2013年     


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 29日【奥善神山】

 去年の5月25日に行った時、シャクナゲが咲いているのと まだ蕾のがあって又来年来るのだと思っていた。雨の日で25日より少し遅く、おっちゃんも都合がつく日となると今日しかなかった。

10:10 登山口  10:21 白糸の滝駐車場分岐
 山に雲がかかっているうちにと思うのだが、なかなか思うようにいかないものだ。銀行のロビーで写真展をやって欲しいと頼まれていたので、その打ち合わせに行かないといけなかった。上林トンネル南口を10時6分、登山口を10時10分に出発。

10:37 陣が森分岐 10:47 
 10時37分に陣が森への分岐に到着。東温アルプスの縦走路を進む。途中で枯木に赤テープがあり、薄い刈り跡があるがこれは何処へ行くのだろう。アップダウンを繰り返し進む。

11:14 遅越三角点  11:26
 11時14分に1253mピークに到着。後は2011年9月10日に白糸の滝林道口から辿った道を逆に行けばいいのだ。激下りを12分程でシャクナゲの咲いてる筈の場所に着くが・・・、ピンクの色がない。去年咲いていた登山道脇の株にも一輪も咲いてないし咲いた跡もないので、今年は咲かなかったのだな。撮ろうと思っていた株も終わりかけの花が3個ついているだけだった。

井内が見える キセル貝 12:6 
 おっちゃんが展望の開けた岩の上にも行ってみるも、咲いてないとの事。仕方なく来た道を登り返す。達成感がないのでなおさらきつい! 1253mp−クでおにぎりを食べる。この辺りで写すものはないかとうろうろしていて、枯木に巻貝を見つけた。山の上に巻貝?! ≪帰ってネットで検索すると、どうもキセル貝のようだ。≫

12:23 うなめご 12:25 
 おっちゃんはそれでも元気に奥善神山まで行ってくると縦走路を歩いて行った。

【waiwai記】
 昨年の6月28日に『うなめご(奥善神山)』まで足を延ばした際、タヌキ(?)がトコトコと山道を降りて来たのだが、ひょっとして今回も遭えるかも?相棒は『やなぎの下いつもどじょうはおらぬ』ならぬ、そうそう『山道にタヌキは出て来んじゃろう』と、内心思っている筈。

 12:29 奥善神山 東温アルプス
 縦走路にはアップダウンが付き物である。しかし、1253mピークから“うなめご”までは一度のアップダウンで着く。最低鞍部からの登り返しの場所に差し掛かった。前回、ここをトコトコと降りて来た“タヌキ”と顔を合わしたのだが、今日は気配はない。“うなめご”のピークは、縦走路から少し南にある。ピークは木に囲まれているので展望は利かないが、縦走路分岐の辺りは左右(北方の東西方向)が望める。

  
 縦走路を降りていると、前方から小動物がトコトコ・・。近付いて来た。アップで撮ろうとズームインの一枚目。次いで二枚目は、足元まで近付いて来たのでズームアウトが間に合わずカシャ。その途端、フラッシュにびっくりして目が合った。一瞬の間の後、一目散に笹の中へ隠れたのは一体何者?帰宅後、画像を見直すとタヌキと思っていた動物の顔に違和感あり。タヌキにしては面長である。結局、“ニホンアナグマ”にそっくりであった。

ギンリョウソウ キランソウ タニギキョウ ホウチャクソウ
 防虫ネットをかぶり座って待っていると、おっちゃんが嬉しそうに帰ってきた。カメラの画像を見せてくれるが、動物の二枚目は何なのか状況が分からなかった。(^_^;) 今季初めてのギンリョウソウ、キランソウ、清楚なタニキキョウ等を写しながら下山する。

テンナンショウの仲間13:26 陣が森分岐竜神平上空を旋回するヘリコプター13:54
 13時26分に陣が森分岐、陣が森中継所から、取り付け道路をゆっくり歩く。突然ヘリコプターが飛んできて旋回を始めた。竜神平を旋回しているようだ、そう言えば前にもひよこさん達と尾根道で撮影していた時にうるさく旋回していたな〜、訓練しているのだろうか。登山口に13時54分に帰着。目的のシャクナゲは残念だったが、おっちゃんの目的は達したようで良かった。


 26日【石鎚山】


 今年の冬こそは、厳冬期の石鎚山を撮影しようと思っていたのに、11月に左腕を骨折するというアクシデント・・・。これも、少し休めという事と受け止めてリハビリと家でブラブラしていたが、半年経ってやっと全快の兆しだ。皿ヶ嶺だけじゃなく、そろそろ石鎚山だなと決める。
9:12 駐車場より 9:20 登山口 ミツバツツジ
 なまった身体と心、登山も写真も早立ちが鉄則という事も忘れてゆっくりの土小屋を9時20分の出発となった。登山道のアケボノツツジは散った花びらのみ、見上げるとミツバツツジは咲いていた。

