目や鼻から体内に侵入しやすいので目や鼻に症状が集中します。 | |
症状 | 鼻水、くしゃみ、眼の発赤、涙が出て痒くなる。体のだるさや、咳嗽がでる場合もあります。結果、集中力がなくなり、やる気もなくなっていしまいます。 |
予防 | この病気にかかると、生活の質が下がり、リズムが狂ってしまいます。ですから予防と治療がとても大切になります。 外出時で大切なのは、花粉との接触を最小にすることです。 ・外出前に花粉の情況を調べておく。 ・帽子やめがね・マスクで防御し、花粉が体内に侵入させない。 帰宅時には花粉を家の中へ持ち込まないこと。 ・帽子や衣服についた花粉をしっかりはたいて、落としてから家に入る。 ・家に帰ったらまず手洗い、洗顔、うがい、など体に付いた花粉を落とします。 ・窓はなるべく開けないようにし、洗濯物もあまり外へは干さないようにする。干した場合は良くはたく。 家に入ってしまった花粉は良く掃除をして取り除く。 ・空気清浄機などで空中の花粉を吸い取る。 体調を整える。 ・睡眠をしっかりとる。 ・ストレスごとを避ける。 |
治療 | 意外と郊外の杉の木のそばに住んでいる人には花粉症が少ないそうです。アレルギー疾患は都会に住んでいる人に多く、排気ガスなどで汚れた空気と、つもりに積もったストレスが体を狂わせるのです。何にでも反応しやすい緊張型の体質を変えていかなくてはなりません。 鍼灸治療では、まず体全体の緊張を取り、肺の機能を落ち着かせます。目や鼻の周りとツボを刺激し、炎症を取ります。 鼻がつらい時、以下のツボを刺激することで、楽になります。 ・迎香(げいこう) 小鼻のすぐ両脇にあります。両中指でしばらく押します。その後、皮膚から指を離さない程度でツボをリズミカルにトントンと繰り返し軽く叩きます。そして、そこから目頭に向かって上へ、鼻の骨に沿って数回しごきます。 ・晴明(せいめい)・・左右の目の目頭のくぼみ。 両方の親指で上の骨に向かって押さえる。 ・上星(じょうせい) 鼻の上で髪の生え際から親指の幅ひとつ分入ったところにあるくぼみ。ここを押さえると鼻が詰まっていない人も鼻が通った感覚を覚える不思議なツボです。 治療は花粉が飛び始める前から行うのが一番理想的です。早めの対処でつらい時期を乗り越えましょう。 |
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