皆 子 山 |
未踏の谷・尾根を探訪 みなごやま 971m 京都府左京区 |
2022年11月6日(日)快晴 7:45駐車点→8:55皆子谷入口→10:55山頂→北尾根→12:10ツボクリ谷出合→13:10大トチノ木→ツボクリ谷右俣→14:10尾根上→14:10林道→14:40山頂→東尾根→16:20駐車点(地図、地図) |
皆子山に惹かれて最近4連続で訪れる。今回は皆子谷を始め未踏の沢・尾根を探索。国道367号を北上。花折トンネルを抜けると山里は霧。平バス停南の路肩に駐車。今日は他車なし。最初から沢靴着用。集落を抜け、林道を進むと沿道の紅葉が目を惹く(写真)。陽を受けた紅葉は美しいが朝霧の紅葉も風情がある。先日、南麓の修道院側から皆子谷を目指したが伐採木に阻まれて前進できず。案じていたが難なく進める。林道終点から少し先に目印テープあり(A点)、河原へ下りる。上流へ少し進むと谷入口。入口は狭いが少し進むと開けてくる。地理院地図から予想どおり、急で狭い寺谷と対照的に暖傾斜の穏やかな沢。踏み跡やテープ、道標はなく、沢中を進んだり巻いたりしながら進む。小滝があるが難なく巻ける。登り詰め、水流がなくなると尾根の方へ抜けたくなるが(B点)沢中の溝状地を登り続けると青空が広がり爽快(写真)。趣の良い疎林帯の鞍部に出て(写真)、短時間で登頂。快晴の日曜だがだれもいない。先日、山頂からツボクリ谷への下降をやめた際、北へ伸びる暖傾斜の疎林の尾根に惹かれ、下ってみる。尾根筋は分かりやすく余り迷わず。ヤブはなく進みやすいが樹林の趣は期待したほどではない。総じて暖傾斜だが詰めの沢への下降が急で少し難儀する。ツボクリ谷出合の少し手前、足尾谷に下降。少し左側、ツボクリ谷へ下降した方が良かったか。ツボクリ谷出合にはレスキューポイント掲示板と小ケルンが複数あり。前回遡上したばかりの沢を登る。誘導テープに従い巻道をたどる。小滝の岩壁をロープに助けられて巻くと、沢は穏やかになり、標高700m手前で大トチノ木前に出る。その少し先で沢が二分(C点)。前回テープのある左俣を登り詰め山頂に出たが登りが急。地図で見ると暖傾斜の右俣を進んでみる。おとなしい沢だが植林帯の凡流で期待外れ。尾根への登りは急だが難儀するほどではない。尾根上に出てから再度山頂へ戻り、明瞭な道のある安全な東尾根を下降。登山靴をリュックに入れていたが沢靴で通した。集落前の川で靴を洗い、駐車点へ戻る。皆子山探訪もしばらく休止か。一句「沢詰めて登りし尾根は枯れ木立」⇒トップページへ
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