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 14日【陳ケ森・奥善神山】
 水曜日は生協の宅配の日だ。私の病院の診察もたいていは水曜日に決めている。その他、銀行や配達等は出来るだけ水曜日に決めている。今日の用事は生協の宅配だけなので急に思いつき山へ行くと決めた。行先は久し振りの奥善神山だ。

  
 11時42分、上林トンネル南口を少し過ぎた広場に車を停めて出発。6分くらいで上林コース登山口に到着。11日に風穴の登山口で車のロックを確認したら、うっかり忘れていたのが発覚し事なきを得たのだが、今日も急に心配になり、「車はロックしたよね」とおっちゃんに聞くと「記憶がないな〜」との事。こうなったら、確認に戻らないといけないよね。新車になってから便利な事が増えた反面、注意力が減ったのかも・・・。
 おっちゃんが急いで車に戻る。「やっぱりロックし忘れていた」と再び登って来た。約15分のロスで12時4分、陳ケ森へ向かう。


 12時12分、お腹が空いたがここで食べると登る気力がなくなるかもと、陳ケ森までお預けだ。白糸の滝の尾根への分岐を通過。久し振りだな〜。

  
 12時28分、ドコモの鉄塔が見えて来た。12時32分、陳ケ森の頂上に到着し昼食とした。12時50分、遙か向うに見えている奥善神山へ向かう。

  
 東温市側は自然林、久万高原町側は植林の尾根道だ。13時33分、以前には≪前々司(1,253m)≫との標識があったが、今はその標識も朽ちてしまっている善神山から前善神山の分岐を通過する。下りになって、右手に見える植林の伐採跡を過ぎる。

  
 この辺りはおっちゃんが《アナグマ》と遭遇する場所だそうだ。木々の合間から、井内方面が見える。13時56分、元気坂からの分岐、もう少しで奥善神山(うなめご)だ。


 13時58分、奥善神山に到着。おやつのゼリーを食べる。後は、14時10分、14時30分と分岐を通過し尾根道を戻る。

  
 途中のこのブナの木、中央が空洞ながらも生きていて、空洞からドウダンツツジが生えてきているのだ。この東温アルプスの縦走路は地元の《さくら山行会》が手入れして下さっているので歩きやすく有難いな〜、感謝。それでも、アップダウンがあるのでしんどい、皿ヶ嶺だけを歩いていたのではダメだなと思わされた。15時6分、ドコモの鉄塔からは点検路を下りた。15時41分、車に戻った。この縦走路には皿ヶ嶺と違ってあまり花が咲いてなかった。


出会った花








 11日【皿ヶ嶺】
 6日(火)の昼過ぎ、おっちゃんが西予市宇和町にある『愛媛県立歴史文化博物館』で開催中のテーマ展「久万高原町発掘50年の足跡」に行こうと言うので出掛けたが、休館日だった。

 7日(水)は雨で梅雨入り宣言。9日(金)は、すっかり縄文遺跡巡りにはまってしまったwaiwai隊、西予市の《穴神洞穴遺跡》〜《歴史民俗資料館》〜《愛媛県立歴史文化博物館》と回ってきた。

 山に行くのはご無沙汰なので、日曜日だが雨模様なので登山者も少ないだろうと皿ヶ嶺に行った。

   
 10時20分、傘をさして風穴を出発。井戸の青いケシがもう少しで開きそうだ。このまま風穴コースで竜神平へ行こうと思っていたのだが、直登コースの分岐で雨も止んだし・・と、引地山への分岐まで行く事にする。

  
 10時54分、乗越で少し休む。分岐で、この辺りにササユリが咲いていたよねと探すが見当たらなかった。引地山への分岐で引き返す。

  
 若い男女が時々歩きを止めて、男性が女性にいろいろ花等の説明をしながら歩いている。そうか今日は日曜日だったな〜。十字峠への分岐の手前でギンリョウソウが生えていたので話しかけたが、余計なお世話だったかも。十字峠辺りの間伐で日が当たるようになったので、ギンリョウソウは生えているのか見に行くが見当たらなかった。頂上から別の若い男女が、十字峠を真っ直ぐ進むと風穴に行けると頂上で聞いてきたのか「真っ直ぐと言っていた」と言いながら通り過ぎた。時計を見ると12時ちょうどになっていてお腹が空いたので竜神平へ下りる事にした。

  
 12時13分、竜神平のベンチでお昼を食べる。単独男性がのんびりと山の雰囲気を楽しんでいる風なのが印象に残った。12時35分、反時計回りに周回路を歩く。それまで霧はなかったのだが、急に流れてきた。今の時期は白い花が咲いて爽やかさを感じる。

  
 13時7分、分岐を風穴方面に向かう。出たばかりのギンリョウソウの白がまだ汚れていない。尾根道は、所によっては真っ暗な霧に覆われていたりする。


 ベンチの辺りのヤマボウシが咲きだしている。淡々と下りて14時1分風穴に下山した。森林公園には白やピンクのヤマボウシが満開だった。その頃から家族連れの車が次々に上林林道を上って来たのにはビックリした。天気が回復してきたからなのかな〜。水の元の少し下の沢の水を汲んでいるサイクリストがいた、あまりの暑さに水が足りなくなったのか・・・、すぐそこに水の元があるのにね。


