皆 子 山 |
足尾谷・ツボクリ谷を遡行、寺谷を下降 みなごやま 971m 滋賀県大津市 |
2022年10月31日(月)曇 9:10足尾谷橋→10:30ツボクリ谷入口A→11:45大トチの木→12:30山頂→寺谷→14:10林道→15:15足尾谷橋(地図) |
2008年4月26日(土)晴 9:00足尾谷橋→10:15大トチの木→10:55山頂→寺谷→12:15林道→13:10足尾谷橋 |
妻子の風邪がうつったようで土日、体調不良。小康状態で最近惹かれている皆子山へ。14年前訪ねて好印象だった足尾谷・ツボクリ谷へ。国道367号を北上、行者山トンネルを抜けて間もなく左折、旧道へ。短時間で足尾谷橋着。少し手前の道の幅広い場所に駐車。足尾谷沿いの道入口はフェンスで閉鎖、「落石・がけ崩れのため通行止」の掲示。フェンス脇から入り進んでみる。道に落石が散乱、荒廃している。左斜面から落石がありそうな気配、気味が悪い。程なく小発電所着。その先、道がなくなり、沢沿い渡渉を繰り返しながら進む。浅い穏やかな沢だが沢靴に履き替える。スパッツのチャックが閉まらず手間取る。要所に誘導テープがあり、それに従いできるだけ沢を巻ながら進む。危険な巻きはない。苔むした渋い雰囲気の沢。両岸の樹林の趣も良い。都市に近い所にこんな野趣あふれる自然が残っているのが貴重。沢沿い小屋を見て程なくツボクリ谷入口着。初めてレスキューポイント掲示版を見る。石積み小ケルンが複数。本流と分かれ、ツボクリ谷を緩やかに登り進む。一帯の雰囲気が良い。標高700m過ぎ大トチの木前着。少し先で沢が2分。地理院地図では右へ進むと暖傾斜のまま尾根に出れそう。未知の沢、尾根へ進んでみたかったが本調子ではなく、無理せず山頂へ直登することに。急傾斜の小沢を詰め、水流が消え、落葉積もる溝中を進む。標高900m辺りからテープが見当たらなくなり自在に進める。左側の急傾斜の支尾根を登ると山頂に出る。軽食後、未知の皆子谷へ(水色→)。山頂から少し南進したところで東尾根、寺谷、皆子谷の3方向に分岐するが道標がなく、地図をよく確認せず見当でテープを追って植林帯を急下降。ロープあり。小沢に降り立ち、テープに従い小さく巻ながら下降を続ける。ジメジメして風情は乏しいが下流部の趣は少しよい。百井川との出合に橋がなく渡渉、林道に出た。小道標で寺谷を下降したことが分かる。少し進むと寺谷橋あり、出合から巻道で橋へ行けるようだった。林道沿い紅葉があるが陽射しがなく残念。旧道を進み駐車点へ戻る。14年前より2時間近く時間が掛かっており齢を思い知る。一句「野趣あふる苔むす沢に紅葉映ゆ」⇒トップページへ
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