9:57 第二ベンチ  
 9時57分に第二ベンチに到着。休んでいた人が「半分くらいですかねぇ」と言うので、おっちゃんが「いや〜、三分の一か、四分の一かも」と言っている。東稜分岐の手前から東稜にアケボノツツジのピンク色が見える。ヤマシャクヤクも良く咲いていたが、おっちゃんはカメラを忘れてきたので、私の携帯を貸してあげた。携帯ではいまいち写らない。

 二の鎖元 10:55 11:12
 ここは相当崩落しているな〜。10時55分二の鎖元に到着するも、遅い私を待っている間に休んだとかでおっちゃんは早くも出発。第二ベンチで休んだだけなんだけど・・・(*_*;  北壁が見える場所でカメラマンとすれ違うも、しんどくて下を見ているので誰だかね。おっちゃんが“のんびり山歩さん”でなかったかと聞くが分からなかった。巻き道の階段で“風雪ながら暮らしさん”と遭遇する。のんびりさんが来ていたとの事なので、さっきのはやっぱりのんびりさんだったのだ。

頂上付近のガスが晴れてきそうなのだが、仕方がない。正しいカメラマンは、昨夜から来て暗いうちから登っているのだ。(^_^;)

11:31 天狗岳 二の森方面 石鎚コザクラ
 11時31分に頂上に到着。まず頂上社に参拝。天狗岳のアケボノツツジがよく咲いている。この時期は初めてなので私にしてはだが・・。天狗岳にカメラマンが三脚を立てているのが見える。Fさんらしきカメラマンと女性のカメラマン(Yさんかな)だ。天狗岳に向かう信者さん、山ガールを数枚写す。残っているフイルムを使い切って撮影は終わり。なんと言うやる気のなさだろう。

 14:14 下山 くっきり見える石鎚山
 お握りを食べて、西稜にも行ってみたが、まだイワカガミはチラホラしか咲いてない。それより、株がないような気がする。盗掘されているんじゃなかろうか・・・、まさかね、でも・・・、土だけになっているような・・・、思いすごしならいいんだけど。12時30分に下山開始。東稜分岐でコーヒーを飲む。14時14分に下山しソフトクリームをたべる。朝は雲に隠れていた石鎚山がくっきりと見えた。半年ぶりの皿ヶ嶺以外の登山が無事出来た。これからだんだんと体力をつけて復帰しようっと!!


追記
20日 渓流釣り

 私が、京都のひよこさんちで泊めてもらい、奈良の写真クラブの例会に出席したり、入院している友人のお見舞いをしている間に、おっちゃんが渓流釣りで釣ったアマゴ。



 13日【皿ヶ嶺】
【waiwai記】
 前日から九州の知人が石鎚界隈へ来ていた。今日は皿ヶ嶺を歩きたいということなので同行することとした。昨日案内していた人は同行出来ないようなので、ご一緒することとなる、集合場所の東温市役所前に相棒と出掛けた。市役所で「東温アルプスガイド」を入手し、風穴へ向かった。

9:46 登山口 ラショウモンカズラ  竜神平 11:0
 風穴で“ヒマラヤのケシ”の状況を確認して、総勢7名で出発である。登山道わきに咲くスプリングエフェメラルをコンデジで熱心に撮るのは、オジサン・オバサンたちである。もう、10時前なのだが、今日は月曜日。相棒が花の名を紹介しながらゆったりと歩き、ベンチで小休止。昨秋、ツキヨタケを食べに来たムササビの顛末や、登山道わきで入手した“トンビマイタケ”の話などを紹介しながら竜神平に着いたのは、11時だった。

石鎚山が見えた 頂上 11:29 十字峠 11:59
 九州からの知人は、15時過ぎにJRで帰着の予定なので、2時頃には温泉に案内の予定だそうだ。竜神平にあるナシの花も綺麗に咲いている。「昨日登った石鎚が見えますヨ」と、話しながら辿る。知人は「石鎚を案内して貰った方から紹介してもらった花は、だいたい見る事が出来た」とのことだった。頂上へは11時半に着いた。木陰を見付けて昼食である。

コイワカガミ シコクカッコウソウ ヤマシャクヤク
 帰路は、十字峠経由で、直登コースを採った。こちらのコースを登りに使っている“ジジババ”登山者の目的の花は、誰も一緒なのだ。そして、目的の花達の競演である。今日同行のジジババ達は皆、自然をこよなく愛する人達で、清々しいハイキングを楽しめた。


