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▼いくこさん:
>幸い、現在母は通常の生活をしています。
さらっと書かれていますが、これはとても素晴らしいことだと思います。
お母様の気力・生命力が優れていることに加えて、適切なタイミングで適切な治療を
選択されていることの成果だと思います。
さて、温熱療法ですが、「がん細胞は熱に弱く、また暖めると抗がん剤の吸収が促進
される」という理屈はとても分り易く、時と場所を選べば、かなり効果があると思い
ます。
特に原発巣が厳然と残っている初期治療の段階なら、部分的加熱のハイパーサーミア
は効くだろうと思います。抗がん剤の点滴中、または点滴直後の血中濃度の高い時に
これをやれば、抗がん剤の効果は間違いなく高まると思います。
温熱と化学の併用療法。これは、私が家内に一番受けさせたかった治療です。だけど、
残念ながら、その様な施設は周囲にありませんでした。
再発防止の温熱療法という意味では、「全身を暖める」ということになると思います。
所謂、温泉療法から岩盤浴、さらには少し??の付く様な民間療法まで色々あります
が、何か特別なやり方をしたら凄く効く、ということはないだろう、と思ってます。
ですが、再発防止は積み重ねの掛け算ですから、その一つとして取り入れられるのは、
とても良いことだと思います。
我が家も近場の温泉ランドには、生ビール目当てに出没してます。(笑)
万一、また再発された場合ですが、お母様の場合はまだジェムザールを使われていない
のではと想像します。ジェムザールは私の母が別の病気で2年間使っておりましたが、
副作用がとても穏やかで、脱毛もなく、少し年配の方が在宅で治療を受けるには良い薬
だと思います。
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