大峰の最高峰、日本百名山を目指す はっきょうがたけ 1914m 奈良県天川村 
2013112日()曇 8:30行者還トンネル西口→9:15奥駈道出合→10:45弥山小屋→11:15山頂→11:40明星ヶ岳→12:55狼平→13:45弥山山頂→15:50行者還トンネル西口 
10月の3連休、300名山2山登頂、意気軒昂。そのころから歯痛がひどくなり、抜歯。傷が癒えるまで山行休止。連続して台風が通過、天候も不順。11月の3連休、ようやく山行に復帰。天気予報がスッキリしないが大雨はなさそう。沢登りから離れ、普通の山登り。やや物足りない。3年前行者還岳と併せて登った山。6時前、神戸の自宅発。いつもより車が多いが渋滞はなく、無事登山口着。すでに多数の車。駐車料1000円取られる。トンネル西口手前から道標に従い山道へ。しばらく渓流沿いに進む。一帯、すっかり紅葉。渓流を渡り、登りになる。急傾斜の登りが続くが、一息で主尾根上に出る。奥駈道の道標あり。大峰の人気コース、よく整備されている。道中、枯れた疎林が続く。紅葉はすっかり過ぎて、冬枯れの様相。ゆるやかな起伏が続き、快調に進む。眼前、ドーム状の弥山、重量感あり。理源大師像を過ぎ、ジグザグの登り。ハイカーが多く、団体に道を譲ってもらいながら進む。病み上がりの気分、膝も痛むが、どんどん進める。木段、鉄梯子を登って程なく、広い平坦地の弥山小屋前に出る。トイレ休憩中、団体が先行、あわてて出発。先を譲ってもらい、山頂を目指す。台風のためか、山腹一面の樹林が枯れて無残。緩やかに下って登り返し、楽勝で山頂着。金属プレートに百名山の山頂表示、風情がない。遮るものなく、展望が開けているが、薄曇り、スッキリ見えない。大普賢岳の特徴的な鋭鋒が印象的。前回は、引き返し、行者還岳へ急いだが、今回は山頂部を周回。白骨林帯を抜け、緩やかに下り、弥山辻から短時間の登りで明星ヶ岳着。本山山頂より雰囲気が良いが、ハイカーの世間話が耳障り。疎林の本山が痛々しく見える。弥山辻へ戻り、レンゲ道を緩やかに下る。先日、弥山川沿いに登り、狼平からナメリ坂を下った際、樹林の趣が良く、期待していたが期待外れ。狼平避難小屋辺り、雰囲気が良い。河原に降りて軽食休憩。歩く人が少なそうなレンゲ道と比べ、狼平〜弥山のコースは整備され歩きやすい。疎林帯を抜け、白骨林越し本山を見て、弥山小屋へ戻る。すぐ裏の弥山へ登る。社あり、山頂と言うより神社の雰囲気。参拝後、テント泊最適の草原、国見八方睨によるが、薄曇り、展望は乏しい。往路を引き返す。多数いたハイカーは下山してしまい、テント泊装備の数人とすれ違う。山上、紅葉が全くなかっただけに下山後見る紅葉に少し感動。明日の大台ケ原を目指し、トンネルを抜け、国道169号へ下る。車窓から見る紅葉が美しい。⇒トップページ