皆 子 山
自然林の趣の良いお勧めの周回コース みなごやま 971m 京都府左京区
20221015日()晴 7:55駐車点→8:15旧花折峠→9:25西下立山A→10:00三谷峠B10:40尾根取付C→12:15920m点D→12:40山頂13:1514:35駐車点(地図)
1か月前に歩いて惹かれたコースを再訪。前回、気持ちのゆとりがなかったので今回ゆっくり歩いてみる。国道367号「平」付近に良い駐車場がなく、平バス停の少し南の路肩に駐車。ぎりぎり4台駐車可。すでに3台駐車。近畿自然歩道の林道をたどり旧花折峠着。南側の視界が開け、峠らしい雰囲気。石碑あり。登山地図には峠から南西に延びる尾根をたどる登山道があるが道標も登山口もない。土砂のある場所から低いヤブをかき分け斜面に取付くと道が現れ、尾根上に出る。明瞭な道はないがヤブはなく自在に進める。古いテープが点々とあるが地図、磁石で確かめながら進む。植林帯で風情がないが静けさが良い。標高762m点、812m西下立山の手前で急傾斜になり、ロープ頼りに登る。西下立山の先から進路が溝状になる。雑林帯になり、雰囲気が少し良くなる。程なく三谷峠着。下降路は明瞭。小渓流渡渉後、斜面をへつるのにやや難儀。舗装された廃道に出るが出口付近は低いヤブで道標もない。橋を渡り、右の枝道へ。本山南麓、川沿いに延びる林道だが、修道院の少し先から伐採木に埋め尽くされ(地図の赤字部分)、皆子谷登山口へ進めない。林道に入るとすぐに廃屋があり、その脇から尾根端に取付く。テープと道あり。尾根を直登してもよいが道をたどる方が楽。この道は山腹を巻いているのか、少し進んだ所で道から離れ(目印テープあり)、尾根の直登になる。急登が続くが植林帯から趣の良い自然林の疎林帯となり、登り切った819m点の雰囲気は特に良い。暖傾斜の尾根歩きとなり、ヤブはなく自在に歩ける。所々テープあり。樹林越し右手に見える山頂(ドーム状の高み)目指し、半円状に進む。山頂まで自然林が続き、雰囲気が良い。展望は乏しいが920m点で山頂、蓬莱山方向の展望が開ける。思いがけず中年男性と会う。山頂から足を伸ばしてきた人。920mD点に小道標あり進路が2分、文字が薄れ読めない。山頂付近は緩やかな起伏、山頂や進路が分かりにくい。山頂手前の樹林の趣が良い(写真)。見当で進み登頂。樹林の切れ間から武奈ヶ岳を望む。小休止後、12年前訪ねて趣の良かったツボクリ谷ルートで下山を試みる。楽観に反し道標も踏み跡もない。テープを追って急傾斜の支尾根を下降するがテープが見当たらなくなり、沢靴なしでの沢への下降も不安、山頂へ引き返す。山頂の少し南E点に東尾根、皆子谷、寺谷3コースの下降口。道標がないが前回同様、東尾根を下降。風情のない植林中、暖傾斜の下降が続く。道は明瞭でテープもある。終盤急下降になる。降り立つと墓地。登山口道標はないが地蔵の小社あり。すぐ先に寺、橋を渡り坂を登ると国道、すぐに駐車点。一句「暑けれど色づき始めし秋の山」⇒トップページ