2012年      


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 12日【白猪の滝】
 おっちゃんが昼前に用事から帰り、どこか撮影に行くか? と言うので、週末に雨が降ったし、紅葉の時期に白猪の滝の撮影に行ってないので行く事になった。白猪屋のおでんでお昼も済ませれるし。

12:8 伐採中の為 立ちいらないでの標識 12:18 有料駐車場
 平日でも白猪屋が開いているかどうか心配だったが、紅葉の時期だもんね。無事、おでんを食べて無料駐車場に車を停め出発。4、5台車が停まっていた。林道を乳母車を押している女性と二人の若い女性が下りてきた。若い女性の1人が赤ちゃんのお母さんで、乳母車を押しているのが女性のお母さんなのか。杉の葉や枝が散乱している林道を赤ちゃんを乗せて乳母車を押して上がるのは大変だったろうな。上に駐車場があるのを知らなかったんだな。

 10分程で白猪峠への登山口に着く。『木材を搬出中です。危険なので立ちいらないで下さい。』と注意書きが立ててある。上の有料駐車場には2台(1台は駐車場の持ち主のかも、帰る頃には5台になっていた)停まっていた。

 12:30   
 そこからの遊歩道は杉などの枯れ枝がちゃんと掃かれていて、小滝が見える所の木が切られて見通しが良くなっている。22分で白猪の滝に到着。正面から、右から左から、下がって上部とおっちゃんは忙しい。私は横から2枚写しただけ。

 最大の収穫は、レンズを仕舞っていてこの間から失くしていたクローズアップレンズを、カメラバックのレンズを保護する板と底の間の隙間に入れておいたのを思い出して見つけた事だ。(*^。^*)


 8日【小田深山渓谷】
 ひよこさん達を5月には案内したのだが、秋の小田深山もいいのよと決めた。

  
 平日だから混んでないだろうとゆっくり支度をして出掛ける。小田スキー場から少し走った所あたりからカメラマンの姿が見えてきた。小田深山山荘横の駐車場になんとか停めれて撮影に出掛ける。
 この前は上流方面を歩いたので、今回は下流方面の遊歩道を歩く。途中で渓流に下りて撮影。

  
 waiwai隊はある程度写して先に行っているからと別れる。遊歩道の終点まで行き、少し撮影後に戻るとひよこさん達はまださっきの場所で写している。熱心だわ〜!! 小田深山山荘の横で買ってきた弁当を食べる。観光バスで来たたくさんの観光客で賑わっていた。

 帰路、大木のある撮影ポイントで撮影。道の駅でコーヒーを飲んで、フイルムの残りを使ってしまおうとポイントを捜すがなかなか良い所がない。廃屋のイチョウと紅葉を写してやっとフイルムを使いきる事が出来た。お二人は夕方、京都に帰って行ったが良い写真は撮れただろうか。


 6日〜7日【皿ヶ嶺】
 この時期の皿ヶ嶺撮影の為に昨年(2011年10月31日〜11月1日)に引き続き、すっかり皿ヶ嶺と愛大小屋のフアンになった ひよこさんご夫婦が京都からやってきた。今年2回目(9月20日〜21日)の愛大小屋泊りだ。

 昼前に我が家に到着。コンビニでお昼の弁当を買って、水の元のベンチで昼食を食べる。今回も9月と同様に畑野川コースで竜神平まで登る。畑野川コースの沢の一ヶ所で撮影後、愛大小屋に到着。忘れたらいけないので、まずは宿泊料金4人分2000円を箱に入れる。それから、三々五々それぞれの撮影場所に向かう。ひよこさん達も何回も皿ヶ嶺に撮影に来ているので、お気に入りの場所があるのだ。

 おっちゃんが、愛大小屋に残り夕食に使う食材を出していて、焼酎を忘れたと私に追いついてきた。14時〜16時までが撮影タイムと決めていたので、おっちゃんが「2時間あったら下りて、コンビニで買って帰ってこれるな〜、行ってくるわ」と言い出す。登る前のコンビニで焼酎を買おうとするひよこさんのご主人を「持ってきていますから」と制していたのに、ペットボトルに入れたワインだけではねぇ〜。という訳でおっちゃんは足早に上林峠へ下りて行った。

