2021年  

 

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4月の2


 30日【皿ヶ嶺】花巡り



 今日は町内会のゴミ当番だ。ゴミ収集車が来て、そのあとのゴミ置き場の掃除が済んでから出掛けたので、風穴には12時に着いた。半直登コースくらいまで花を見ながら行って戻り、お昼を風穴のベンチで食べて、上林トンネル北口から天狗の庭に下りて花を見る事にする。

 登山道脇にイチリンソウが咲いているが少なめだ。いつものケヤキのむろにヤマブキソウが咲いている。 ウラベニイチリンソウを写していると、フデリンドウが二輪咲いていた。



 ヤマウツボがいつも見る場所以外にも次々に咲いている。半直登コースの所で数組の登山グループを交わして、12時50分に下り始める。ラショウモンカズラがちらほら咲始めている。チャルメルソウとイチリンソウが苔に咲いている。そして、往きに見たフデリンドウをもう一度見ようと思い記憶を辿るが・・、空が曇ってきたからか、一輪しか見えない。あと一輪は花が閉じてしまっていた。太陽が当たらないと閉じてしまうんだな~。

 風穴の駐車場横のベンチでコンビニ弁当を開けていると、タブレットに「雨雲が接近しています」と通知があった。見上げると空が暗くなっている。急いで車に戻り、車で弁当を食べる。


  それから、上林トンネル北口の手前の広い所に車を停める。一台先客の車が停まっている。13時59分、上林重信林道を歩く。20日に歩いた時に見た赤い花は無くなっていた。ヤマルリソウがたくさん咲いてきていて、青いのや白いのがある。


 ユリワサビやスミレもたくさん咲いている。おいわさんの花調べで名前を知ったツルキンバイが咲いている。 


 その近くに、花の中が黄色一色のが咲いていた、ミツバツチグリかな? 天狗の庭までの道の横にはルイヨウボタンやフタバアオイがたくさん咲いている。女性が2人岩の横に咲いているフタバアオイを「写しやすい」とか言いながら写していて花の名前を聞かれた。


 天狗の庭には、ヤマブキソウがもっと咲いている筈と思うが、天気が悪いから元気がないのかな~。ヤマシャクヤクは良く咲いていた。来るのがあと数日遅かったら散ってしまっていたかもね。シコクナベワリを写す。


 定点観測の倒れた木だが、この下をくぐれたのに沈み込んでいた。ご夫婦らしい方から、ほんの気持ちですと、[一期一会]の携帯ストラップを頂いた。


  ユキザサは20日に来た時と咲き具合は変わらないな~。苔むした岩の上にコンロンソウが咲いている。知る人ぞ知るだった赤い花が群生していた所は花もまばらになり、今の時期はコンロンソウに埋もれてしまっている。15時49分、車に戻り帰路についた。


 26日【石鎚スカイライン~瓶が森林道】



 石鎚山には2017年5月27日笹倉湿原6月2日東稜途中まで撮影行10月10日と行ったっきり足が向いていない。その後、2019年3月に京都で個展の巡回展を開催後、身内のお葬式に出席した後、おっちゃんがインフルエンザに罹ったのか高熱が続き、体調が悪化して階段が上りづらくなった。病院に掛かると、タバコ肺を指摘されたので皿ヶ嶺くらいしか行けなくなった。その後、去年の9月以来、肝臓の検査他で週に3回~1回の通院になる。そろそろ、山歩きもいいですよとの事で、ひとまずドライブでもと出掛けた。

 ドライブなのでゆっくりと家を出て、石鎚スカイラインを走る。一枚目は、11時50分。最初に見える石鎚山の姿だ。二枚目は、10分後の石鎚山、そして12時18分には三枚目の姿に見える。



 12時22分、手前の尾根にアケボノツツジが咲いているのだが見えないね。土小屋に12時35分到着。新型コロナ禍の最中の月曜日、手前の駐車場には車はなく、トイレ横の駐車場は80%というところか。神戸ナンバー、広島ナンバーの車もあるが来ていいのかな~。おトイレと、休憩所は新しくなっていた。いつものコンビニ弁当と定番のベトナムフォーで昼食をとる。休憩所の男性1人、女性2人のグループが、お花の話をしていた。小さいショウジョウバカマと〇〇が一輪とか話しているのだがはっきりとは聞こえない。その人達は瓶が森方面へ車で向かった。waiwai隊は、12時57分に瓶が森方面へ向かう。


 伊吹山の登山口で先の3人組ともう一組が、かがみこんで何やら小さなものを写していた。シラサ小屋の前で石鎚山が綺麗に見えたので撮ろうとしたのだが、車を停める場所がなかった。シラサ小屋は改装工事?をしているようだ。13時21分、子持ち権現と石鎚山を写す。それにしても、ユーホーラインは狭い所もあるので冷や冷やするなぁ。


 どこかの自動車メーカーのCMが流れて来そうな道だ。13時36分、伊予富士方面が見える。アケボノツツジを見にきたのだが、まだ咲いてないのかな~と車を走らせ、トンネルの向こうにピンク色が見えてきた。13時47分、伊予富士の近くのアケボノツツジが咲いている所に着いた。


 先の3人も既に到着していて撮影していた。「先程はどうも、伊吹山の登山口に何か咲いているんですか?」と尋ねると、「ヒメイチゲという小さい花が咲いていますよ」と教えていただく。

 アケボノツツジの咲き具合は、2013年5月8日に写友のひよこさんご夫妻と来た時と同じくらいの咲き具合だ。そうすると、2週間近くは早い咲きだな。良く咲いている木の向こうに伊予富士や、手箱山・筒上山が見える。瓶が森方面だけでは無く、寒風山方面からも次々に車が停まり、見物にやってくる。14時18分に引き返す。



