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▼わらべさん:
お久し振りです。治療が順調に進んでおられるご様子、またお母様がますます
お元気でご活躍されているとのお知らせ、喜ばしい限りです。
さて、TC6クール以降の継続の問題について、家内の治療の経験を手短に
報告させて頂きます。
家内は将液性3Cの中でも重い症状でした。(腹膜播種+腹水+肝表面転移)
1回目の手術後にTCウイークリーを3ヶ月、そこで2回目の手術を行い、
肝表面の転移を削り取ると共に腹腔内にリザーバー留置、そこから更に
リザーバーを使ってTCウイークリーを6ヶ月フルに行いました。
9ヶ月間連続の化学療法は、家内の場合、肉体的な限界に近かったと思います。
= 最後の投薬の際に、カルボプラチンにショックを起こしましたし、そこに
至るまでも支持療法は全メニューやり尽くした感がありました。また現在
も末梢神経障害の後遺症に悩んでおります。
その徹底した根絶治療の成果でしょうか、治療終了後3年を経過いたしましたが、
楽しく家族と暮らしております。
軽々しく人に勧められる治療ではありませんが、こういった例もあります。
尚、がん細胞の数は、増える時も、化学療法で減る時も、幾何級数的な動きを
しますので、治療の早い段階でマーカー値が下がった方が予後が良い、という
内容の論文を読んだことがあります。
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