2002年7月、わいわいさんが転勤になったので勤めていた会社を辞めて大阪へ転居しました。勤めている間は習い事をする時間がありませんでしたが、たっぷり時間が出来た事ではあり何か習おうと思っていたら、新聞の折り込みチラシにNHK文化センターの募集が入っていました。パッチワークでも習おうと電話をかけましたら2コースあるので、一度見に来て頂いて決めたらとの事でした。それもまどろっこしいな〜と思い、山に行って花を撮るのにどうしたらいいかと思っていたので、取り敢えず写真を習う事にしました。
今思えば、三脚も交換レンズも持ってないのに、初心者コースにも入らず、ベテラン揃いの矢野教室によくも入ったものです。それからというもの、先生をはじめ教室のみなさんに親切にしていただき、写真にのめり込み現在に至りました。
その間に、2005年1月に『カラコルムの山々』写真展(K2・バルトロ氷河)、6月にカンチェンジュンガトレッキングの写真を加えて『白き神々の山』写真展を開催しました。
(愛媛に戻ったので、2011年1月に地元「画夢舎」で『白き神々の山』写真展を開催しました。)
大阪にいるのも、最長でわいわいさんの定年までなので、それまでに大阪で暮した一応の区切りとして、なにか証しになるものをと考えて、富士フイルムフォトサロンに申し込みました。
幸いにも、考えていたのよりも一年早くなってしまいましたが開催させて頂けることになりました。
そして、どうせなら写真展に合わせて写真集も作ろうと思い立ったのが開催4カ月前の事でした。それから写真を選定してニューカラー印刷へ渡し、たたき台の構成をああでもない、こうでもないと差し替え、コメントを書き、やっと出来ました。なにせ初めての事ではあり出版社に持ち込む方法も分からず、時間、余裕もなく、ほんとの自費出版になりました。領価も1500円(2000円でおつりが500円で買って貰いやすいかも・・・)とぎりぎりの値段に設定しました。
写真集は今の私のすべてを出せたと満足しています。ところが、どこか本屋さんとかに置いて貰おうと思っても、自費出版の本屋でさえバーコードが付いてない(出版社が入ってない)のは取り扱えないとの事でした。
2009年1月に開催した富士フイルムフォトサロン大阪では、寒いにも関わらずたくさんの方にご来場いただきほんとうに有り難く思いました。
販売した写真集を見て下さった徳島の山関係の方々が、ぜひ徳島でもと言って下さいました。会場の抽選にもたびたび行って下さったのですが、なかなか思うような時に取れませんでした。わいわいさんが、たまたまシビックセンターのhpを見て6月10日から空いているのを見つけました。一年前からの申し込みなのにキャンセルがあったとの事で準備期間が少なかったのですが、運よく開催する事が出来ました。そして、徳島でもたくさんの方にご来場いただき嬉しかったです。
2010年、愛媛に戻ったのを記念して“精霊の森”写真展を松山で開催する予定でしたが、会場がリニューアルするとかで開催日が決まらず、やっと2011年8月31日から9月5日にフジグラン松山で開催する事が出来ました。そして、期間中に台風にも見舞われましたがたくさんの方にご来場いただき、この写真展も一応の終結を迎える事ができました。この場を借りてお礼申し上げます。
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