バニラに関する研究

バニラビーンズの製造


持続可能な簡便なキュアリング方法*

 


 バニラ生豆を収穫し凍結保存します。必要時に解凍しエタノール殺菌した後、ポリ袋に封入して約25℃(あるいは室温)に放置します。このキュアリング処理を開始すると、バニラ生豆中では酵素反応が始まりバニリン配糖体は分解してバニリンになります(▶️生合成のページを参照)。バニラ生豆は緑色から褐色になるとともに良い匂いが出てきます。


(注)*本キュアリング方法における発明技術は特許によって保護されており、Vanilla Laboratory PLUSは本技術の使用が認められています。


キュアリングの経過 


キュアリング開始後


約2週間 


約3ヶ月間 


約6ヶ月間

約6ヶ月間以上・乾燥

Vanilla Laboratory PLUS バニラビーンズのキュアリング過程2weeks



Vanilla Laboratory PLUS バニラビーンズのキュアリング過程3months



Vanilla Laboratory PLUS バニラビーンズのキュアリング過程6months



Vanilla Laboratory PLUS バニラビーンズのキュアリング過程6months&dry

 時間の経過とともに水分が蒸発して形態は細くなります。約2〜3ヶ月間でバニリン配糖体はほとんどがバニリンに変換します(▶️生合成のページを参照)。通常、6ヶ月間でキュアリングは終了です。この段階のバニラビーンズはお菓子作りに使用されます。6ヶ月間以上経過してカラカラに乾燥したバニラビーン中にもバニリンは含まれており、いろいろと活用できます(▶️次ページの利用法を参照)。

 


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