 登山道に落ちる落ち葉を写そうとスタンバイして靄を待っていたのだが、なかなか上手くいかないものだ。16時が近づいて来たのでひよこさんのご主人が写しているあたりに行き合流して愛大小屋に16時頃に戻る。それから少しでおっちゃんが焼酎を買って登ってきた。御苦労さま!<(_ _)>  後は、暗くならないうちに寝る用意をして夕食の準備だ。いつもは、簡単なもので済ませるのだが、今回は寒くないように鍋の用意をしてきた。食前酒のワインで乾杯し、鍋パーティ、おっちゃんが買ってきた焼酎がなかったら、こんな和やかなパーティにはならなかっただろうな。お餅も焼いて入れるし、最後にはひよこさんが持ってきたアルファ米を入れておじやにして完食した。後は、焼酎がなくなるまで歓談し就寝した。

 頂上 7:20 7:28 十字峠
 朝5時に起き出したが、竜神平に朝日が射す気配はない。朝食のコーヒーにパンを食べ、私達撮影隊がいつものように竜神平の周辺撮影に出掛けた後、後片づけを終えたおっちゃんは頂上へ行ったみたいだ。おっちゃんが写した昨日の画像はなぜか消えてしまっていたので、7日の朝からの写真しかない。7時20分に頂上、7時28分に十字峠、7時37分に愛大小屋に戻っている。私達撮影隊が戻り、8時36分に下山開始。

7:37 竜神平 8:36 竜神平出発 
 上林峠へ下山する事にする。上林峠への長い階段はひよこさん達は初体験だ。

上林側のベンチ 陣が森を望む 9:23 上林峠でNPO法人の方々と会う
 こちらのベンチは後ろの木が倒れたりしていて写しにくいな〜。

 上林峠が近づいて来ると、声が聞こえてきた。そして、峠のベンチの所で大勢の人達と会う。NPO法人の方達で、やっと関係機関の許可が下りたので、皿ヶ嶺の竜神平を昔のように花が咲き乱れる湿原に戻すのだとか、しばらくは掘り返したりするのでビックリされるとは思いますが・・・と言っていた。



【古岩屋】
12:20 古岩屋 不動明王 12:50 
 皿ヶ嶺から下山後、古岩屋の国民宿舎で昼食をとり、周辺の撮影をしようと上林林道を久万高原町方面に向かう。国民宿舎は団体が入っているとかで、一般の人はお断りとの事。仕方なく、ふるさと村の中の食堂で昼食とした。

  
 昼食後、古岩屋に戻り撮影。一般観光客に混じってわりにカメラマンがたくさん来ていた。翌日は小田深山に行く予定なので早めに切りあげ、さくらの湯に入湯して帰った。


 3日【面河渓谷】
 【waiwai
 昨年11月に、面河本谷の復旧第一期工事が終わったという事で訪れたのだが、先日『第二次工事が10月中に完了した』との情報を入手したので、訪ねたのだった。しか〜し、その顛末は以下に記します。

11:40  
 昨日は、寒風山の霧氷見物に朝早くから出掛けたのだが、今日は出発は遅くても大丈夫。ダイジョーブなのだが。国道33号線を面河へと向かう軍艦岩の信号で、前を行く車が殆ど面河方面へと曲がって行く。これは一体どういう事?悪い予感は当たってしまった。面河渓谷へと、車の列は続いていたのだ。面河の国民宿舎前の駐車場手前の関門で、駐車場整理の警備員に止められてしまった。ちょっとした、ささいなトラブルはさておき、ザックを背負っての出発は10時半になってしまった。“渓泉亭”で少し早い昼食(八彩ランチを注文)とし、面河渓へと向かう。

 相棒は、面河渓遊歩道あたりで撮影に専念するというので、小生のみ、面河本谷古道へと行く。遊歩道から先へは、ずっと人は少なくなる。カメラマンが三脚を立てているのだが、皆、デジカメのようだった。

11:57 12:0 12:10
 昨年は、11月の末だったので紅葉は終わっていたようだったが、今年は丁度いぃ時期なのかも?が、彩りはイマイチの感。良く整備された渓谷沿いの路は、暫くで通行止めの標識に出合う。事前に入手した情報では、“第二次整備でこの先の工事が10月中に完了”している筈。その新設された路を見付けられない。
 昨年と同じ場所に立て看板があるではないか?

