Albergo23
<手放しました>
テントに戻る
製品名: | Albergo23 (アルバーゴ23) |
メーカー名: | OGAWA CAMPAL(現在はCAMPAL JAPAN) |
入手ルートと価格: | ネットショップで購入。送料除き、約46,000円。 |
コメント: September 2010 |
最近のキャンプでは、テントはスクリーンタープ+ドームテントのインナーの組合わせばかりです。(3ポールスクリーンタープ参照) 理由は「快適」というひとことに尽きます。 反面、荷物が増える(ベッドルームはドームテントのインナーのみ使用とはいえ、結局フライを含めて一式もって行くことになるし、スクリーンタープも重く大きい。)ことは事実。そして設営にも撤収にも結構時間が掛ってしまいます。 当面はスクリーンタープ+インナーというパターンとしても、いずれはもう少し扱いやすいテントをと考えていたところ、このAlbergoの存在を知り、次期テントの有力候補と思っていました。 ところが昨年(2009年)秋に、このAlbergoシリーズは2009年で生産終了、次年度の商品ラインナップからは外れているという情報を入手。 そうなると「いずれ」などと悠長なことは言っていられず「Albergo23購入計画」がスタート、すぐにもポチりたくなる気持ちをグッと押さえ、毎日のように価格をチェック。待った甲斐あって、2010年1月にほぼ最安値の46,000円ほどで入手できました。 重さは8.7kg(メーカー発表数値)。フロアの大きさは約3.6m×2.6m、天井高さは1.95m。インナーは2.2m/2.05m×1.55m、高さ1.55m。 このAlbergo23はAlbergoシリーズの中では一番小さいのですが、庭で試し張りするには少しばかり大きかったため、夏休みの戸隠キャンプ場でぶっつけ本番の初設営となりました。 マニュアルを見ながら、kimの手助けを受けつつペグ打ちまで含めて約30分。 もともとのパッケージ状態でインナーがフライに取り付けられている「クイックセットアップシステム」を採用しており、メインのクロスポールを持ち上げるのがちょっと重く、ポールの折損を予防する意味で二人で設営するのが間違いないと思います。 インナーを外した状態で立ち上げると設営しやすいという情報もあるため、次にはインナーを後から取り付けることにしようと思っています。 まずは周りを一周。なかなかかっこいいです。とても気に入りました。 前室のサイズ、インナーのサイズは、我が家のキャンプにはちょうど良いサイズで、椅子2脚とテーブルと、その他の荷物を入れてほぼぴったりです。 テーブルがもう少しだけ小さいと楽に過ごせるので、テーブルの改造をしようかと思ったりします。 フライの縫製はとてもよく、生地の質感も良いです。ただしインナーのつくりはやや甘い印象があります。 フライの結露対策のための通気は、開閉可能なベンチレーターが2か所あり、かなり良さそう。 (オールメッシュのようなテントでない限り、結露を完全に防ぐことは困難です。) ↓正面のフラップ上のベンチレーター(内部より)
↓背面のフラップ(外部より)。上が開いた状態、下が閉じた状態。 天井中央部にはトップライトあり。
星を見るには小さすぎますし、さりとて明り取りというならば、何も屋根の一番上の水平の所に作ることも無かろうにと思います。 ちょっと残念だったのが前面の張り出し用フラップ。 フラップにメッシュが取り付けられており、内側に開閉式のパネルが取り付けられているのですが、フラップを庇状に張り出している状態ではメッシュパネルが無いため、日除けか虫除けかどちらかの択一となる点です。 もっとも小さなタープを用意すれば解決しそうなので、何か考えようかと... もう一つはフライのスカート。 全周ではなく、前面と背面、側面のドア下がスカートとなっていますが、側面は内側に折り返してある構造。 スカートは、雨が降った場合の止水性能や虫の侵入防止には多少効果がありそうな気がしますが、いかがなものでしょうか? この二つに関しては、ティエラ3の方がよくできているようです。 一時期候補として上がっていたプリムスの「バイフロストH4」と比べれば、大きさはちょっと小さいけどメッシュドアもスカートもあり、快適そうです。 これまた一時期候補だったスノーピークの「アメニティドーム」と比べれば、前室の天井高さや前室とインナーのバランスがmaroの使い方には合っています。 ところでOGAWA CAMPALには少人数用のロッジドームテントとして、このAlbergo23や1サイズ大きなAlbergo34のほかに、ティエラ3というテントがありましたが、こちらも2009年で生産終了となってしまいました。 結構需要はありそうに思うのですがね。 |
失敗! June 19th, 2011 |
梅雨の合間を縫っての久々のキャンプ。若干のあせりの気持ちが失敗を招きました。 テントを立ち上げる時に、ポールがしっかり差し込まれていないうちに持ち上げようとしてしまったのが原因でポールを変形させてしまったのです。 omegaCDで一度失敗をしていて、無理に曲げようとしたり持ち上げようとしてはいけないことを経験的に知ってはいましたが、重いテントだけに思わず力が入りました。 幸いなことに折れてはいないためそのまま立ち上げ、家に帰ってから金槌で広がった部分を叩いて直しました。 廃番品なので、念のため補修用のポールを、2本で1,800円程度で取り寄せてもらうことにしました。 |
手放しました。June 16th, 2019 |
3年ぶりのキャンプ(車中泊)でタープ代わりに使用しましたが、ウレタン防水の劣化(加水分解)がありました。またシームシールの剥がれもあり、雨漏れがありました。 3年間、付属のバッグに入れ1階の天井に近い高さの棚に載せていましたが、普段からあまり風通しも良くなく、地域的に高湿だったことも原因しているのかもしれません。 購入以来10年、このテントはとても気に入っていましたが、防水の劣化の根本的な修理は不可能とのことなので手放すことにしました。 今後は車中泊キャンプ(オートキャンプ場でのキャンプで、寝るのは車中)が増えてきそうですがテント泊も全くしないつもりはないので、後継のテントか新たにスクリーンタープを購入したいと思っています。 |
テントに戻る
このホームページに掲載された文章、画像などの著作権は"maro"にあります。
転載、複写などをされる場合は、あらかじめご連絡いただきますようお願いいたします。 また当サイトへリンクされる場合はご一報ください。 |