2007年6月2日:シュトゥットガルト郊外


 シュトゥットガルトの郊外に私とかみさんの共通の友人であるMSD氏夫妻が暮らしている(当時)。久しぶりにご夫妻ともに元気にしているかなぁ、というのと、ドイツでの生活ってどんなんだろう、いう興味もあって、訪ねてみた。

 MSD氏とはシュトゥットガルト中央駅のスターバックスで待ち合わせをして、Sバーンで南へ約20分乗ったVaihingenという街に降り立った(写真右)。中心街から約20分だがのどかな雰囲気である。

 駅を降りると、すぐ隣接して、大きな公園がある(写真左上)。公園の向こうに見える家や、周囲の家も東京からすればすべて「豪邸」に見えてくる。毎週土曜日は市庁舎前の広場で朝市が開かれていて、新鮮な野菜や果物を買うことができるそうだ(写真下)。野菜類はここで購入し、ハム類は隣接するショッピングモールで買った。ハムやソーセージのほか、日用品や家電製品なども充実していた。

 

 今回、この時期の旬である「ホワイトアスパラ」の料理をご馳走になった(写真左)。もちろん朝市で買ったものである。グルメなMSD氏なので、ご夫妻で楽しそうにキッチンで料理する姿がさまになっている。茹でたホワイトアスパラとジャガイモにマヨネーズを合え、ハムとサラダを添えたドイツ風(?)の料理のようだ。アスパラの柔らかさとホクホクしたジャガイモでお腹がいっぱいになった。さらにサラミを添えてもよし。デザートは同じく朝市のイチゴですっかりくつろがせていただいた。

 ドイツの生活についても聞いてみた。新築のマンション暮らしで、日本のように靴を脱ぐ習慣がないので、玄関は暗黙の境界でスリッパに履き替える。お風呂場はシャワーのみ冬は寒そう。でも今ではインターネットが普及していて、日本のTVも見られるし、電話もSkypeで安くできるようになっていた。キッチンには日本から持参した炊飯器が置かれていた。日本食材はなかなか調達できないので、実家から米やら味噌やら送ってもらっているそうだ。そして、休みにちょっとフランスへ行ったりできる、というのは何よりも羨ましい。
 

おじゃました時間はわずかだったが、MSD夫妻の元気な姿を見ることができて安心した。

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