 実は小生は今年に入って、この看板を無視して左岸の路を辿っていたのだった。梅雨の合間を縫って、入渓したのだ。目的は“あまご”だった。釣果はまずまずだったが、本谷の渓相にはいたく感激した。そして、大型の獣の白骨が横たわっている傍を歩いて“ゆりあげ”の手前までの遡行で引き返して来たのだった。昨年来、この路を辿っている理由は、“あまご”だけでは無い。その昔、そう、スカイラインが出来る前の時代、『日和下駄で石鎚へ登った』猛者が見たと、同じ光景を見たいのだ。

  
 しかし、整備されている筈の路を見付ける事が出来ない。ここから右岸に渡渉するのか?暫らくウロチョロするも、そんな形跡も見当たらなかった。今回は引き返す事が賢明・・との結論だ。

  
 結局、小生が“あまご釣り”で辿った左岸の路とは違って、右岸の高巻き路が“ゆりあげ”まで整備が進んでいるものと想定する。それには、渡渉点の特定が必要なのだ。その渡渉場所も何個所か、可能な場所があった。その特定は後日としよう。尚、小生が参考にしたサイトは、
コチラ→

 遊歩道まで引き返すと、相棒がカメラを仕舞って歩いて来たところだった。コーヒタイムと紅葉見物を終わっても未だ何か消化不良の我々は、スカイラインへと車を走らせた。目的地は、瓶ヶ森駐車場だった。そのスカイラインで降りて来る車の多さに驚くのだった。

 瓶ヶ森から見る石鎚の夕暮れは、朱く燃えているようだった。撮影を終えると、スカイラインのゲートの閉門時間を過ぎていたので、帰路は林道経由で、帰宅は10時過ぎになってしまった。


 2日【寒風山】
 10月24日は今期一番の寒気と言う事で、紅葉に霧氷を期待して寒風山に裏から行ったのだが、空振りだった。そして、待ちに待った寒波が来て『大山が初冠雪』したとの事なので“いざ、寒風山へ”っと、決めた。

旧寒風山トンネル口 6:42 峠までの紅葉 桑瀬峠 7:30
 6時42分にトンネル横の寒風茶屋の駐車場に着く。稜線より少し下まで雲に覆われているので、霧氷が付いているかどうかは判らない。車が2台停まっていて、1台は若い男女の登山者で早々と登って行った。もう1台から男性が出てきた。和歌山の人で、昨日は瓶が森林道を走ったがガスの中だったそうで、昨夜は車で寝たとの事。私達が先に出発したのだが、軽荷のようなので道を譲る。途中で携帯に電話があったようで「笹ヶ峰まで行く予定でしたが家に用事が出来たので、早めに帰ります。寒風山トンネルが通行止めだったのでどう走ったら早いかな〜」と聞かれたので、「通行止めは旧寒風山トンネルなので、下に走ると新寒風山トンネルがありますよ」と、おっちゃんが答えている。7時30分に桑瀬峠に着く。

霧氷  
 桑瀬峠はガスに覆われているが、霧氷が出来ているように見えなかった。あ〜あと思ったが仕方ない。登っていると、薄い霧氷が見えてきた。よかった〜! と、急に足取りが軽い。和歌山の男性も、思わぬ霧氷に感激していた。だんだんと霧氷がびっしりと付いてきて、残っている紅葉にも着いている。

  アキノキリンソウについた霧氷
 しか〜し、ここで私がカメラを出すと、目的の場所で良い場面に会えないかもしれないと、おっちゃんのコンデジに任す。あ〜あ、帰りには霧氷も融けてるだろうな〜。

 苔にも! 
 頂上が近づいて来たが、まだガスに巻かれている。あ〜、ここでも撮りたいと思うが・・・、難所が待っているので先を急ぐ。

急ぐ 8:42 一瞬の晴れ間 9:4 
 今期、所属している日本山岳写真協会の写真展に出す写真が撮れてないので、それを目指しているのだ。下りる所のロープも霧氷が付いていて、手袋をしていても冷たい。ようやく岩が見える所に下りてきた。一瞬、青空が来たのだが・・・、カメラを出す前だった。おっちゃんは、カシャっと・・、やっぱりフイルムカメラは即効性がないわね。(*_*; 

