インプラント
インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根の事です。チタン製の人工歯根を使い、保存不可能な状態の歯又は失ってしまった歯の機能と見た目を取り戻します。術中も痛みはほとんどありません。インプラントはその該当する部位のみで解決する為、両隣りの歯を削る事なく治せます。また取り外しの入れ歯とは比べ物にならないくらいしっかりと噛め、取り外しをする手間もなく残っている歯に悪影響を与える事もありません。人間にとって3番目の歯と言われるだけあってご自身の歯で噛むのと同様の感覚で御使用いただけるのが最大の特徴です。また歯が一本も残ってないので総入れ歯がすぐはずれてしまう等のお悩みを持つ方の場合も、数本のインプラントをつかう事ではずれづらくなります。
当院ではトーメンメディカル社のSPIシステム(取扱:株式会社アスパックコーポレーション)を導入しています。
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Before After
※費用についてはご来院の上、担当医にご相談下さい。
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インプラント・Br・入れ歯(部分)の比較
治療方法
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説明図
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長所
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短所
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インプラント
(人工歯根)
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自分の歯と同じような感覚で噛む事が出来、食べ物の感触がよくわかります。
周りの歯を傷つけません。
見た目は自分の歯とほとんど同じようにきれいに仕上がります。
インプラントが顎の骨に力を加えるので骨が痩せるのを防ぎます。
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歯を抜くのと同程度の処置が必要です
強度の糖尿病などの疾患の場合、行えないことがあります。
歯ざわりが鈍いと感じる方もいます。
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ブリッジ
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固定式のため違和感がありません。
見た目は自分の歯とほとんど同じようにきれいに仕上がります。
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ブリッジを固定するために健康な周りの歯を削る必要があります。
歯の抜けた部分の骨が痩せる場合があります。
発音に問題がある場合があります。
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入れ歯
(義歯)
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比較的簡単に治療が受けられます。
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噛み心地が悪く、固い食べ物では咀嚼に苦労します。
違和感を感じます。
発音が上手く出来ません。
見た目もバネがつくため良くありません。
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◎ インプラントQ&A
Q 誰でも治療を受けることができますか?
A 普通の健康状態の人であれば、年齢的にあごの骨が完成する20歳前後から治療を受けることができますが、お口の衛生状態の悪い方、骨の量や密度が十分でない方、心臓病や糖尿病などの全身疾患のある方、妊娠中の方は制限される場合があります。
Q 手術時に痛みはありますか?
A 手術の際は麻酔をかけて行いますので痛むことはほとんどありません。歯を抜いたときのように手術後少し腫れることはありますが、通常は2〜3日で治まります。
Q 治療期間はどのくらいですか?
A インプラントを埋める部位や骨の状況などに応じて個人差がありますが、一次手術後、約3ヶ月〜5ヶ月程度です。
Q 治療の費用はどのくらいかかりますか?
A 現在は保険の効かない自由診療扱いとなっています。インプラントの本数など、治療内容により異なりますので当院スタッフまでお問い合わせください。
Q インプラントはどのくらいもちますか?
A すでに25年以上使用されている方もいらっしゃいますが、大切なのはお口のお手入れと定期的な点検です。お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。当院スタッフの指示に従い、正しいブラッシングとお口の中を清潔に保つよう心がけてください。
また、半年に一度程度診察を受け、インプラント及びお口の中の状態をチェックすることが必要です。
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