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▼わらべさん:
耐性が出来つつあると想像される特定の化学療法の途中でレジメンを変え、
残存勢力を一気に撃破、という作戦は、いかにも魅力的に感じられます。
3年以上前になりますが、私もネット上で調べたことがあります。その時は
英文のHPなどに幾つか参考例が見つかりましたが、残念ながら、やって
みたい、と思えるものはありませんでした。
ただ、なせ標準が6クールなのか? と考えると、それは一つのレジメンの
最大効用がその辺りにあることが、経験的に把握されているからではないで
しょうか。
とすると、それ以上続けるならば、やはりレジメンを変えた方が、身体への
ダメージに見合うだけの効果が得やすいのではと、今更ながら思います。
そのデメリットとしては、短期間に複数の薬への耐性を獲得させてしまい、
後で手詰まりになる可能性があることだと思います。
この辺り、もっと研究を進めて頂きたいと、切に思います。
ちなみに、少し近い例ですが、TCに第3の薬を加える臨床実験が何年か前に
米国で行われましたが、余り成果はなかった様です。
さて、わらべさんも気にされている通り、やはり肝内転移が気になります。
ここを上手く叩ければ、お母様の体調を良いので、きっと長期の寛解が得られる
と思います。
お話の内容からすると、肝臓に強い先生が病院に居られるみたいですので、
良かったですね。運の強い方だと思います。
肝内転移なら、適応次第ですがラジオ波焼灼術を受けてみたい気がします。
術後の生存率とか、腕の確かな先生のいらっしゃる病院なら、きっと素晴らしい
データが出てると思います。
もしくは、リザーバーで抗がん剤を転移巣に直接流し込みたいですね。これが
もし出来れば、かなり効くと思います。
以上 どれも素人の思い付きです。
PS..リスクの高い治療を受けたい時は、先生に口頭でお願いするだけではなく、
患者の望む治療方針(人生観を含めて)を簡潔にまとめた文書をお渡しすると、
比較的スムーズにいくというのが、私の経験です。
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