 9日【皿ヶ嶺】
 おっちゃんは朝の用事があったので、ひよこさんご夫妻の車で水の元に行く。用事をすませたおっちゃんとは竜神平辺りで落ちあう予定だ。

風穴登山口 10:6 ヤマブキソウ シコクカッコウソウ 10:24
 私達は水の元から天狗の庭を歩く。6日の撮り残しを撮る予定なのだが、3日しかたってないのに丁度良かったヤマシャクヤクは終わりに近づいている。暫くして ひよこさんのカメラの電池が無くなりそうになり、予備の電池を違う所に入れていたとかで走って水の元に下りて行った。おっちゃんが車で通りかかった時に上手い具合に水の元で会ったとかでトンネル口まで車で来て、神の庭に下りて来たのですごく速かった。私達3人は予定通りに上林峠経由で階段を登る。尾根道に上がった辺りで、おっちゃんから携帯で連絡が入った。

【waiwai記】
 朝の所要が終わり、風穴まで車を走らせていると前述の事態に遭遇したのだった。相棒三人組は、撮影山歩きなので時間に余裕があることを見越し、私は直登コースから、花の偵察を・・と目論みだ。ロープに守られた赤い花の群落は見事に咲きそろっていた。皿ヶ嶺行ではしばしば会う男性が立ち止っていた。また、縦走路手前のお花畑の群落は、芽が出始めたばかりだった。その群落も、以前と比べ随分と小さくなっていた。

イワカガミ 10:38 10:43 分岐 弱肉強食
 縦走路の崖部に咲く可憐な赤い花も蕾を付けていた。今日は頂上を目指さないので、十字峠手前から竜神平を目指す。淡々と歩くのみだが、竜神平の手前に大きな鳥の羽が登山道上に散らばっていた。山中を歩いていると、時々、このような争いの跡に出合う。竜神平では、草刈り機の音がしていた。ここで相棒に連絡を取った。上林峠からの階段を上がり切った辺りだという事だ。ここは、竜神平を反時計回りに辿ることとした。そして暫らくで撮影隊と出会った。

竜神平 10:51 分岐 11:2 
 上手くおっちゃんと出会った。お二人はブナを撮りたいと長い階段を上がったので「思い切り撮って下さい」と言い、waiwai隊は尾根道をぶらぶら歩き竜神平の分岐辺りで待っていた。この尾根道で一時間位を費やした。

 いつもの枯木 12:10 シコクスミレ
 ベンチの所でもコーヒーを入れて二人を待つ。

 ヤマルリソウ 
 ベンチからダラダラと下る登山道脇に赤い色が見える。結構咲いているんだな♪ シコクスミレ、ヤマルリソウ、ワチガイソウ、イチリンソウ、ヤマブキソウなどがずっと咲いている。

ヤマウツボ   13:30 下山 
 寄生植物のヤマウツボも見られる。そして、今日の最後のポイントである木の上のヤマブキソウを撮って13時30分に風穴に下山した。うどん屋で昼食をとりお二人は京都へと帰って行った。


 6日〜8日【撮影行】

6日 天狗の庭

  
 関西方面に出掛ける時にはいつもお世話になる、写友のひよこさんご夫妻が京都からやって来た。いつもは昼ごろには着くように来るので、昼からなら天狗の庭に行こうと思っていたのだが、今回は夕方になるとの事だった。16時30分頃に来られたのだが、日が長くなっているから今からでも行けるだろう・・と出掛ける。最短のトンネル口から天狗の庭に下りる。今まで皿ヶ嶺には何度か来たのだが、季節が天狗の庭の花が終わった頃だったので案内出来なかったのだ。

 その時間でも森には充分に光が射して、かえって良い具合だった。


7日 小田深山

  
 渓流の撮影にはちょっと天気が良すぎるが、おっちゃんは渓流釣りが出来るしと小田深山に行く。雲ひとつない青空の下での撮影となった。くもりなら少し待てばいいんだけどね。それでも、晴れならではの新緑の映り込みなどもあり、まあまあかな! おっちゃんもマスやアマゴを釣ったので夜のおかずの一品になった。

8日 瓶が森

 子持ち権現 
 アケボノツツジを求めて石鎚スカイラインを走るが、岩黒山方面にピンクの色はない・・・。仕方なく伊吹山、瓶が森方面に車を走らせる。お二人は瓶が森は初めてとの事なので氷見二千石原を歩き白骨林を撮ったりする。去年の11月3日に面河に行った帰りに瓶が森に寄り夕景を撮ったのだが、その時に忘れた手袋を回収する。フリースだからなんともなってなかった。なんで分かるのと言われたが、自分が撮った場所は覚えております。(^^ゞ

 子持ち権現の鎖を下から見て、シラサ山荘に引き返してコーヒーを飲む。伊吹山のブナでも撮ろうと思っていたのだが、マスターから瓶が森林道の伊予富士を過ぎた辺りのアケボノツツジが7分咲きとの情報を得て、又瓶が森林道を走る。やっと、まあまあのアケボノツツジがあったので案内した甲斐があったというものだ。帰りに道の駅木の香でアイスクリームを食べて帰った。明日は皿ヶ嶺の予定だ。