下河原
2001年にオープンした伊丹空港周辺では、一番古い公園です。A滑走路の北東に面し、芝生の高台と緑地からなる公園です。
正確には「エア・フロント・オアシス下河原」と言い「下河原緑地」に併設されています。
「エア・フロント・オアシス下河原」は新関西国際空港株式会社所有の公園で、「下河原緑地」は伊丹市の公園です。
「エア・フロント・オアシス下河原」は、芝生の高台とそこから滑走路方向にウッドデッキまでです。「エア・フロント・オアシス下河原」
の東側にある樹木の茂った公園が「下河原緑地」です。
駐車場、トイレ、自動販売機などは、「下河原緑地」にあります。駐車場は、無料ですが、9台程度分しかなく、ほとんどの方が路上駐車をされています。
ただ、ここは、よく駐禁の取締が来るので、要注意です。
以前は、エア・フロント・オアシスは、モニュメント（日時計）のある芝生の小高い丘程度だったのですが、いつの間にかウッドデッキと長いベンチが出来ていました。
下河原緑地は、それなりに手入れされた公園で、入口ではわからないですが、数か所、滑走路側に見晴しの良い場所があります。
このテラスは、ヘリコプター格納庫のほぼ横になりますので、ヘリコプター離陸時は、なかなか良い撮影ポイントです。
航空機撮影は、「エア・フロント・オアシス下河原」の高台か、ウッドデッキが良いと思います。
ここでは、離陸上昇中の機を斜め下方から撮る構図になります。特にＡ滑走路からの離陸機は、ほぼ真下のような構図になります。
離陸直後の航空機は、午前でもやや影の部分が多くなりますが、真横を超えたあたりから、完全な順光になります。
ただし、離陸機は、急激な上昇をする上、ある程度の高度になると左旋回をして離れていきます。
300mmの望遠では、バンク中の真横が見える頃には距離が離れすぎて、小さくなりすぎるようです。
ここでの撮影は、少し単調な構図になってしまいがちで、晴天よりは、少し雲がある方が良い構図になると思いますが、
雲が多くなると、直接機体に太陽光が反射しないことが多くなり、暗めの写真になってしまいます。
B滑走路の真正面に行くには、この猪名川土手の駐車場が拠点になります。（「猪名川土手」と呼ばれているポイントです。）
公共交通機関は、JR福知山線の「北伊丹」駅が最も近いですが、それでも1ｋｍ位はあります。
阪急、伊丹市営のバスが「下河原」に来ていますが、1日に10本程度なので、（朝、夕のみ）あまりお勧めできません。
「下河原緑地」の駐車場は、9時～17時です。最寄りのコインパーキングは、171号線の豊島南交差点付近で、ここからの歩きは、けっこうキツイと思います。
車で行く場合は、171号線、「軍行橋東詰」交差点を南に入り、小さな橋を渡った左手です。
午後より逆光になります。