 いろいろ、場所を移動したいが、いつガスが晴れるかもしれないし、道が細くて身軽に移動出来ない。その間にも身軽なおっちゃんはあっちに行ったり、こっちに行ったり。まあ、動いていて貰わないと「寒い、寒い」と言い出すからな〜。

  13:9 下が見えて来た
 昨日、大川嶺で捜したけど見つからなかった“クローズアップレンズ”、この前ここで置き忘れたような気もするので、おっちゃんに偵察がてら下に行って捜してきてと頼む。下のマユミも霧氷で綺麗だろうな〜と思うが、ここを離れる事が出来ない、身体が幾つも欲しいわ・・・。スタンバイしている場所の足場が悪い上に、いつガスが上がるか分からないので、上を見上げていて首・肩が痛くなってきた。ちょっと足を入れ替えようとしてザックに当たり、ザックが笹原を転がって行ってしまった。ちゃんとチャックを閉めておいたので中身が散乱しなくて良かった。苦労して引き上げる。

 おっちゃんが帰って来たが“クローズアップレンズ”は無かったそうだ。本人でないから捜すの無理だわね。それにしても、この頃無くすものが多い。

伊予富士方面が見えてきた  這い上がる 13:29 落ちた霧氷
 目的の場所に着いてから4時間後に、やっとガスが上がり始めて下が見えてきた。その時には私のフイルムは無駄に使ってしまい、目的の山岳写真に使えそうなシチュエーションになった時には、フィルムの残りはなかった。('_') 今からフイルムを入れ直しても遅い。まあ、13時過ぎだから霧氷は融けて落ちてたので、諦めもつくけどね。

戻って来ました 13:46 頂上には誰もいません 14:6 
 13時46分に頂上付近まで戻り、やっと昼食をとる。それ程太陽が照った訳ではないのに気温が上がり、霧氷は融けつつあった。

どんどん下りて行きます  すっかり晴れました
 伊予富士方面、岩峰、振り返って寒風山が見えている。

桑瀬峠 14:52  15:25 下山
 14時52分に桑瀬峠に着くも、風があるので寒風茶屋でコーヒーにしようと休まず下りる。15時25分に下山。旧寒風トンネル横の寒風茶屋には車が数台停まっていた。その後、続けて15台以上の車が瓶が森林道から来た。平日なのに多いな〜と思っていたら、国道に出る所で愛想の良いおばさん(失礼)が頭を下げている。工事で通行止めの時間帯に引っ掛かった車だったんだな。


 1日【皿ヶ嶺】

 皿ヶ嶺の錦秋には会えてないので あまり天気が良くないが出掛ける。

上林トンネル口 9:19 峠までの登山道から皿ヶ嶺 上林峠 9:28
 上林峠から行く事にして、トンネル南口を9時19分に出発。上林峠は9時28分に通過。

階段を登り切る 落ち葉のじゅうたん 
 長い階段を上がりきると、男女2人の登山者が休んでいた。登山道は落ち葉の絨毯だ。それぞれの木の葉が下に落ちて、登山道の色はいろいろで綺麗。

 松山方面は晴れてる所も 10:50 愛大小屋
 曇り空の下で、東温市方面の雲の切れ間の下だけに日が当たっているのが見える。尾根道や竜神平への道などをウロウロして、10時50分に愛大小屋に着く。4、5人の男女が来ていた。少し早いが弁当を食べる。

12:0 分岐を畑野川へ下りる 畑野川登山口に下りる 12:0 トンネル口に戻る 12:18
 畑野川登山口方面に下りる事にした。昨日の雨で谷の水量は少し多いようだ。12時丁度に畑野川登山口に着き、上林トンネル口まで林道を歩く。

道路脇のオブジェ  ヒノキの実生 松の実生
 林道脇のコンクリートに草や木が生えてオブジェのようだとおっちゃんが写している。まだ昼過ぎだし、何処かへ行くか? とおっちゃんが言ってくれたので、この前から接写レンズが無くなっているのを考えていたら、大川嶺辺りでリンドウを写した時に置き忘れたのかも・・・と思うので、この時とばかりに晩秋の風景も悪くないし〜と、行って貰う事にした。結局、接写レンズは無かった。(*_*;

 道路脇の普段は写す気持ちにならないごちゃごちゃと灌木が生えている場所も、靄が出てると何ともいえない風景になり、何枚かは写せた。私が撮影している間に、おっちゃんがヒノキや松のこばえを写している。