出会った花

  

  


 5日【皿ヶ嶺】
 梅雨までの晴れ間、昨日で冬物と夏物の入れ替えが終わった。10日ぶりに皿ヶ嶺に行く事に決まった。


 10時25分に畑の川登山口を出発。10分程の沢の所が綺麗に整理されている。大雨の後は滝のように流れている沢は、水が少ない。そこを横切り上るようになるとマムシ草が生えている。

   
 そのマムシ草の反対側にも斑入りのマムシ草(?)が生えていた。10時58分、分岐を頂上方面に向かう。

   
 おっちゃんが足を止め何か写しているのだが、何なんだろう。よ〜く見ると小さなカエルだ。お天気続きで乾燥しているのに、ギンリョウソウが出ている。湿気が多いので出るんじゃないの〜? 11時36分に頂上が見えた。静かなので誰もいないのかと思ったら単独男性が休んでいた。

  
 日の当たる場所は暑いので、陰のベンチでお弁当を食べる。十字峠の方から、外国人男性と日本人の女性2人連れが登ってきた。その後、二人連れのおじ様と、単独のおじ様がやってきた。「久し振り〜」と挨拶している所を見ると、どうも知り合いのようだ。12時に竜神平へと下りる。今日は石鎚山が良く見えている。月曜日なのに、竜神平には15人は休んでいたが、私たちの知り合いはいなかった。

   
 竜神平を反時計回りに周回路を行く。ここの笹は、枯れたかと思ったのに、よ〜く見ると新芽が出てきていた。分岐を上林峠方面へ。このベンチの後ろの倒木も整理されてすっきりとしている。誰が片付けてくれているんだろうか、有難いものだ。おやつは上林峠の楽しみに下りる。

   
 湿度が低く何処までも爽やかな尾根道だった。新緑の陳ケ森も見える。13時8分、上林峠のベンチでゼリーを食べる。後は、畑の川登山口の車まで上林林道をゆっくり歩く。今日は、ササユリの蕾を所々で見る事が出来た。何日後か、無事咲くのを見る事が出来たら良いな〜。(^_^)


出会った花




 2日【笹倉湿原】
 3月の山岳写真展の時に、5月29日から四国に来て旅行後の6月に石鎚山に行くのだが・・、と話されていた東京の先輩会員の方が来られたので、石鎚山系を少し案内した。せっかく来られたのだから、山岳写真を撮って欲しい。聞くと、今年で年齢が80歳と高齢だが、5月31日には『成就社から石鎚山に登り一泊した』との事なので、笹倉湿原なら大丈夫だろうと決める。

  
 松山のホテルへ6時30分に出向き出発。8時50分登山口、林道歩きから9時11分に尾根道を上がるようになる。おっちゃんは人をお連れする時は、その方に合わせるペースが実に上手い。9時43分、沢を渡る場所で休憩をとる。休憩後出発しようと立ち上がると、女性の声がした。三人組が登って来たが、元気そうなおじ様と女性二人連れだった。再出発後、左手に筒上山が見えている。すぐ先でブナの大木が出てきたので撮影タイムだ。

   
 登山道は以前よりは整備されて、倒木の所も歩き易い。所々に真新しいテープも付けられている。

  
 11時に風呂釜を伏せた所に着く。ここまで来ればもう少しだ。そして、笹倉湿原に着いてびっくり "(-""-)" 水が全然無く、カラッカラの苔だった。季節に関係なく何度か訪れているのだが、こんな景色は初めてだ。休んでいた先着の三人も、私たちも呆然だ。

  
 「こんなに時間がかかると思ってなかった」と先輩会員の言葉。コンビニで買ったおにぎりを車に置いて来たそうで、waiwai隊の助六寿司二人分を三人で食べる。(おっちゃんが2時間と言ったのだが、往復時間と思われたのかも・・) 下山は、往きに見つけておいた被写体を写しながらだ。堰堤の所のコンクリートは流されてしまっていた。

 車に戻り、土小屋に行く。ソフトクリームと笹団子をおごって頂く。土小屋から見える石鎚山・瓶が森を写して、瓶が森へ車を走らせる。先輩の飛行機は最終便だが、遅れたらいけないので瓶が森でのタイムリミットは15時30分だ。冬期の事を熱心に聞いていたので、又訪れる予定なのだろうか? とにかく、今回は他の予定もありの行程なので、花の時期等、そうは上手くはいかなかっただろうな〜。スカイラインを降りていると、朝は見えなかった石鎚が見えていた。『長尾展望所』に寄ると、知り合いのFさんが望遠鏡を覗いていたが、『笹倉湿原が何処か見ていた』と、南の方向を見ていて驚いたのだった。無事、飛行機の時間に間に合うように空港まで送る事が出来た。