 帰り道の伊吹山の登山口で、先程教えて貰ったヒメイチゲを写す。後は、土小屋の駐車場でミカンを食べていると、パトカーが上って来た。帰路、所々で車を止めて写しながら帰る。


 往きとは3時間余りの差でも太陽の位置で山が違って見える。15時40分、このベンチはコンクリート製なのだが、朽ちてきてボコボコの感じになっている。石鎚スカイラインの入口のおトイレを借りたが、入ると洋式トイレになっていて便器の蓋が自動で上るのには驚いた。


 21日【皿ヶ嶺】



 昨日、上林重信林道を堰堤まで行って、引き返し天狗の庭に下りて花を見た。その時、定点観測の小滝に倒れ掛かっているモミジの新芽が逆光に生えていたのを撮りたいとカメラを持って再度きた。


 天狗の庭には、昨日載せた花以外にも、ワチガイソウ、ヤシャビシャク、フタバアオイが咲いていた。上林重信林道の道端のコンクリートブロックに腰掛けて昼食とした。


 風穴に戻り、13時56分出発だ。ニシノヤマタイミンガサが大きくなっている。ウラベニイチリンソウもぼちぼち咲いてきている。


 カーブの所で団体さんが見えてきたので、ベンチに座って待つ。全員マスク姿で総勢16人だそうだ。通り過ぎたので上り始めると、熱心に花を見ている2人連れとすれ違う。寄生植物のヤマウツボがあちこちに出ている。例年はふにゃとなっているのしか見てないが、出たばっかりの真っ新の状態のに出合った。下りてきた3人連れの方から、今から登るのですか?と聞かれる。登山道脇で毎年見る事ができる赤い花が今年も咲いている。15時にベンチに到着し、ミカンを食べる。


 15時20分、竜神平手前から十字峠経由での頂上方面の登山道に入る。ここのショウジョウバカマも咲いたばかりの時は綺麗な色なんだな。今までは、暫く経ったびろ~んと伸びた時しか見てなかった。尾根に上る途中の道端にウスバサイシン(?)が咲いている。


 15時48分、分岐まで上ってきた。少々のアップダウンで16時4分に乗越に着き、買ってきていたコーヒーゼリーで一休みする。直登コースの赤い花は、まばらに咲いているが、一時より株は少なくなっている。咲き揃うのはもう少しだな。


 ウスバノヒョウタンボクの花を写して、岩の所に群生していたミヤマカタバミを写す。池の方でカエルの鳴き声が聞こえたが、疲れていたので見に行かなかった。15時前に登山道で「今から上るのですか?」と聞かれて以降は誰にも会わなかった。16時47分に車に戻る。駐車場には、ポツンと愛車が一台のみ。

 水の元には、「水汲み」に来ている車が一台だけだった。


 14日~20日 【春の花巡り】 Ⅲ


14日

 おっちゃんの趣味の《waiwai隊のみちあるき》に行っている間に、皿ヶ嶺の花は咲き始めているのかと気になったのでチラッと行ってみる事に。まずは、自分の山から移植したおじ様が畑にいらしたので赤い花を見せていただく。白いのも咲いている。その後、風穴のシロバナエンレイソウを見る。


 定点観測している場所の赤い花と一人静が今年も咲いている。タラの芽を写して、ミツマタを写す。この林間にミツマタを植えたら、写真家は喜ぶのにね。


 イチゴが伸びると、通るのは手強いよね。エイザンスミレの白とピンクが咲いている。ミヤマシキミの花が満開だった。


18日

 《waiwai隊のみちあるき》で見つけたシラユキゲシが一週間経って咲いているかもと行ってみたが、満開とはいかなかった。帰りに松瀬川の<川筋のイチョウ>を見に行く。蛍さんに教えて貰ったので、車を停めて歩いて探す。急坂を上り平坦になった所でにわか雨が降ってきたので植林の葉の下でしのぐ。そして、大きなイチョウが見えてきた。本当に大きい! その横の民家はほとんどが廃屋になっている。家人のいない庭にハナズオウが咲いていた。


20日




 今日は、上林林道の広い所に車を停めて、上林重信林道を歩き、天狗の庭に行き、その後で風穴を回る予定だ。広い所には先客の車が停まっていた。上林重信林道に入ると、下に赤い花が見える筈だが、年々少なくなっているような気がする。そこへは行かず林道を歩いていると、ご夫婦らしい二人が歩いてくる。「数日前にも会いましたね」と話しかけられ、水の元で天狗の庭から下りて来られた方だと気付く。今日は奥様を連れて来たんだな。さて、赤い花は谷側の小高い所に小さな株が咲いていたのだが、その道路を挟んで向かい側の岩の間に写真に撮りやすい株が咲いていた。タチツボスミレ、シコクスミレが咲いている。花の正確な名前は不明だけどね。


 奥の工事はお昼休みのようなので堰堤の所まで行ってみる。引き返して来て、天狗の庭に下りる。小さなフデリンドウを見つけるが、一輪ずつの小さいのしか咲いてない。


 木々の新芽が逆光に生えている。山の知り合いの女性Kさんと、マドンナのNさんに久し振りに合う。ヤマブキソウが少し咲き始めている。


 天狗の庭の赤い花は、株が以前より減っているが、咲いていた。Nさんが、「ユキザサが咲いているかと来てみたけど、一週間前と変わらない。先日、皿ヶ嶺に雪が降ったりして寒かったからかな~」と言っていた。登山者グループが下りて来て、「ヤマシャクヤクとヤマブキソウが咲いているかと思っていたが、まだ咲いてない。」とぼやきながら下りて行った。

 車まで戻り、風穴に寄る。ショウジョウバカマと、トイレ裏に咲いていたヤマシャクヤクを見て帰路についた。