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彭静山大師 70年近くの臨床暦を持ち、深い針灸知識を持ち、晩年眼針を発明し、鍼灸界に革命をもたらした。教科書にも載っていますし、鍼灸界では知らない人はいないでしょう。 元中國特種鍼法研究専業委員会・会長です。 写真は彭先生の家にて。 部屋は分厚い本ばかりで囲まれています |
「観眼識病」(眼を見て病気を知る)が生まれるまで)![]() 中国では文化大革命といわれる時期がありました。文化のある人は悪い人という時代でした。彭先生もその犠牲者で捕まってしまい、殴られ聴力をほとんど失ってしまいました。 ![]() その後、革命の時代も終わり、臨床に戻った彭先生でしたが、患者の言葉が聞きとりづらく、問診ができませんでした。悩みに悩んで、なんとかならないものかと古典を読みあさったところ、《証治準縄》という古典の一文にたどり着きました。それは「三国時代の華佗は人の目の白い部分の様子を見て、病気がどこにあるのか、どの臓腑が病んでいるのかがわかっていた」という文です。これにひらめいた彭先生は研究を重ね、ついに「目を見て病気を知る」という「観眼識病」を成立させました。 ![]() ある日、胆道蛔虫の患者が痛みに耐えられずに、どうにかしてくれと診察に来ました。針をしたのですが15分しか痛みが止まりません。仕方ないので薬を出すというと、「薬が効くまでずっと苦しまないといけないのか」といわれてしまいました。目を見ると胆区に真っ赤な血管が浮き出ています。困った彭先生は急に「この真っ赤な胆区のそばに針を刺してみたらどうなるか」とひらめきました。すると針を入れた瞬間に痛みがピタッと止まったのです。 この彭先生のひらめきが眼針を生み、研究を重ね、全世界へと普及していきました。 |
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