雲 谷 山
長い尾根歩きにダレるが山頂のブナ林と展望は良い くもたにやま 786m 福井県若狭町
2022123日()曇→雨 8:50三方石観世音参道入口駐車場→10:45雲谷山道標:登山道入口A→13:00山頂15:55駐車場地図
好天の昨日は家族サービスで山行できず。全国的に下り坂の天気予報だが雪山行がしたく出掛ける。8年前、若狭の名渓:今古川遡行後に登った本山へ積雪期に登ってみたくなる。名神:京都東IC、湖西道路を経て国道367号を北上。路肩は除雪された雪の壁。慎重に走る。国道303号から27号へ入ると、積雪量が減る。三十三間山登山口辺りまでは積雪が多いが、数キロ北の三方石観世音辺りは雪が少なく拍子抜け。海岸近くは雪が少ないのか。国道沿い三方石観世音の大看板に従い右折、参道入口右側に広い駐車場あり。小川沿い舗装道を登る。三方石のいわれは知らないが境内、大石が目立つ。本堂境内にきれいなトイレあり。参拝後、舗装道を少し登ると、若狭自然歩道の絵看板と第1.2.3展望所への道標あり。地図にあるジグザグ道を登る。急斜面だが道は暖傾斜で歩きやすい。最初、積雪がなかったが第1展望所に出ると雪が増え、スノーシュー着用。暖傾斜の登りで第3展望所着。立派な東屋あり。眼前、三方五湖を見晴らすが高度感がない。登るにつれ雪が深くなり、ワカンでは難儀する。松主体の雑林、風情の乏しい中、暖傾斜のスノーハイクが続き、ダレる。かなり進んだ所で本山小道標あり。積雪でよく分からないがここまで自然歩道が整備され、ここから登山道のようだ。以降、山頂まで道標はなく、所々あるピンクテープの方へ進む。自在に歩ける疎林帯ではなく、立木や灌木の間の夏道をたどっているようだ。標高600m辺りからブナなど自然林の趣が良くなる。700m辺りから一帯、緩やかな起伏、どこが山頂か不明。進路も迷うが地図と磁石に照らし、ピンクテープの方へ進む。ピークに登っても山頂表示がなく、リタイヤも考え始めたころ、広い平坦なピークに出、雪面上に山頂小表示確認。眼前、冠雪の山並み、野坂岳方面か。その左に若狭湾。山頂付近のブナ林と山頂からの展望が救い。長い尾根歩きにウンザリしながら往路を戻る。予報では曇りだったが、登頂するころから雨になり、下山時には本降り。ガイド本では往復3時間25分。倍の時間を要し疲れた。⇒トップページ